パニエの作り方!手作りにおすすめの生地や簡単な作成手順を解説

パニエの作り方!手作りにおすすめの生地や簡単な作成手順を解説

みなさんは「パニエ」をご存知ですか?パニエを履けば、ふんわりと膨らんだボリュームのあるスカートになります。この記事では、かんたんにできるパニエの作り方や、おすすめの生地や素材についても解説。ミシンを使わないかんたんなパニエの作り方も紹介します。

記事の目次

  1. 1.パニエとは
  2. 2.パニエにおすすめの生地
  3. 3.パニエのかんたんな作り方
  4. 4.ミシンなしでできるパニエの作り方
  5. 5.まとめ

パニエとは

パニエは、スカートをふんわりとボリュームアップさせるために履く下着の一種です。大人用では、ウエディングドレスのスカート部分をふんわりさせるために履いたり、ゴシックやロリータファッションのスカートの下に履いたりするのが多いでしょう。大人ばかりではなく、子ども用やベビー用のパニエもあります。

パニエの発祥は18世紀のヨーロッパ

パニエの語源はフランス語の「panier」で、18世紀のヨーロッパでドレスのスカート部分をふくらませるために作られました。ふくらませるのが目的ですから、張りのある素材を用い、たっぷりとギャザーが入ったものがほとんどです。華やかなウエディングドレスのようにより多くのボリュームが必要な場合は、ワイヤーを入れることもあります。

パニエにおすすめの生地

パニエは、既製品として市販されていますが、比較的かんたんに手作りできます。ウエストにゴムの入ったスカートのアレンジと考えると、何だかお手軽に手作りできてしまうような気がしますね。以下にてパニエを手作りするためのおすすめの生地を紹介しましょう。生地屋さんやネット通販で手軽に買えますよ。

チュール

チュールとは、六角形の網目が連なったメッシュ状の素材。身近なところでは、洗顔ネットもチュールの一種です。とても張りのある生地なので、ボリュームを出したいときにはぴったりですよ。 ナイロンやポリエステル製が多く、フロッキーで水玉柄が付いたものや、ラメの織り込まれたものもあります。

切りっぱなしでもOK

チュールは一般的な生地のように縦糸と横糸で織られたものではないので、カットしたところから糸がほつれません。普通の布は布端の始末としてロックミシンやジグザグミシンをかけますね。ボリュームを出すのに、ギャザーをたっぷり寄せてたくさん布を使うパニエには、切りっぱなしで使える素材はぴったりです。

オーガンジー

オーガンジーは、透け感があり適度な弾力性もあわせ持った生地で、パニエを作るのにも用いられます。チュールのように網目状ではなく、きめ細かで半透明な薄手の生地です。高級なシルクオーガンジーのほか、レーヨン・ポリエステル製もありますよ。ただ、オーガンジーはチュールと違って布端がほつれてきますので、端の始末が必要です。

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パニエのかんたんな作り方

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