扇子(せんす)の作り方!初心者でも作れる簡単なやり方をご紹介

扇子(せんす)の作り方!初心者でも作れる簡単なやり方をご紹介

扇子(せんす)は手動で風を起こすことができ、持ち運びにも便利です。暑さ対策はもちろん、ジュリアナ扇子のように場を盛り上げるための扇子もあります。初心者にも簡単な作り方で、自分の好みに応じて扇子が自作できたら素敵かもしれません。扇子の作り方をご紹介しましょう。

記事の目次

  1. 1.扇子とは
  2. 2.扇子の作り方①張り替え
  3. 3.扇子の作り方②手作りキットを使用
  4. 4.扇子の作り方③紙と割り箸で工作
  5. 5.扇子の作り方④クリアファイルで工作
  6. 6.扇子の作り方⑤ジュリアナ扇子風にする
  7. 7.まとめ

扇子の作り方②手作りキットを使用

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初心者で扇子の張り替えは自信がない場合や、子供と簡単に工作したい場合には、市販の手作り扇子キットがおすすめです。通販でも入手できます。

材料・道具

出典:筆者撮影

キットを使って扇子を工作する場合の材料・道具は次の通りです。

  • 手作り扇子キット:今回は画像の100均のキット「描きこみ扇子」を使用。
  • 絵付け用の画材:絵の具セット、墨と筆、貼り絵の材料など、お好みで。
  • キットの説明書に記載されている材料や道具
手作り扇子キットは、白無地の紙に自由に絵を描いたり紙を貼ったりして、簡単に扇子を自作できます。画材は自由ですが、紙を貼る場合はごく薄手の和紙などがおすすめです。貼る紙が厚手になると、扇子をたたみにくくなることがあります。

絵付け

出典:筆者撮影

画像は、描きこみ扇子に墨で絵を描いています。普段は扇形の紙に絵を描く機会はあまりないので、感覚がつかめないかもしれません。その場合は、他の紙に扇形を写し取って下書きをしてみるとよいでしょう。蛇腹折り部分を押さえて平面にしながら描きます。紙を貼った場合は、その部分の折り目をていねいに付け直すことが大切です。

出典:筆者撮影

絵の具や接着剤が乾けば、キットで自作した扇子の完成です。キットによっては、絵付けをした紙を骨に張る工程も体験できます。キットに付属している説明書に従って作業しましょう。

なるほど、キットを使えば初心者でも簡単に自作できるわね。でも、もっと変わった扇子も手作りしてみたいわ。

扇子の作り方③紙と割り箸で工作

出典:筆者撮影

紙と割り箸を使った簡単工作で、丸い形のかわいい扇子を手作りできます。今回イメージしたのは夏の花であるヒマワリです。他にも半分に切ったスイカや花火など、丸いものを絵柄に選ぶとよいでしょう。

材料と道具

出典:筆者撮影

用意する材料・道具は次の通りです。

  • コピー用紙 2枚:お好みで色紙や和紙などでもよい。
  • 割り箸 2膳
  • 接着剤
  • リボンやヘアゴムなど:扇子を縛る。
  • 絵付け用の材料:お好みで絵の具や色紙など。

絵付け

出典:筆者撮影

まずコピー用紙などに絵を描いたり色紙を貼ったりします。ポイントは、扇子の中央にくる部分と円周部になる部分を意識することです。画像の点線方向に蛇腹折りをする場合、水色で囲んだ部分が扇子の中央にきます。今回はここにひまわりの中心部分をイメージして模様をつけました。黄緑色で囲んだ部分は円周部になるので、花びらの先端がくるよう配置しています。

蛇腹折り

出典:筆者撮影

先程の画像の点線方向に蛇腹折りをします。折ったらまとめて半分に折り目をつけて接着しましょう。折り目の部分が扇子の中心です。このままだと中心部のひだの間が開いてしまうので、中心部の各ひだの間に接着剤を少量つけて固定します。半円の扇形を2つ作りましょう。

割り箸をつける

出典:筆者撮影

半円の2つの扇形(画像の水色と黄緑色)をピンクの線で貼り合わせます。反対側の端に接着するのは割り箸です。扇の中心部で割り箸の先端がぶつかり合うので、開閉してみてぶつかり加減を確認しながら、中心部を少し開けて接着します。

仕上げ

出典:筆者撮影

扇子をたたんだ状態で輪ゴムなどをかけ、接着剤が乾くまで待ちます。

出典:筆者撮影

今回は緑のリボンを接着して、扇子をたたんだときに結べるようにしました。扇子を開いたときには根元でちょうちょ結びにすると、葉っぱのようにも見えます。ヘアゴムなどで縛ってもよいです。割り箸の色が気になる場合は好みの色で塗りましょう。今回は花の部分は黄色、茎に見える部分は緑の油性マジックで塗っています。

これなら丸い形がかわいいし、初心者でも簡単に自作できそうね!濡れても平気な扇子も手作りできるかしら?

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扇子の作り方④クリアファイルで工作

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