ソネングラスの作り方!おしゃれで写真映えする中身のアイデア例も紹介

ソネングラスの作り方!おしゃれで写真映えする中身のアイデア例も紹介

ソネングラスとは蓋部分にソーラーパネルが取り付けられたランタンです。SNSに映えるだけでなく、作り方が簡単で空き瓶を再利用できるエコなハンドメイドです。今回はソネングラスの作り方や中身のアイデア例を紹介します。楽しくハンドメイドしましょう。

記事の目次

  1. 1.ソネングラスとは
  2. 2.ソネングラスの作り方
  3. 3.ソネングラスにおすすめの中身アイデア
  4. 4.まとめ

ソネングラスとは

出典:筆者撮影

ソネングラスとは、空き瓶の蓋にソーラーパネルを取り付けたエコな照明です。昼間ソーラーパネルに貯めたエネルギーを、夜は瓶を介して優しく灯します。燃料を使用しないため、子ども部屋にも安心して使用できるほか、キャンプのお供にもおすすめです。

ソネングラスの由来

Photo byFree-Photos

ソネングラスは南アフリカで生まれました。ある企業が南アフリカの貧しい地域の雇用と健康的な生活を目的に、ソネングラスを作るプロジェクトを立ち上げます。それが成功し、ソネングラスは世界的な人気商品になりました。現在では、ソネングラスのおかげで現地の人々は仕事を得られたうえに、エコな照明を利用できています。

ソネングラスはおしゃれアイテム

Photo byFree-Photos

ソネングラスの優しい光に魅かれる人は多く、SNSにおしゃれインテリアとしてたびたび登場しています。ソネングラスの中身は自由にカスタマイズできるため、オリジナリティあふれるインテリアになります。見た目のスタイリッシュさから、プレゼントにもおすすめです。写真映えするだけでなくエコアイテムでもあるため、喜ばれるでしょう。

ソネングラスは手作りできる

出典:筆者撮影

一見難しそうなソネングラスは、実は簡単に手作りできます。手作りにおすすめなのは透明で大きい蓋つきの瓶です。光を広範囲に灯せるので、あえてペイントなどはせずそのまま利用するとよいでしょう。キャンプなどに持っていくと重宝します。

ソネングラスをいくつか作って、その光だけで過ごす夜もすてきです。

ソネングラスの作り方

※本パートで使用されている画像は、すべて筆者撮影によるものです。

今回は穴開け加工など難しい工程のない、画像いちばん右のソネングラスの作り方を紹介します。100均のソーラーライトは販売されているソネングラスに比べると点灯時間は短いですが、加工がしやすいためおすすめです。点灯しなくなったときは備え付けの電池を交換すれば長く使えます。

材料

ソネングラスのハンドメイドに必要な材料です。

  • 瓶(蓋つき)
  • 100均のソーラーライト
  • マニキュア(黒)
  • 瓶の中に入れるアイテム(カプセルトイやドライフラワーなど)
蓋つきの空き瓶を用意しましょう。蓋は窓付きにすると難しい加工(カット)を省け、簡単に作れます。

必要な道具

  • はさみ
  • つまようじ
  • マスキングテープ
  • ピンセット
このほかに、使い切りタイプの瞬間接着剤を用意しましょう。つまようじやピンセットは微細な部分を調整するためのアイテムです。用意しなくてもハンドメイドできますが、あればより精緻な作品に仕上がります。

作り方①ソーラーライトを解体する

100均などで手に入れたソーラーライトの傘の部分と本体を分けましょう。今回傘の部分は使用しませんが、ほかのハンドメイド(一輪挿しや手作りライトなど)に利用できるため、残しておくのがおすすめです。電球の色を暖色系にしたい場合は、電球部分に茶色の油性マジックかオレンジ色のマニキュアで色を塗りましょう。

作り方②蓋にソーラーライトをつける

汚れないように、新聞紙などを敷いてから作業しましょう。

空き瓶の蓋(内側)の中心部分にソーラーパネルがくるように設置します。黒い部分に瞬間接着剤を塗って(爪楊枝でのばすとよい)、瓶の蓋に取り付けましょう。瞬間接着剤を使用した場所では白化現象(周りが白く粉っぽくなる)が起こります。

作り方③ペイントする

蓋の透明部分は黒いマニキュアか黒い油性マジックで色を塗りつぶしますが、パネル部分は塗りません。蓋の色をそのまま活かしたい場合は、枠部分をマスキングテープで覆います。マスキングテープはペイントが乾く前に取り除いたほうが仕上がりがきれいです。しっかりと乾燥させてから次の工程に進みます。

作り方④瓶に飾りを詰める

ピンセットなどを使って、瓶の中にお好みの飾りを入れていきましょう。カプセルトイや濃い色のドライフラワーの位置を意識して配置するとSNSでも映える作品に仕上がります。季節やそのときの気分にあわせて模様替えをするのも楽しいですよ。苔など植物を入れる場合は呼吸用の穴をいくつか開けましょう。

⑤蓋をしっかりと閉める(完成)

最後に瓶の中身がこぼれないよう蓋をしっかりと閉めます。中身が映える位置か確認をしてください。晴れた昼間のうちに太陽光を集めましょう。充電ができているか、パネル部分を手で覆って確認しておきます。

ソネングラスにおすすめの中身アイデア

出典:筆者撮影

ソネングラスは中に入れるアイテムによってイメージが大きく変わります。また、特別お金をかけなくても中身は簡単に模様替えできます。SNSに投稿されているおしゃれなソネングラスの中身を参考に、イメージを膨らませましょう。

①ドライフラワーを入れる

ソネングラスの中に入れるもので、いちばん気軽に飾れるのはドライフラワーです。庭やベランダで育てた季節の花を入れて楽しむのがおすすめです。タンポポの綿毛のドライフラワーは、ワンランク上のソネングラスに仕上げてくれます。

②水や切子を入れる

ソネングラスに色水を入れたり、江戸切子や琉球ガラスなど繊細な模様のグラスを入れて光の屈折を楽しんだりするのもおすすめです。ソネングラスの柔らかい灯りに癒されます。

③季節のアイテムを詰め込む

夏は星の砂・シーグラス・貝殻、冬は白い砂・雪だるまの人形を入れるなど、季節にあわせたアイテムを入れて光を灯しましょう。ソネングラスの優しい光とお気に入りのアイテムですてきな時間を過ごせます。結婚式に使用したアイテムや子供の作品など思い出の品を入れるのもおすすめです。

④アクセサリーを入れる

ソネングラスに真珠や宝石などの宝物を入れるのもおすすめです。宝飾品の美しさがSNSで映えるのはもちろん、インテリアのアクセントにもなります。小さなピアスなどは紛失予防にもなりますよ。ベッドサイドに置くとおしゃれでスペースがすっきりと、一石二鳥です。

⑤貯金箱にする

ソネングラスに海外の硬貨を入れてオブジェにするとおしゃれです。また日本の硬貨を入れて貯金するのもおすすめです。例えば、目標を決めて500円貯金をして瓶に貯まっていくのを眺めながら、どこへ行くか、何を買うか、家族と話すのも楽しいでしょう。

⑥ミニチュアアイテムを入れる

ソネングラスにミニチュアアイテムを入れて飾るのもすてきです。ミニチュアアイテムはカプセルトイでもかわいいものがあります。たいへん人気なため100均でも特設コーナーが設けられていますよ。また、プラバンや粘土などを使ってアイテムを手作りするのもおすすめです。

⑦瓶の中に世界を作る

ソネングラスの中をひとつの世界にして、物語のようなオブジェを作るのもおすすめです。粘土などで人形や家を作ったり、隙間をドライフラワーやウッドパッキンなどで埋めたりするとよいでしょう。ハンドメイドが苦手な方は、アイテムを100均やカプセルトイなどで調達するのもおすすめです。

⑧果物を入れる

柑橘系の香りは夜のリラックスタイムにおすすめです。レモンをスライスし、ハーブなどと一緒にソネングラスに入れましょう。ただし、太陽光に当てて充電するため、生ものは長期利用できません。その日のうちにハーブティーやレモネードなどにするとよいでしょう。使用後は瓶をきれいに洗います。

⑨ステンドグラス風にする

ソネングラスをステンドグラス風に仕上げるのもおすすめです。例えば、プラバンにマジックで絵を描いて吊るしたり、ガラス絵の具でソネングラスに直接描いたりできます。プラバンもガラス絵の具も100均で調達可能です。

⑩テラリウムにする

苔と光は相性がよくインテリアに映える組みあわせです。苔の栽培キットを活用すれば素人でも簡単にテラリウムは作れます。緑と光を楽しみながら、静かな夜を過ごしましょう。

まとめ

Photo bycongerdesign

ソネングラスは蓋つきの瓶とソーラーライトがあれば簡単にハンドメイドできます。デジタル機器の光に疲れを感じたときは、ソネングラスの優しい光だけで静かな夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。

捨てるのは待って!空き瓶をリメイクしたおしゃれアイテムを10個紹介!のイメージ
捨てるのは待って!空き瓶をリメイクしたおしゃれアイテムを10個紹介!
空き瓶は使用しないとゴミになりますが、少し工夫をするだけで、すてきなインテリアになるのをご存知ですか。空き瓶と自宅にあるアイテムや100均アイテムを使って空き瓶をリメイクし、おしゃれ空間を作りましょう。この記事では簡単な作り方やリメイクアイデアをご紹介します。
rachel
ライター

rachel

DIYやハンドメイドが大好き、作る系の記事はもちろん、日常生活の「楽しい」や「便利」を発信していきたいです。

関連記事

記事ランキング