キャットタワーの自作のアイデア②リメイク
木箱を再利用した自作キャットタワー
木箱やウッドボックスを利用すれば、簡単にキャットタワーを手作りすることができます。果物や野菜が入っていた木箱を再利用したり、ホームセンターなどで購入することもできます。大きさはいろいろあるので、お好みで選ぶことができます。猫が出入りできる大きさのボックスを使うなら、猫が使いやすくなります。木箱は階段状に並べて、釘やビスで留めて固定するだけで簡単にキャットタワーになります。底があるタイプの木箱でも底がないタイプの木箱でも両方使うことができます。
縦長や横長のものをランダムに隙間なく並べるなら、いろいろな高さの部分を作ることができるので、猫も楽しめます。木箱の一部をカットしてそこからも出入りできるようにしたり、木箱の中に毛布や布を敷いてあげて寝れるようにしたり、じゃれるおもちゃをぶら下げてみたり、さまざまな工夫をすると楽しいでしょう。木箱なので汚れなどの外観が気になる方は、100均のリメイクシールを貼るなど、自分好みにおしゃれにしたり、かわいくしたりできて、インテリアになじんだキャットタワーができます。
脚立を再利用した自作キャットタワー
脚立を利用してキャットタワーを作れます。脚立なら階段があるので利用しない手はありません。脚立と木の板、穴あけドリル、結束線を用意します。作り方ですが、まず脚立の階段部分に木の板を両側に届くように置き下から上に向かって階段になるよう長さを調整します。板が長いと安全性が心配なので気をつけます。また置いただけでは猫の上り下りで板が動くので脚立と板を固定します。脚立と接する部分の板に穴を左右二か所ずつあけます。一枚の板に8か所穴をあけます。穴に結束線を通して脚立とくっつけて固定します。
高さもけっこうありますし、脚立なので安定感もあります。階段になっているので、猫も遊び場として気に入ってくれるはずです。脚立の足の部分にひもを巻けば、猫の爪とぎも簡単に手作りできます。また段の途中に毛布やフリース素材のものを置いて固定したり、猫用のベッドを置いてあげるなら、きっと猫にとって居心地のいい場所になるでしょう。複数の猫がいるなら、それぞれお気に入りの場所が違うので、それぞれの好きな場所に好きなアイテムを置いてあげるなら、大活躍のキャットタワーになります。
キャットタワーの自作のアイデア③木材
木を使った自作キャットタワー
木材を利用してキャットタワーを手作りできます。材料は角材、板、ひも、キャスター、ビス、L字型の留め具です。一番下の基盤となる板は重めのしっかりしたものを選びます。作り方は、まず下の板と支柱2本を長くて丈夫なビスで固定します。猫が登ったときにグラグラしないようにしっかり固定します。支柱とその他の板もビスで固定します。支柱に左右の板を固定するときは、長いビスかL字型の金具を使えば、さらに安定感が増します。
柱に猫の爪とぎ用のひもを巻きつけていきます。ひもはかなりの量必要です。ひもを巻きつけることで、L字型の金具の一部が隠れます。下にキャスターをつけることによって、移動が自由にできるので、掃除も簡単です。段差もあるので、階段のように猫が飛び乗って、登ったり下りたりして遊べますし、猫の遊び場として活用されています。また板の上に猫の寝床を作ったり、紐やじゃれるおもちゃをぶら下げてあげることで、猫も楽しさ倍増です。
ディアウォールを利用した自作キャットタワー
ディアウォールとは、釘もねじも使わずに好きな場所に柱をつくることができるようにするアイテムです。脚立も必要ありません。ディアウォールと木材を組み合わることで高さのある猫の遊び場を作れます。作り方ですが、ディアウォールと2×4の木材を組み合わせれ、床から天井までの柱を作って突っ張って固定します。その柱に、猫が横たわれるような余裕のある大きさの板を柱につけます。そのときL字型の金具を使い、インパクトを使って板にL字型の金具を取り付けます。板の付け方によっては、階段のようにすることもできるので、猫の遊び場にはピッタリです。
板の上に猫のお気に入りのベッドを置いてもいいですし、100均でひざかけなどを買って、それを吊り下げてハンモック風にしてもいいかもしれません。ひもをぶら下げたりすれば、猫たちも大喜びです。もし強度が心配なのであれば、ラブリコを使うことができます。ラブリコはネジを使って突っ張らせるアイテムで、長さの調整がしやすいですし、デザインもシンプルです。ラブリコを使えばディアウォールよりもしっかり突っ張ってくれそうです。これなら強度についてはより安心のキャットタワーができます。
まとめ
キャットタワーのDIYのアイデアをいくつかご紹介しました。100均のすのこを利用したキャットタワーと木箱を組み合わせたり、木材を使って作ったキャットタワーに段ボールを設置して固定したり、さまざまなアイデアを組み合わせて、さらによいキャットタワーを作ることもできます。キャットタワーは必ずしもないといけないわけではありません。でも愛する猫たちの健康維持のため、運動不足解消のため、リラックスできる場所や大好きな遊び場を作ってあげるため、キャットタワーを手作りしてみるのはいかがでしょうか。
キャットタワーを手作りするのは大変かもしれません。でも作っている間も愛猫のことを考え、「これなら気に入ってもらえるかな?」「こうしたらもっと喜ぶかな?」と考えていると楽しい気持ちになれます。そしてそれが完成して、それを愛する猫たちが使っているのを見るのはとても嬉しいものです。せっかく作るのであれば、猫たちの好みに合わせて、猫の遊び場、そしてリラックスできる休憩場を作ってあげてみてください。
出典:写真AC