カーポートは自作できる？「屋根」や「囲い」など具体的な作り方をご紹介！

大型DIYは作業工程が多いため、電動工具があったほうが圧倒的に作業がはかどります。こちらは、木材へのネジの打ち込みや穴あけ、研磨に使えるインパクトドライバーです。家庭用を選ぶ場合、バッテリー駆動時間とパワーがポイントになりますが選びきれない場合は小型軽量タイプのものを選ぶとよいでしょう。

こちらは、木材のカットに便利な電動のこぎりです。囲いや屋根の骨組みなど、使用木材の多い大型DIYの場合は日曜大工でもできるだけ作業効率を考えて準備をしましょう。また木材のカットには、ホームセンターのカットサービスを利用することもできますよ。

こちらは、カーポートの屋根や囲いに使える亜鉛鋼板製のトタン板です。こちらの商品のサイズは670mm×1820mmで、使用の際は骨組みにねじで固定します。さまざまな色に塗装済のカラートタンも各種販売があるので調べてみるとよいでしょう。また、波の具合が異なるタイプもあります。

こちらは、カーポート制作に便利な2×4木材です。2×4とは木材の規格サイズで、どこのホームセンターや材木屋でも共通の単位です。2×4などの規格サイズ木材で制作することで、万が一木材が足りなくなった場合でも、どこでも買い足しができるメリットがあります。

※記載は小口寸法
2×2　…約38mm×38mm
2×3　…約38mm×63mm
2×4　…約38mm×89mm
2×4　…約38mm×140mm
2×8　…約38mm×184mm
2×10　…約38mm×235mm
2×12　…約38mm×280mm

※記載は小口寸法
1×2　…約19mm×38mm
1×3　…約19mm×63mm
1×4　…約19mm×89mm
1×6　…約19mm×140mm
1×8　…約19mm×184mm
1×10　…約19mm×235mm
1×12　…約19mm×280mm

こちらは、カーポートの入り口ゲートに使えるフェンスです。キャスター付きの簡易式のため、防犯能力はさほど高くはありませんが十分に住まいの敷地の境界仕切りができます。蛇腹式のフェンスは車の台数が多いなど、幅広のカーポートでも使えて便利です。

木材や鉄骨、単管パイプなど大型で重量のある材料の取り扱いが多い場合は念のため、グローブで手を保護したほうがよいでしょう。落下事故を防ぐため、滑りどめのゴム引きがされたグローブがおすすめです。ホームセンターなどでは、女性など手の小さい方向けのグローブも販売があるので探してみるとよいでしょう。

今回はカーポートのDIYについての特集でした。作りごたえのある大型日曜大工「カーポート」ですが、事前にしっかりと準備をすることで自作することもできます。日曜大工が得意ではない場合は、既存品をカスタムしてもよいでしょう。愛車の基地になるカーポートづくりの参考になれば幸いです。