万華鏡の作り方③本体を組み立てる
本体にミラーシステムを組み込む
先に作ったミラーシステムを、トイレットペーパーの芯にはめ込みます。きっちりはまっているので、特にテープなどで固定する必要はありません。
覗き穴パーツで筒の片方をふさぐ
次に覗き穴のパーツを、本体の片方にセロハンテープで取り付けます。これで本体部分の完成です。
セルを本体に取り付ける
本体の後ろ側にセロハンテープでセルを取り付けます。これで万華鏡が完成しました。
まわりを装飾する
最後に周りを好みの色紙やテープで飾り付けましょう。見た目は大事です。覗き穴の部分は、厚紙と同じサイズの黒い紙を上から貼ります。
中を覗いてみましょう
ここで作った万華鏡はミラーの代わりに銀色の折り紙を使ったので、写真のような見え方になりました。手作りならではの風合いです。もっと本格的なものを目指すのであれば、やはりアクリルミラーを使って手作りすることをおすすめします。
万華鏡の作り方<アレンジ>
万華鏡の基本的な作り方をマスターしたら、少し変わった万華鏡も試してみませんか?セルの部分にかんたんなアレンジを加えるだけで、見え方がぐっと変わりますよ。変わり種の万華鏡を2つご紹介します。
オイル万華鏡
オイル万華鏡は作り方を先にご紹介しましたが、オブジェクトをオイルに浮かべた万華鏡のことです。オブジェクトがオイルの中を浮遊するので、万華鏡をくるくる忙しく動かさなくても、模様の変化を楽しめます。ゆっくりと模様がゆらめいていく様子は、なんともいえない不思議な光景です。
ビー玉万華鏡
こちらのビー玉万華鏡はオブジェクトのいらない万華鏡です。セルを取り付ける部分に、セルの代わりにビー玉をはめ込んでいます。ビー玉には大小さまざまな大きさがあるので、筒の大きさにあったビー玉を用意しましょう。ミラーシステムをしっかり作れば、本格的なものになります。
ビー玉万華鏡を覗くとこのように見えます。ビー玉はまわりの景色を広く取り込んで映し出すので、景色がオブジェクトの代わりになるのです。ぜひ手作りして周りの景色を覗いてみてください。景色が万華鏡模様に変化して楽しいですよ。
まとめ
かんたんに手作りできて、実はとても奥深い万華鏡。材料と仕組みの組み合わせ次第で、無限に楽しみが広がります。牛乳パックやペットボトルを使ったリサイクル万華鏡は、小学生の自由研究におすすめの題材です。ぜひ自分だけの作品を作って楽しんでみてください。
出典:筆者撮影