壁面DIYの参考アイデア実例4選【浮き棚・吊り棚】
実例①フローティングシェルフ
壁に浮いているようなおしゃれな棚
フローティングシェルフは壁に浮いているように見える棚です。棚受けを隠して作るため、見た目がすっきりとおしゃれに仕上がります。リビングなど人目につく場所の壁の棚作りにおすすめです。耐荷重や強度を考慮すれば上のようなテレビボードも作れます。ここでは、3段のシンプルなフローティングシェルフの作り方をご紹介します。
用意するもの(3段分)
フローティングシェルフを作りました
— オム (@mmmm99124) July 15, 2019
初めてだったので少しずれたり色ムラもあるけど初めての日曜大工楽しかった🌹 pic.twitter.com/pjIfM7rywA
野地板(厚さ12mm)
板のサイズ600×188mm:6枚
板のサイズ600×69mm:3枚
板のサイズ188×45mm:3枚
杉角材(30×40mm)
510mm:3本
190mm:6本
160mm:3本
釘:35mm程度
木割れ防止細ビス(60mm程度)
木工用ボンド
作り方
- 材料のサイズや板の厚みなどを考えながら簡単な設計図を描く
- 角材でアルファベットの「E」の形の棚受けを組み立て、ドリルでビスを打ち込む(この棚受けを3個作る)
- 棚板を組み立ててボンドで固定し1~2時間乾燥させる(クランプなどではさんで固定するとよい)
- 棚板の上下のみクギを打ちこむ(棚の前側にクギには打たない)
- 60mmのビスを使って棚受けを壁面に設置する(水平器を置いて確認しながら取り付ける)
- 3段分の棚受けが設置できたら次は棚板を取り付ける(サイズに問題がなければ、棚板をやすりがけする)
- 再度、棚板を棚受けに設置したら自作のフローティングシェルフの完成
このDIYで出てきた「クランプ」とは、接着剤が乾燥するまで一時的に材料を押えておくためのもので、「水平器」は水平かどうかを確認する道具です。
実例②ハンギングシェルフ
ブランコのようなおしゃれな壁掛け収納
ハンギングシェルフはブランコのように壁にぶら下げる棚壁掛け収納です。板の四隅にひもをかけたり、穴を空けてひもを通して壁掛けします。使用するものは長方形の板とひもだけで、シンプルかつリーズナブルに作れます。板の枚数を増やしたり、ひもの種類や長さを変えるだけで違うデザインの壁掛けになりおすすめです。
用意するもの
- 板:2枚
- ロープ:必要なだけ
- ペンキ(必要に応じて)
- フック
作り方
- (必要に応じて)ペンキで棚になる板に色を塗る
- 棚を吊り下げるためにロープを結んで輪を作り、同じものを2本作る(長さが同じになるように注意する)
- 棚になる板をロープの輪に通したら自作の壁掛けハンギングシェルフの完成
壁掛けシェルフはロープを2本にするとより強度が高くなります。また、壁にポールをつけてそこに壁掛けしてもかわいいです。
出典:写真AC