クライミングウォールを自作するときの注意点
賃貸にクライミングウォールを作る場合は少し注意が必要です。基本的には退去時に修繕費さえ支払えば問題ないのですが、仮にトラブルが起きてもすべて自己責任。自己判断で作り始める前に、あらかじめ貸主に相談しておくことをおすすめします。クライミングウォールだけでなく、賃貸でなんらかの加工をするときは気をつけましょう。
もし屋外にクライミングウォールを自作するなら、単管パイプやコンパネが必要になる場合があります。DIY初心者には非常に難しく、準備する材料も増えるので費用も多くかかるでしょう。自宅でクライミングウォールを作ってみて、さらに本格的なクライミングウォールを屋外に作ってみたくなったら挑戦してみてください。
自宅にクライミングウォールを作った実例
実例①シンプルな垂直のクライミングウォール
非常にシンプルなクライミングウォールですが、木製のホールドを使用しており美しい雰囲気です。このようなシンプルなクライミングウォールは難易度が低く、子どもでも挑戦しやすいのでおすすめ。インターホンの部分を加工してくり抜いてあるのもおしゃれです。クライミングするもよし、インテリアとして鑑賞するもよしの素晴らしい例です。
インテリアにもこだわろう
せっかくクライミングウォールを手作りしても、いずれ飽きるかもしれません。しかし撤去作業は非常に手間がかかります。そこで、クライミングウォールをインテリアとして機能させるように意識して作ってみましょう。そのためには作り方を工夫する必要があります。ホールドの柄や木材の色合いを選定したり、壁にペイントしたりしてみましょう。
実例②横に広くスペースをとった例
壁の段差を利用して、横移動するときの難易度を高めている例です。クライミングは上に登るだけでなく、横移動することもあります。このように横に広くスペースをとることで、楽しみ方の幅が広がるでしょう。暗めの木材がシックな雰囲気を醸しだしており、インテリアとしても優秀です。手作りでここまでできるのはすごいですね。
実例③壁に角度をつけて難易度を向上
ただ上に登るだけでなく、壁に角度をつけることで難易度があがっています。向上心の高い子どもが思わず挑戦したくなるようなクライミングウォールです。しかし、角度をつけた場所から落下すると背中から着地してしまう恐れがあります。落下対策としてマットを敷いたり、大人が近くで見守ったりと安全対策を怠らないようにしましょう。
きちんと設計して事故を防ごう
このような特殊な作り方をする場合、きちんと設計しないと事故の原因になります。通常の垂直の壁の作り方とは異なり、骨組みの設計をしっかりして耐久性も確保しなければなりません。業者に任せるなら安心ですが、手作りの場合はなおさら注意が必要です。きちんと安全面を確保した作り方を意識しましょう。
まとめ
想像以上にクライミングウォールの手作りは簡単だったのではないでしょうか。作り方がシンプルなので子どもと一緒にDIYを楽しむのもいいでしょう。どのようなホールドを選ぶかで難易度や部屋の雰囲気も変わるので、選ぶのも楽しいです。角度をつけたり横のスペースを広げたりすることで楽しみ方の幅が広がるので、さまざまな加工を試してみてください。