頭痛のときは控えたい飲食物・嗜好品
①赤ワイン
アルコール全般は体の調子が悪いときには控えるべき物ですが、その中でも赤ワインはポリフェノールが豊富なため、摂取することで血管が拡張・収縮を繰り返し、頭痛を引き起こす原因になるといわれています。頭痛の症状がある時にワインを含めたアルコール類は控えましょう。
②喫煙
タバコなどの喫煙による頭痛は、タバコに含まれるニコチンが原因といわれています。ニコチンは交感神経を刺激し、興奮させたりすることで血管の収縮を繰り返すことで、片頭痛・群発頭痛を引き起こす因子になるといわれています。
③チョコレート
チョコレートには、「チラミン」という成分が含まれています。チラミンには血管を収縮する作用があり、血行の流れが変わる影響で頭痛を誘発するといわれています。チョコレートの種類によっては、赤ワインと同様ポリフェノールが含まれていることがあるため、頭痛のある時は控えたほうがいいでしょう。
④スナック菓子
スナック菓子にはグルタミン酸ナトリウムが多く含まれています。グルタミン酸ナトリウムは、スナック菓子以外にもカップラーメンやうま味調味料などにも含まれ、たくさん摂取すると血管を拡張する作用があります。例えばスナック菓子やカップラーメンばかりの偏った食生活をしても頭痛の原因のひとつとなるため、食べ合わせやバランスを気をつけるようにしましょう。
頭痛に効く食べ物(栄養素)
①ビタミンB2
ビタミンB2は不足すると疲労感や貧血、肌荒れの原因になるといわれ、成長促進にも欠かせない栄養素です。ビタミンB2は細胞に作用し、細胞の機能を正常化させるはたらきがあるといわれています。また、ビタミンB2には片頭痛の発生を抑える「セロトニン」という脳内物質を増やす効果があるといわれ、セロトニンは精神の安定や頭の回転をよくしたり、体内で自然に精製される精神安定剤といわれています。
②マグネシウム
マグネシウムは、神経のはたらきを安定する作用があるといわれているため、頭痛全般の症状を和らげる効果が期待されます。頭痛以外にも生活習慣病の予防にもなるといわれています。
頭痛に良い栄養素は「ビタミンB2」と「マグネシウム」ね。次は頭痛に効く食べ物をレシピと一緒に紹介するわ!