砥石の徹底研究！種類・用途からおすすめ商品まで詳しく解説！

グラインダーとは、機械に取り付けた砥石を高速回転させることで対象物にさまざまな加工をする機械です。グラインダーの種類にはディスクを替えて使うディスクグラインダーや精密な作業向けのハンドグラインダー、机に固定して使う卓上グラインダーなどがあります。ここでは、汎用性が高くDIYで使いやすいディスクグラインダーについて解説します。

ディスクグラインダーは、ディスクを替えることで金属の切断からサビ落とし、磨き上げまでひとつで何役もこなせるすぐれものです。ディスクの大きさが10cm～18cm程度と大きく、機械でパワーもあるため、広範囲の磨き上げでも苦に感じません。ディスクの大きさはグラインダーによって決まっているため、グラインダーに合ったディスクを選びましょう。

ディスクグラインダーで使われるディスクには、金属などの切断に使われる切断砥石やコンクリートなども切れるダイヤモンドカッター（ダイヤモンドホイール）、金属を研削するのに使われる研削砥石、作業のしやすいオフセット砥石などがあります。ディスクは他にも、サビ落としや塗膜剥がしに使われるカップ型ワイヤブラシ、木材にも使えるサンディングディスクなどもあります。

ディスクグラインダーは、それぞれ使えるディスクの大きさが決まっています。サイズだけでなく、回転数などきちんと合うように作られています。違う大きさのものを使うとグラインダーに干渉するだけでなく、暴走したり、ディスクが破損して思わぬケガに繋がる可能性があります。きちんと大きさと目的に合ったものを使うようにしましょう。

使う目的に合わせたディスク砥石の穴にグラインダーの回転するでっぱりの部分を入れ、専用レンチを使ってしっかり留めます。誤作動を防ぐために、必ず電源を抜いてからおこなってください。切断や研磨のときはあせらずに対象物をなでる感覚で少しずつ行いましょう。あまり力をいれすぎると砥石の破損やグラインダーが暴走するなど危険なので気をつけてくださいね。

ディスクグラインダーはDIYで使う分には問題ありませんが、業務で使うときは資格がいるほど危険なものあります。グラインダーを使うときは服装にも気をつけてください。基本は長袖長ズボンに革手袋をするようにしましょう。ネックレスやパーカーの紐などは巻き込まれる可能性があるので注意しましょう。また、ゴーグルや粉塵マスクをすることで顔も守れます。

水砥石、油砥石、グラインダーの三種類の砥石についてお話ししてきました。それぞれ特色があり、番手や素材などに合わせて正しく砥石を使うことで、何倍も作業が楽に、そして仕上がりがきれいになります。その一方で、道具の破損や思わぬケガなど危険がともなうことも多いです。準備をしっかり行い、安全に楽しいDIYライフを送ってくださいね。