ハッカ油スプレーの作り方!活用方法と自家製に必要な材料・手順を紹介!

ハッカ油スプレーの作り方!活用方法と自家製に必要な材料・手順を紹介!

ハッカ油スプレーは爽やかなミントの香りのスプレーです。拭き掃除やにおい消しなどさまざまなことに利用できます。手作りハッカ油スプレーは材料もシンプルなうえに作り方の手順も簡単です。初めての人でも覚えやすいハッカ油スプレーの作り方を紹介します。

記事の目次

  1. 1.ハッカ油スプレーとは
  2. 2.ハッカ油スプレーの作り方【材料】
  3. 3.ハッカ油スプレーの作り方【実践】
  4. 4.ハッカ油スプレーの作り方【注意点】
  5. 5.ハッカ油スプレーの使い方
  6. 6.ハッカ油スプレーを使うときの注意点
  7. 7.ハッカ油の活用方法【マウスウォッシュ編】
  8. 8.ハッカ油スプレーを生活に取り入れよう

ハッカ油スプレーの使い方

出典:unsplash

ハッカ油スプレーは汎用的に使えます。ミントの香りが好きな人はもちろん、清浄さを保ちたい空間に使うとよいでしょう。アイディア次第で活用の幅が広がります。

使い方①マスクスプレーとして

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

マスクが蒸れるように感じるほか、マスクをするとにおいが気になるときは、マスクを着用する前にハッカ油スプレーをひと吹きしてみましょう。香りが強すぎてしまうことがあるため、少量を肌に触れないマスクの外側に霧吹きするのがおすすめです。肌に触れる可能性があることから、アルコールに弱い方やハッカ油の刺激に弱い方は注意が必要です。

使い方②拭き掃除の仕上げ

Photo byErikaWittlieb

ハッカ油スプレーはキッチンの床やテーブルの拭き掃除の仕上げにも使えます。霧吹きで広く噴霧してから乾いた布で拭き掃除をしましょう。アルコールの効果で油膜が落ちやすくなり、ミントの香りが清潔感をプラスしてくれます。木製家具や樹脂、ゴム製品は変質や変色がしないか確認してから使うのが無難です。

使い方③におい消し

Photo bycocoparisienne

ミントの香りやアルコールには揮発性があるため、瞬間的ににおいを消したいときに活用可能です。掃除の仕上げなどに使うとよいでしょう。ただし、長持ちはしないため、におい消しとして都度使うことをおすすめします。

使い方④ファブリックスプレー

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普段着用するシャツの襟もとや、クッションなどに軽く吹き付けておくと、ほのかにミントの香りが残ります。特にシャツの襟などにつけておくと、アルコールの気化熱とともにミントの冷涼感が得られるため、夏場の体感温度を下げる効果があると考えられています。

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使い方⑤虫よけ

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窓辺などによって来る虫などを避けたいときは、ハッカ油スプレーを網戸にこまめに吹き付けるとよいでしょう。メントールの忌避効果で虫が寄りにくくなります。ただし、すべての虫に忌避効果を発揮するとは限りません。また、ハッカ油はポリスチレンを溶かす可能性があるため、網戸の材質には注意してくださいね。

ハッカ油スプレーを使うときの注意点

出典:写真AC

ハッカ油スプレーは霧吹きに入れてシュッと一吹きするだけで、さまざまな利用方法があり、便利に使えます。しかし、使う際には注意しないと、思わぬ怪我や事故になる可能性もあります。注意点を踏まえ、安全にハッカ油スプレーを活用しましょう。

注意点①体に直接吹き付けない

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無水エタノールやハッカ油自体は肌に触れても大丈夫ですが、粘膜に触れると強い刺激を感じることがあります。小さな子どもやアルコールにアレルギーを持っている人は注意してください。マスクにつける場合は、肌に当たらない側につけます。虫よけ効果を狙うときは衣服につけてください。

注意点②家具などに吹き付けない

Photo byErikaWittlieb

エタノールやハッカ油の成分は、濃度によっては木製家具につくとシミになることがあります。無垢材には注意し、目立たない場所でシミができないことを確認してから使いましょう。ゴム製品やポリスチレン製品はエタノールやハッカ油の成分で劣化が早まるほか、溶けてしまうことがあります。直接スプレーがかからないようにしてください。

注意点③除菌や消毒代わりには使わない

出典:pexels

無水エタノールは除菌効果があるとともに、消毒液として使われていますが、ハッカ油スプレーにはその効果がありません。紹介したレシピではエタノールを精製水で希釈しているため、アルコールが持つ除菌や消毒効果はなくなっているからです。そのため、除菌効果や消毒効果を狙う意図でハッカ油スプレーは使わないでください。

ハッカ油の活用方法【マウスウォッシュ編】

フリー写真素材ぱくたそ

ハッカ油スプレーを都度作っても、なかなかハッカ油が減らないことがあります。ハッカ油スプレー以外にも活用できる方法を、試してみましょう。市販品よりもマイルドな使い心地のマウスウォッシュなどは普段使いに便利です。アルコールが入らないレシピのため、アルコール特有の辛みが苦手な方にもよいでしょう。

マウスウオッシュの材料

【1日分(約250mL)の量】

  • 重曹(食品添加物):小さじ半分
  • 水道水:250mL
  • ハッカ油:1~2滴

おすすめ重曹【シリンゴル重曹】

シリンゴル重曹 2kg

参考価格: 936円

出典: Amazon
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シリンゴル重曹は、食品添加物として販売されている重曹です。粒子が細かく、水に溶けやすいように作られているためマウスウォッシュ作りに最適です。ナチュラルクリーニングにも使えるため買い置きしておくとよいでしょう。

マウスウォッシュの作り方

Photo byPhotoshot

  1. 300mLほど入る蓋つきのガラスボトルに材料をすべて入れる
  2. かくはんしたら完成

手順は思った以上に簡単ですね!

マウスウォッシュの使い方

Photo bygeralt

手作りマウスウオッシュ1回分80mL程度をグラスに注ぎ、歯磨きの後に口に含んですすぎ洗いをするだけです。使いかけの分は冷蔵庫で保管し、1日で使い切りましょう。使う前に都度よく混ぜてから使ってください。今回紹介したレシピの分量は、3回程度使える量です。

マウスウォッシュの効能

Photo byNatureFriend

ハッカ油は口の中をすっきりさせる効果があり、口臭を抑える効果が期待できます。また重曹の研磨作用で、歯のくすみを落とす効果があるとされます。重曹は、酸性に傾きやすい口の中を中和する働きがあるアルカリ性です。中和によって虫歯のリスクを減らせると考えるとよいですね。

ハッカ油スプレーを生活に取り入れよう

Photo byivabalk

ハッカ油を希釈したハッカ油スプレーは、霧吹きに入れて拭き掃除やにおい消し、虫よけなどいろいろな場面で使えておすすめです。材料は簡単に手に入り、手軽に手作りできるため、ぜひ作って普段の生活に取り入れてください。便利なハッカ油スプレーをどんどん活用してみましょう。

たがめかめの
ライター

たがめかめの

40代主婦、手作り作家としても活動しているwebライターです。料理・ハンドメイド/DIY・楽器演奏など趣味だけは増えていきます。

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