置き配はとても便利
宅配便で送られてきた荷物を、玄関先や指定の場所に非接触で届けてもらうサービス「置き配」。Amazonや楽天市場などの大手通販サイト、日本郵便などの運送会社などで利用できます。不在時やとっさに玄関先に出られない時でも荷物の受け取りができ、配達員の負担軽減にもつながる便利なサービスです。
「置き配」ってどんなときに使えるの?
近年注目を浴びる「置き配」はこんな時に利用できる便利なサービスです。
- 体調不良や感染症流行時
- 不在時や手を離せない時
- 自宅以外の場所で受け取りたい時
体調不良時や感染症流行時
宅配便の配送時に「置き配」を指定すると、非接触での受け取りが可能になります。体調不良時でも安心して食品などの宅配を頼めますね。また不特定多数の人と接する配達員と顔を合わせる必要がなくなるため、感染症の流行時には非接触にすることで、感染リスクを下げることができます。
不在時や手を離せない時
「不在がちで通販を気軽に頼めない」「お風呂に入っている最中で出られなかった」そんな経験はありませんか?そんな場合も置き配指定しておけば大丈夫。再配達をお願いしなくてすむので、配達員の負担軽減にもつながります。
自宅以外の場所で受け取りたい時
オートロックのマンションに住んでいるなど、ドアの前まで配達員が来れない場合もあるでしょう。そんなときは駅やスーパーなどに設置されている宅配ロッカーも選べます。通勤途中や買い物帰りに受け取ることができますよ。
「置き配」指定してみたい!どうやって使えばいいの?
そんな便利な置き配ですが、どうやって指定すればいいのでしょうか?使い方をみてみましょう。
注文するときに指定
Amazon、楽天などは注文時に置き配を指定することができます。チェックを入れるだけなので簡単ですね。ドアの前・宅配ボックス・メーターボックス・町中の宅配ロッカーなどが選べます。
受け取る時に指定
クロネコヤマトでは受取先に「宅配便ロッカーPUDOステーション」を選択できます。クロネコメンバーズに登録後、専用サイトやアプリから選択するだけ。駅やスーパーなどで見かけることが多くなった宅配便ロッカーなら、仕事帰りやお買い物ついでに受け取ることができますね。
郵便局に依頼書を出して指定
日本郵便では、配達郵便局にあらかじめ「指定場所に関する依頼書」を提出しておくことで、ゆうメールやゆうパックなどの荷物を玄関先、車庫、物置などの指定場所に配達してもらうことができます。一度届けを出してしまえば毎回その場所に届けてくれるので、とっても便利です。ただ書留などサインが必要な荷物には使えません。
それでも置き配は少し不安…。次ページではどんな対策がとられてるのかなどを見てみましょう。
出典:筆者撮影