立体的な龍を作りたい!
かっこいい立体的な龍は、難易度が高い折り紙として知られています。角のある頭や長い胴を1枚の折り紙から折り出すのは難しい作業です。しかし、ペーパーブロックでも龍ができます。ペーパーブロックは折り方が簡単なので、リハビリにも取り入れられる手芸グッズです。
こちらの書籍に掲載されているペーパーブロックの立体的な龍の作り方は、3種類です。表紙の画像左下のように、頭部も含めてペーパーブロックで作るタイプの龍もあります。本記事では、頭部をブロックではなく折り紙で作る折り方ををご紹介しましょう。頭部だけを別に折るので、比較的簡単にかっこいい立体的な龍ができます。
ペーパーブロックで作る龍の材料
ペーパーブロックで龍を作るときの材料は、普通の折り紙(15×15cm)4枚です。3枚はペーパーブロック用とします。ペーパーブロック用は3×6cmにして使うので、画像のように折り紙1枚から切り出せる折り紙は12枚です。3枚の折り紙から36枚のペーパーブロックができることになります。多いように感じるかもしれませんが、36枚という数はペーパーブロックの作品としては少ないほうです。
大きさを変える場合は比率に注意
頭部は折り紙を14×14cmに切って使います。他に、接着剤とはさみを用意しましょう。金銀の紙はのりでは接着できません。ペーパーブロックは縦と横の比率が1:2、または1:2強であればよいので、好みの大きさの折り紙で作製可能です。広告などをリサイクルすれば、個性的な龍ができるかもしれません。ペーパーブロックの大きさに応じて、頭部用の折り紙の大きさも調整します。
ペーパーブロックなら、簡単に立体的な龍ができそうだな。まずはブロックの作り方を教えてよ!
ペーパーブロックの作り方
ペーパーブロックの作り方は2種類あります。基本の作り方は、裏面に色がない折り紙を使う場合に用いる折り方です。両面折り紙を使う場合は、裏面の色も生かす折り方をします。お好みの折り紙と作り方で、ペーパーブロックを36個作りましょう。
基本の作り方
次ページからは裏表2色を使ったおり方を紹介するよ!
出典:筆者撮影(本記事掲載の全画像)