⑦有孔ボードを活用する
有孔ボードはアイデア次第で自由自在にカスタマイズできるアイテムです。上記画像のように背面いっぱいに貼ってもよいし一部を有孔ボードにするのもおすすめ、最近は少し大きなサイズも100均で手に入るようになりました。壁を傷つけたくない場合は、ラブリコ(つっぱり棒)を活用しましょう。
⑧100均アイテムをカスタマイズする
棚の下に置くトイレブラシはどうしても生活感が出てしまいますが、上記画像のような囲いを作るとトイレも楽しい空間になります。作り方も簡単、木材を買ってきて底なしの箱を作りましょう。模様を描いたりお好みの色を塗ったり、アレンジがたくさんできておすすめです。水回りなので防水処理をしておくと長持ちします。
⑨薄型収納を作る
薄型のラックに上記画像のようにキャスターをつけるとより使い勝手が増します。使用しないときは便器横のデッドスペースに収めておけば邪魔になりません。移動できるので収納下の掃除もできます。100均のファイルストッカーをカスタマイズするとお手頃価格でDIYが可能です。
トイレ収納棚DIYの注意点
快適な空間を目指してDIYしたはずなのに、使い勝手が悪かったり不具合が生じたりしては意味がありません。トイレ収納棚をDIYするうえで注意するべき点についてご紹介します。
施工が甘すぎて崩壊
上記画像はハンガーラックとして使用されていました。施工が甘くてつっぱり棒の役目が果たせていなかったり耐荷重をオーバーしていたりすると崩壊を招きます。トイレの場合、収納棚だけでなく便器本体に傷がつくとせっかくDIYしたラックが嫌な思い出になります。天井高や木材のサイズを正しく測って施工しましょう。
カスタマイズしすぎ
タンクレストイレはDIY上級者の定番になっていますが、トイレ本体に水漏れなどの不具合が起きたとき、メンテナンスができず困るケースがあります。タンクレストイレをDIYする場合は、カウンター部分をビス留めしない・取り外ししやすい施工を心がけましょう。
賃貸撤去時に困ることも
壁掛けの取り外し可能なラックやはがせる壁紙などを用いてDIYしたとき、商品によっては宣伝と異なりはがしたらもともとの壁や床を傷つける可能性があります。あまりにも安価なアイテムは賃貸物件の撤去時に余計にお金がかかることも頭に入れなくてはなりません。また、凝りすぎて現状回復が自分でできなくなることもあります。賃貸物件の場合はカスタマイズのし過ぎには十分注意しましょう。
トイレDIYでおさえること
DIYするうえで注意するべき点についてご紹介します。
- 図面にする
- つっぱり棒など耐荷重を確認する
- 使い勝手を考える
- 防水処理をする
- 便器など干渉しないか確認する
おしゃれなトイレ収納棚DIY実例集
どんなトイレ収納棚をDIYしようかと考えたときは、プロやDIYされた方のアイデアを参考にするのがいちばんです。ご自宅のテイストと照らしながらトイレ収納棚のアイデア満載の実例を見て参考に、家族にとって居心地のよい空間を作りましょう。
①生活感を見せない
手洗い場のDIYは上級者向きですが、アイデアを参考にすることはできます。空間を一体化させることですっきりしたトイレになります。特にタンク横はデッドスペースになりがちなので収納棚にすることで有効活用できます。
出典:写真AC