作り方⑥形を整える
ホイップクリームの上にビーズなどのパーツをつけ、もう一方の貝殻で蓋をします。貝の蝶番同士をくっつけ、片方を開いてホイップクリームや飾りを見せるようにすると見ばえがよくなります。
作り方⑦粘土にニスを塗る
ニスがない場合は工作用ボンドで代用できます。工作用ボンドは塗りたては乳白色ですが、乾くとクリアでニスのような質感を表現できるのでおすすめです。特にタルトなどを作った際に、たっぷりとかけるようにするとシロップの質感を出せます。工作用ボンドはつまようじなどを使って塗るとよいでしょう。
トゥンカロンの作り方【応用編】
画像にある他のトゥンカロンも、アクリル粘土を使って大きさ違いの丸をつなげただけです。目や口は、工作用ボンドに絵の具を混ぜて、つまようじで少しずつ描いていきました。ハートのトゥンカロンに描いている模様も、丸をたくさん描いただけです。
フェイクスイーツを楽しく作るコツ
フェイクスイーツは100均で材料を揃えられる簡単なハンドメイドです。ポイントを押さえてクオリティの高い作品に挑戦しましょう。
本物を参考にする
フェイクスイーツを作るさいは本物を参考にするのがいちばんです。SNSなどで映えるかわいいスイーツを見たり、実際に触ったり食べたりして、目を肥やしましょう。
粘土が乾かないよう気をつける
粘土は乾燥に弱く、乾燥すると加工しづらくなります。すぐに使用しない粘土はラップなどに包んでおきましょう。粘土が余ったときも、ラップを巻いて、さらにビニール袋に入れて密閉し保管することをおすすめします。
粘土の色付けは少しずつ行う
絵の具を足しすぎると薄い色に戻せません。絵の具を使って色を足すときは少しずつ足して練りこみ、好みの色に近づけていくようにしましょう。特に黒は注意が必要です。
試し塗りをする
歯ブラシなどを使って焼き色をつけるさいは、歯ブラシについた絵の具をそのまま粘土に当てるのではなく、いったん不要な用紙などに試し塗り(トントンする)をして色づき具合を確認しましょう。少しずつ色をつけていくとリアルなスイーツを表現できます。
ペットの毛などが入らないよう気をつける
粘土でよくある失敗は、ペットやセーターなどの毛が作品に入りこむことです。加工してからでは取り出せませんし見ばえが悪くなってしまいます。プレゼントをする作品に毛などが混入しないよう、気を付けて作業をしましょう。
次ページからもさらにフェイクスイーツ作りで気を付けたい点を紹介します。
出典:筆者撮影