【初心者向け】クロスステッチ刺しゅうの魅力と基本的な始め方

【初心者向け】クロスステッチ刺しゅうの魅力と基本的な始め方

初心者でも簡単なクロスステッチの始め方を紹介します。クロスステッチは刺繍のなかでも始めやすく、基本の刺し方さえ覚えれば大きな作品にも挑戦できるという魅力があります。まずは気軽に小さな図案で刺し方を覚えて、クロスステッチを楽しみましょう。

記事の目次

  1. 1.クロスステッチの魅力とは
  2. 2.クロスステッチに必要な道具
  3. 3.クロスステッチの基本的な刺し方
  4. 4.クロスステッチをきれいに仕上げるコツ
  5. 5.気軽にクロスステッチを始めよう

クロスステッチの魅力とは

クロスステッチは、糸をクロスに刺すことで絵柄を表現する刺しゅうです。世界中で楽しまれており、キットもさまざまな種類が販売されています。糸をクロスに刺していくだけと簡単にもかかわらず、大きな作品では刺しゅうとは思えないほどの陰影や複雑な色合いが表現できるところに奥の深い魅力があります。

初心者でも簡単に始められる

Photo by Sew Technicolor

クロスステッチの大きな魅力は、初心者でも始めやすいことです。クロスステッチは、基本的にクロスだけで絵柄を表現します。使うステッチが1種類だけと簡単で、手先の器用さに自信がない方やハンドメイド初心者でも作品づくりを楽しめます。子どもと一緒にチャレンジするのもおすすめです。

大きな作品にも挑戦できる

Photo by steph.clifford

クロスステッチのもうひとつの魅力は、基本の刺し方だけで大きな作品にも挑戦できることです。例えば、布の全体にステッチする全面刺しと呼ばれる作品にはまるで絵画のような迫力がありますが、使うステッチはクロスのみです。大きな作品を完成させるには時間がかかりますが、そのぶん達成感も得られます。最初は気軽に小さな図案から始めて、慣れてきたら少しずつ大きな作品にも挑戦してみてはいかがでしょうか。

クロスステッチに必要な道具

出典:筆者撮影

クロスステッチを始めるときに必要な道具は、100均や手芸店、通販などで購入できます。「ひとつずつ材料や道具を揃えるのが手間」「絵柄を見て必要なものを揃えたい」という方は、図案や糸、布がセットになったキットを購入するのがおすすめです。

刺したいモチーフの図案

Photo byGDJ

図案は、図案集などの書籍やキットを購入することで手に入ります。キットなら図案とセットで布や糸も手に入るので手軽です。また、インターネットでフリーチャートを探すこともできます。フリーチャートとは、インターネット上に無料で公開されている図案のことです。無料で手に入るため、手軽に始めたい方にもおすすめです。

クロスステッチ用の針

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クロスステッチは布に空いた穴に糸を通していくため、先の尖っていない特殊な針を使います。普通の刺しゅう針ではなく、クロスステッチ専用のものを使いましょう。また、針には、太さを表す号数があります。使う布のカウント数や糸の本数にあわせて、どの号数の針にするかを決めます。初めて購入する場合は、異なる号数の針が何本か入っているものがおすすめです。針は手芸店で購入できます。

クロスステッチ用の布

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クロスステッチ用の布には、布目と呼ばれる糸を通すための穴が開いています。布目の細かさはカウント数で表され、数字が大きくなるほど布目が細かくなります。布目が大きいほうが数えやすいため、初心者には9カウントや11カウントがおすすめです。布は、100均や手芸店で購入できます。

クロスステッチ用の布には、ジャバクロスやアイーダといった種類があるわ。ジャバクロスは柔らかくて肌触りや手触りがいいの。

アイーダは硬めで、糊が効いていてパリッとした感触だよ。作るものや好みにあわせて布を選ぶといいよ。

刺繍糸

Photo bybluemorphos

刺しゅう用の糸にはいろいろな種類がありますが、25番刺繍糸を使うのが一般的です。刺繍糸は、手芸店でも買えますが、100均の糸も色が豊富のため、100均で探してみるのもおすすめです。

糸切りバサミ

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糸切りバサミもあると便利です。糸切りバサミは先が細く、糸をギリギリで切るなどの細かい作業がしやすくなります。自分の手にフィットするもので、サイズが小さめのものを選ぶのがおすすめです。

刺繍枠

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刺繍枠は、刺しゅうをするときに布を張るために使う道具です。布をピンと張ると刺しやすく、仕上がりがきれいになります。大きさは10cm〜15cmくらいのものが扱いやすくおすすめです。ただし、アイーダのように硬くしっかりした布を使うときや、小さな作品のときには、刺繍枠は必要ありません。刺繍枠は、100均や手芸店で購入できます。

スクロールフレームという大きな刺繍枠を使うと、両手を使えて大きな作品も楽に刺せますよ。

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クロスステッチの基本的な刺し方

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