テントスカートとは？
テントスカートとは、フライシート下部につけるヒラヒラとした布地のことです。販売時にもともと装着されている場合もあります。用途は隙間風や雨の吹き込み対策で、テントを張った際にできるテント下部と地面の間の隙間を防ぎます。寒さが気になる秋冬春の3シーズンのキャンプにはあると嬉しいパーツです。
テントスカートは後付けが可能
もともと装着されていないテントでも、テントスカートは簡単に後付けできます。脱着が可能な後付け式なら、テント内の空気の循環具合がコントロールできるので季節や現場の状況にあわせられて便利です。
自作テントスカート装着実例紹介
①ワンポールテントに装着
ワンポールテントにテントスカートを装着した実例です。テントの外周下部についている黒い幕がテントスカートです。ヘアピンとテープをつかった方法で固定しています。
ワンポールテントは「設営が簡単」
ワンポールテントとは、正面からみると三角系になるテントです。中央にポールを一本立て、幕を周囲にペグで留めるだけなので設営が比較的容易な特徴があります。ファミリータイプの大きなワンポールテントもありますが、1～2人の少人数キャンプに人気です。
②タフドームに装着
タフドームのテントスカート装着実例です。画像2枚目のフライシート下部のカーキ色の布地が自作テントスカートです。クリップ留めにすることで、テントを張った後、簡単に現地で装着できます。
タフドームは「王道ファミリーテント」
ファミリー向け王道のひとつとして人気のドーム型テントです。天井が約175cmと高く大人でも圧迫感なく過ごせます。またメインポール2本をクロスして立ち上げるシンプル構造で張りやすく、初めて購入するテントにもおすすめです。
③アメニティドームに装着
通常のドーム型よりも大型のアメニティドームの隙間風対策にも、自作テントスカートは有効です。サイズさえ合えば基本の使い方はどのサイズでも共通なので、テントを複数所持している場合には、一番大きなサイズに合わせて準備しておくとよいでしょう。
アメニティドームは「初心者に人気のテント」
アメニティドームはターフのように使える前室と、寝室の2ルーム使いができるテントです。ファミリーキャンプ用に人気があり「アメド」という略称で呼ばれることもあります。3方向から出入りできて撥水性も高く、機能性十分で広々使えます。設営は通常のドーム型より手間がかかるため大人2人以上いたほうが安心です。
④タフスクリーン2ルームハウスに装着
大型のタフスクリーン2ルームハウスのフライシートに自作テントスカートを装着した実例です。テントスカートにハトメを取り付けることで、ペグダウンができ強風に煽られてテントスカートがめくれる心配がなくなります。こちらもクリップで手軽に現地でスカート固定が可能です。
タフスクリーン2ルームハウスは「多用途広々テント」
タフスクリーン2ハウステントの大きな特徴は、寝室のインナーテントを外してリビングとしても使いやすい広さと高さがあることです。テントスカートはフライシートだけでもインナーテントにも両方取り付けてもよいでしょう。
それでは次のコーナーで、テントスカートの作り方をご紹介いたします。
まずは自作テントスカートの装着実例を見てみましょう！さまざまな種類のテントの実例をあつめました。