花の刺繍の作り方!初心者でも簡単にできる刺繍の手作り手順を解説!

花の刺繍の作り方!初心者でも簡単にできる刺繍の手作り手順を解説!

花の刺繍はステッチや使う刺繍糸によって全く印象が変わります。刺繍で作れる花には種類がたくさんありますが、今回は初心者でも簡単にかわいい花の刺繍が作れる作り方をご紹介します。図案を使っていないので、すぐに始められる刺繍です。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.花の刺繍の作り方①レゼーデージーステッチ
  3. 3.花の刺繍の作り方②フレンチノットステッチ
  4. 4.刺繍をする時の注意
  5. 5.まとめ

花の刺繍の作り方①レゼーデージーステッチ

小花や小さい葉を表現する時に使うレゼーデージーステッチを使ってかわいい花の刺繍を作っていきます。今回は刺繍枠を使って作っていますが、使わなくても花の刺繍は作れます。強く糸を引っ張りすぎると布にシワが寄ってしまう原因になりますので、気を付けましょう。

必要な道具

  • 刺繍糸
  • 刺繍枠
  • 糸切りバサミ
  • 布切りバサミ(必要あれば)
  • チャコペン(必要あれば)
使用する布が大きすぎると刺繍しにくいので、大きい布は切ってから使いましょう。図案はないので、チャコペンは必要ありませんが、花びらの大きさを揃えたい場合は布に印を描いておくと便利です。
※「花の刺繍の作り方」でご紹介する全画像は「写真AC」の画像を使用しています。

花の作り方

(1)刺繍糸の束から糸端を見付けてつまみ、40cmくらい引き出して切ります。刺繍糸はゆっくり引き出さないと絡まってしまいますので、気を付けるようにしましょう。刺繍糸は6本の束になっていますので、1本ずつ一度解いてから使いたい本数にまとめます。

(2)6本の束になっている刺繍糸の束を一度解いた糸を使用した方がふっくらときれいに仕上がります。6本の糸から2本引き抜いて使用することを、刺繍糸の「2本どり」と呼びます。針の穴の部分に刺繍糸の端を通します。針に糸が通らばければ、糸通しを使いましょう。

(3)花の中心から針を裏から出します。糸が出ている所から花びらにしたい大きさで布をすくいますが、針目の大きさは自由に変えましょう。針の左側から糸を引っ掛けます。引っ掛ける糸の向きをそろえるようにすると、花の仕上がりがきれいです。

(4)針を抜いて、糸を引き締めると花びらの湾曲ができ上がります。強く糸を引き締めすぎると花びらになりませんので、気を付けましょう。自分の好きな大きさの花びらになるまで、糸を引き締めて下さい。花びらの湾曲を固定させるために、花びらの頂点に小さく1針縫います。

(5)全部で8枚の花びらを作っていくのですが、花の形を丸くしたいので、バランスを見ながら花の刺繍をしていきます。対角的に花びらを刺繍していくとバランスよく花の刺繍ができるのでおすすめです。前の花びらの大きさを見ながら、花びらが同じ大きさになるように刺しましょう。

(6)対角的にレゼーデージーステッチをしていき、十字を作りましょう。十字を作ったら、間にレゼーデージーステッチを作るようにすると、バランスよく花の刺繍を作れるのでおすすめです。刺繍枠を使って布をピンと張った状態で刺繍すると仕上がりがきれいになります。

(7)8枚の花びらの刺繍ができあがりました。糸の始末は、裏側の糸の中を2~3cmくぐらせてから切ります。裏側をきれいに始末すると表側もきれいに仕上がります。花の刺繍は簡単にできますので、かわいいワンポイント刺繍をたくさん作って練習しましょう。

(8)8枚の花びらの間に違う色の刺繍糸を使って花びらを増やしました。花びらを増やすと刺繍にボリュームが出ます。色や花の大きさを変えると印象が変わります。刺繍には間違いや失敗はありません。失敗してもそれが味になります。針を持つ時間をどうぞ楽しんでください。

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花の刺繍の作り方②フレンチノットステッチ

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