【PCデスクのDIY】材料を選ぶポイント
いよいよ、PCデスクを手作りするときの材料についてお話ししていきます。簡単に言ってしまえば、パソコンを置く天板と脚があれば、自作PCデスクになります。しかし、その天板や脚などの材料の決め手はなにか、どう選んだら良いのかわからない方も多いでしょう。ここでは、それぞれの材料を選ぶポイントについてお話ししていきます。
①天板を選ぶポイント
ポイント①材質
天板とは、PCデスクのパソコンをのせる板のことです。ホームセンターや家具店で売っています。なめらかで加工しやすいものを選びましょう。中には、表面がビニール加工の木材もありますが、経年劣化や摩擦で剥がれてくることがあります。また、木材を使うときには、木屑がついたりトゲが刺さったりするので、裏表ともにしっかりやすりがけをしてから使いましょう。
ポイント②広さ
PCデスクの広さは、自分がワークスペースに何を置くかによって変わることは上述したとおりです。しかし、自分にとって必要になるスペースがいったいどのくらいなのか、その広さのイメージがなかなかつきづらい方もいらっしゃるでしょう。そこで、PCデスクのサイズ別に何ができるのか、具体的に横幅別、奥行き別でまとめてみました。
- 横幅別
60cm | 小型のノートパソコンとマウス程度なら置けます。デスクトップ型はキーボードとマウスのみでギリギリです。スライダーやモニター台を使う必要があります。 |
80cm | ノートパソコンとマウスが簡単に置けます。デスクトップ型なら、ディスプレイ1枚とキーボード、マウスが置けるぎりぎりの広さです。PCだけで作業するときに使えます。 |
100cm | ノートパソコンとマウス、ブックエンドなども置けます。デスクトップ型でも書類なども置いたりできますが、足下にキャビネットなど大きいものはおけません。 |
120cm | デスクトップ型でディスプレイの2枚使いや、PCの他に固定電話を置けます。足元にキャビネットを置いても問題なく使える一般的なオフィスサイズです。 |
140cm | デスクトップ型とノートパソコンを同時に使うことができるサイズです。それに加え、固定電話やファイルケースなどもおけるので余裕を持って使えます。 |
160cm | この大きさであれば、ディスプレイを3枚使いしたり、デスク下にキャビネットを2つ置いたりできます。エグゼクティブチェアのような大きな椅子も簡単に置けます。 |
- 奥行き別
40cm | 一番コンパクトなサイズです。場所を取らない代わりに、ノートパソコンでしか使えません。また、画面との距離が近くなるので、目が疲れやすくなります。 |
60cm | 一般的なサイズです。デスクトップ型も使えます。しかし、ワークスペースを十分確保できるほどは広くないため、主にPCでの作業がメインとなる方向けです。 |
80cm | タンスの幅ひとつ分ほどの奥行きがあるため、場所はかなり取りますが、大きめのディスプレイでも目が使えることはありません。ワークスペースも十分確保できます。 |
次のページでは、PCデスクにおすすめの脚や収納を選ぶポイントについてお話しします。
天板は、SPF材がおすすめです。ホームセンターで簡単に安く手に入ります。ホームセンターによっては、好みの長さにカットしてくれるサービスもありますよ。