クエン酸スプレーの上手な作り方!必要な材料や効果的な濃度を紹介!

クエン酸スプレーの上手な作り方!必要な材料や効果的な濃度を紹介!

水回りの掃除や殺菌、消臭に便利なクエン酸スプレーの作り方をご紹介します。毎日使うのに適したクエン酸スプレーの作り方を写真で解説!クエン酸スプレーの濃度を高めたいときの方法や使用の注意点、おすすめのボトルをさっそく見てみましょう。

記事の目次

  1. 1.クエン酸スプレーとは
  2. 2.クエン酸スプレーの材料
  3. 3.クエン酸スプレーの作り方
  4. 4.クエン酸スプレーの濃度
  5. 5.クエン酸スプレーの使い方
  6. 6.クエン酸スプレーの殺菌消臭力
  7. 7.クエン酸スプレーの注意点
  8. 8.まとめ

クエン酸スプレーとは

クエン酸

出典:筆者撮影

クエン酸スプレーとは、クエン酸を水に溶かしスプレーボトルにいれた弱酸性の洗浄剤のことをいいます。カルシウム成分を溶かす性質をもつため、お風呂の白い水垢や湯沸かしポットのカルキ汚れ、水回りの掃除に適しています。同じ作用をもつ食酢と違って揮発性でないため臭いは少なく、子供やペットのいる家庭でも安心して使えます。

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クエン酸スプレーの材料

水道水
Photo byanalogicus

クエン酸スプレーの材料は「クエン酸」「水」「スプレーボトル」の3つです。クエン酸水は、食品ではないため長持ちしそうな液体に見えます。しかし、クエン酸顆粒を溶かすための水道水は季節によって傷みやすいため、作り置きはできません。それでは、手に入りやすいクエン酸とおすすめのボトルを紹介していきます。

クエン酸

シャボン玉 クエン酸 300g

参考価格: 495円

出典: Amazon
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楽天

ドラックストアやスーパーの日用品コーナーで売られているシャボン玉石けんのクエン酸は、オンラインショップでも手に入りやすく、日本製です。重曹や酸素系漂白剤などナチュラルクリーニングで使えるアイテムが豊富なので、クエン酸と一緒に購入するのもおすすめです。

暮らしのクエン酸  330g

出典: Amazon
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ミヨシ石鹸のクエン酸は、多くのスーパーやドラックストアで取り扱いがあります。人や環境にやさしい石けん洗濯では、衣類の黄ばみ予防や柔らかな仕上がりにクエン酸が欠かせません。無添加の石けん商品を多く取り扱うメーカーなので、安心の品質です。

スプレーボトル

山崎産業 スプレイヤー ボトル キャニヨン スプレー H-500 ホワイト 630851

参考価格: 905円

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クエン酸スプレーに使う容器は、プラスチック製で中の液体が見えるボトルがおすすめです。クエン酸水は作り置きに適さないため、ボトル容量も300mLほどで十分です。また、逆さまにしても使えるスプレーボトルはトイレのふち裏掃除に便利ですよ。100円ショップやホームセンターでも探してみましょう!

クエン酸スプレーの作り方

クエン酸
Photo byMonfocus

市販されている掃除用のクエン酸スプレーはクエン酸濃度2.5%から10%までさまざまです。自宅の掃除に使うなら、水1カップに対して5gのクエン酸を溶かし、2.4%ほどの濃度にするのが扱いやすくおすすめです。おおよそ2週間で使いきれる量を目安にします。さっそく作ってみましょう!

毎日使えるクエン酸スプレーの作り方

クエン酸

①顆粒のクエン酸を5g準備する
※小さじ1(約5g)でも可
出典:筆者撮影

クエン酸

②水または湯を1カップ(200cc)準備する
出典:筆者撮影

クエン酸

③水または湯にクエン酸をいれる
出典:筆者撮影

クエン酸

④よく混ぜて溶かし水溶液をつくる
出典:筆者撮影

クエン酸

⑤できた水溶液を清潔なスプレーボトルにいれる
出典:筆者撮影

クエン酸

⑥作った日がわかるようにしておき、期限を決めて使い切る
出典:筆者撮影

夏なら1~2週間、冬なら1か月を期限にしたほうがいいわね!

クエン酸スプレーの作り方の注意点

  • 清潔なボトルを使う(ほかの物質と混ざると危険)
  • よく混ぜてからいれる(溶け残った顆粒がスプレーにつまってしまう)
  • 高温の湯を使用しない(ボトルが熱により変形する可能性)

クエン酸スプレーの濃度

クエン酸
フリー写真素材ぱくたそ

クエン酸のもつ洗浄力をより高めるために、濃い水溶液を作ったほうが便利なのでは?と思った方もいるかもしれません。樹脂やプラスチック類の水垢汚れには濃度の高いクエン酸スプレーが効果的です。ただし金属では、さびにくい性質のステンレスであっても、長い期間クエン酸にさらされると腐食してしまいます。濃度の高いクエン酸スプレーを使ったところは、仕上げに水拭きをしましょう。

濃いクエン酸スプレーの作り方

クエン酸

出典:筆者撮影

水1カップに対して20g(大さじ1強)のクエン酸をいれると、約10%濃度のクエン酸スプレーができます。水では溶けきるのに時間がかかるため、40℃から42℃のお湯で溶かすのがよいでしょう。ペーパーやラップでクエン酸パックをするときにおすすめです。

さらに濃いクエン酸ペーストの作り方

クエン酸ペースト

出典:筆者撮影

スプレーやつけ置きで落ちない頑固な汚れには、顆粒のクエン酸に少しの水を混ぜてペースト状にして使います。ただし、濃度が高く乾燥すると固まるため、10分以上置かないようにしましょう。酸であるクエン酸は少なからず素材や手肌を傷めてしまう可能性があります。扱うときには必ずゴム手袋をしましょう。

もし固まってしまったら、無理にこすらないようにしよう。重曹水や湯でゆっくり流すと落ちるよ!

次のページから、クエン酸スプレーの使い方や注意点を紹介します!

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クエン酸スプレーの使い方

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