バンガーリメイクとは
ハンガーリメイクとは、ハンガーをかわいらしくデザインし、リメイクすることをいいます。100均の針金ハンガーに毛糸を巻くだけで「もこもこハンガー」ができますよ。短時間でできるDIYなので、気軽に挑戦してみてください。
毛糸の巻き方
用意するもの
- 針金ハンガー
- 毛糸
- リボン
- 接着剤
- はさみ
巻き方
作り方をみながら、作業を進めましょう!
作り方①巻きはじめ
針金ハンガーの矢印の位置に、毛糸を引っ掛けてください。毛糸が固定されるので巻きやすいです。毛糸を巻きつける位置に、少しずつ接着剤を付けます。接着剤を付け過ぎると、毛糸が硬くなりやすいので気をつけてください。下敷きや新聞紙を敷いて作業すれば、接着剤が机に付着する心配がありません。
作り方②巻きつける
矢印のようにくるくると毛糸を回転させて、針金ハンガーに巻きつけていきましょう。巻きがゆるいと、ワイヤーの部分が露出してしまったり、毛糸が垂れ下がったりしてしまいます。ワイヤーに毛糸をきつく巻きつけるのが見栄えがよくなるポイントです。
作り方③巻き終わり
針金ハンガーのフックの先端まで毛糸を巻きつけたら、矢印の位置まで巻き返します。巻き終わったら、針金ハンガーの矢印の位置に毛糸を引っ掛けて、きつく結んでください。結び方がゆるいとほどけやすいので注意しましょう。結び目が目立たないようにはさみで毛糸を切ります。
飾りつけ
そのままでもシンプルなデザインで素敵ですが、ハンドメイドは飾りつけでオリジナリティを表現できますよ。今回はリボンを結びました。毛糸の結び目がある位置に飾りがあれば、結び目を隠せます。余った毛糸を活用してみるのも、よいアイデアです。
ハンガーリメイクのアイデア集
アレンジ①布を巻く
ハンガーリメイクは、紐状に切った布でもアレンジできます。布の色はハンガーごとに統一しなくても、カジュアルでおしゃれに見えますよ。余っている布があればDIYに使用しましょう。
ハンガーの布の色がひとつずつ違っても、色のトーンをあわせると統一感がでます。ハンガーの色が統一されていると、クローゼットの中がおしゃれな雰囲気に変わるでしょう。ほかのインテリアにもあうように意識してみてください。
アレンジ②布紐を編み込む
布紐を使って、ハンガーに編み込むアイデアもあります。布紐は100均でも購入できます。着なくなった服がある人は、布紐から作るとエコにもなりおすすめです。編み物が得意な人はぜひ挑戦してみてください。
アレンジ③リボンを編みこむ
ハンガーにリボンを編み込むアレンジも人気です。例えば、ピンクと白のリボンならエレガントに仕上がります。青と白でクールさを演出しても素敵ですね。巻くだけのリメイクより少々難しいですが、編み込みデザインが好きな人は挑戦してみてください。
アレンジ④ビーズを通す
ビーズを針金ハンガーに通すアイデアもあります。針金ハンガーにビーズを通すだけでできるので、作り方はとても簡単です。針金ハンガーの捻ってある部分をほどき、ビーズをワイヤーに通しましょう。ビーズが通し終わったら、針金ハンガーをきつく留めてください。ビーズの色を統一した順番に通してみると、きれいなデザインのビーズハンガーに仕上がりますよ。
アレンジ⑤ハンガーの形を変える
針金ハンガーの形を変えてみると、さらに個性がでますね。ハンガーのワイヤーは手力だけでも変形が可能です。かけるものにあわせて、自分好みの形に変形させましょう。
アレンジ⑥ソックブロッカーを作る
「ソックブロッカー」とは、靴下が型崩れしないように干すための道具です。針金ハンガーを曲げるだけで作れますよ。ソックブロッカーの形でも、トップス用のハンガーと同じようにワイヤーに毛糸や布紐を巻くだけでおしゃれにアレンジができます。
アレンジ⑦花を飾る
ハンガーに服を掛けずに、鑑賞用として楽しむアイデアもあります。例えば、針金ハンガーに茶色の紐を巻いてみてください。枝のようなデザインに仕上がります。造花をたくさんつけて、ナチュラルな雰囲気を表現してみましょう。
アレンジ⑧リースを作る
針金ハンガーを丸い形に変形させてみましょう。数種類の短く切った布を用意して、ハンガーのワイヤーに結びつけていくだけでリースの完成です。布を同系色にすると、統一感があっておしゃれに見えます。ぜひ、作ったリースを部屋の壁に飾ってみてください。
毛糸のボンボンをつける
毛糸のボンボンを組み合わせて、リースを作る方法もあります。もこもこしたデザインがかわいらしく、子どもにも喜ばれるデザインです。毛糸のボンボンは、毛糸と手縫い糸のみで作れます。簡単なので、子どもの工作にもおすすめです。
アレンジ⑨メモスタンドを作る
針金ハンガーのワイヤーを短く切って、クリップを取り付ければ、メモスタンドとして利用できます。ペンチでワイヤーを切るときに怪我をしないように注意してください。ひとつの針金ハンガーで複数のメモスタンドが作れます。
アレンジ⑩ステッキを作る
大きく針金ハンガーの形を変え、ステッキに仕立てています。怪我を防ぐため、ワイヤーの先が飛び出ないように紐や布などでカバーしましょう。かわいいうさぎやくまのステッキは、子どもに喜ばれますよ。
ハンガーの使い方
針金ハンガーが余ったら、ぜひほかの用途に使ってみましょう。針金ハンガーは、アレンジ次第で収納グッズや部屋の飾りとして活躍しますよ。
使い方①絵を飾る
リメイクしたハンガーに、絵をクリップでとめました。絵が描かれている用紙に穴開けパンチで穴を開け、リボンを通してハンガーと繋げる方法もおすすめです。子どもと一緒にリメイクハンガーを作って、絵や思い出の品をリメイクハンガーで飾ると家族での会話も弾みそうですね。
使い方②小物を吊るす
リメイクしたハンガーは、小物の収納にも役立ちます。よく使うマスク・髪飾り・鍵などをハンガーにかけておくと、忘れ物も防げるでしょう。部屋まで取りに行くのが面倒な人は、必要なものをリメイクハンガーにまとめて玄関に取り付けておくと便利です。小物にあわせて、ハンガーをデザインしてみてくださいね。
使い方③ドライフラワーを吊るす
ハンガーにドライフラワーを吊るすのもおしゃれですね。見た目も華やかなまま、ドライフラワーを干せるので便利です。ハンガーが家に余ってしまっている人も、少しの工夫次第でリメイクしたハンガーを使いこなせるでしょう。
ハンガーリメイクのメリット
服が落ちにくい
滑り止めが付いていないハンガーは、服がつるんと落ちてしまいやすいものです。しかしリメイクされたハンガーは、毛糸や布紐などが巻かれ表面がデコボコしているため滑り止めの効果も期待できます。
クローゼットがおしゃれに
手作りハンガーは、ハンドメイドのあたたかさで無機質な雰囲気を和らげてくれるでしょう。DIYが好きな人は、リメイクしたハンガーでクローゼットの中もコーディネートしてみてください。
ハンガーリメイクをしよう
針金ハンガーひとつで、さまざまなDIYが楽しめます。毛糸や布紐などを針金ハンガーに巻く作業は、決して難しくありません。ぜひ、気に入った飾りつけや使い方などを参考にしながら作ってみてくださいね。
出典:筆者撮影