目隠しフェンスのアイデア実例と簡単なDIY方法
ここまでフェンスについてそれぞれの素材や特徴などをご紹介してきました。本格的な外構工事などをしてフェンスを設置するのはきびしい…でももし安くて簡単にDIYできるのならフェンスを設置したいという方にいくつか方法をご紹介します。
アイデア実例①ラティスフェンス
ラティスフェンスを使って庭に目隠しフェンスをDIYする方法です。作業を始める前に設置したい場所を決めて寸法を測っておきましょう。設置する場所が土、コンクリート、ブロック塀など土台によって使用する金具の種類が異なりますのできちんと決めておくことが大切です。ここでは土の上に設置する場合のご紹介をしていきます。
用意する材料と道具
材料と道具は下記のようなものを準備します。安全に作業を進めるために軍手も準備しておくことをおすすめします。
- ラティス
- 支柱
- 固定金具
- 地中杭
- ドライバー(電動ドライバー)
- メジャー
- 水準器
- ハンマー
Check Point
- 風通しや目隠しの度合いでラティスの種類(タイプ)を選んでいきましょう。
- 置く場所によって天然木、防水・防腐加工した木材や人工木、アルミのものなど材料を選びましょう。
- 強度が心配な場合は人工木の補強用芯材を使うとラティスの強度が増し、風に強くなります。
ラティスフェンス
アイリスオーヤマ ラティス W-915 ブラウン 幅90cm×高さ150cm 4枚組セット
参考価格: 12,778円
格子タイプはルーバータイプより風をよく通すため影響を受けにくく風に強いです。
ルーバーラティス
アイリスオーヤマ ラティス ルーバー ML-915 ブラウン 幅90cm×高さ150cm 4枚組セット
参考価格: 12,963円
ルーバータイプは格子タイプよりは隙間が少ないため風の影響を受けやすいですが、目隠し効果は高いです。アルミ製のものもあります。ラティスは防カビ・防腐効果のある樹脂塗料を塗ったものでも1枚2000〜3000円くらいから安く揃えられます。
簡単なDIY方法
- 最初にラティスの種類を決めます。そのときに支柱とラティスの連結部分や土台に使う金具の種類と数も一緒に決めていきます。
- すべての支柱に目印を付け、印からずれないように固定金具を取り付けていきます。
- 支柱に金具を取り付けたらラティスをはめ込んでラティスと金具をネジでとめていきます。
- ラティスの幅に合わせて水平をとりながら地中杭を土に打ち込んでいきます。
- ラティスの支柱を水平に杭にはめ込み支柱をネジで固定したら完成です。
ラティス用L字ベース
天然木製 ラティス用L字ベース(壁付け用スタンド) 2個セット ウォッシュホワイト WLL-2LWHT
参考価格: 1,400円
ラティスを庭やベランダなどの塀に沿わせて置き目隠ししたい場合は、このようなL字ベースをラティスにつければフェンスを置くだけでも安定します。
ラティスパーツ ブロック用 固定金具
アイリスオーヤマ ラティス パーツ 固定金具 ブロック用 LK-100B 幅10㎝対応
参考価格: 1,314円
既存のブロック塀にブロック用の固定金具を設置するだけでラティスをしっかりと固定できます。
アイデア実例②1×4材でつくるフェンス
続いて今度はコンクリートブロックを基礎として1×4の木材を使って作るフェンスをご紹介します。1×4材は安くて手に入りやすく、サイズ規格も決まっていて加工もしやすいのが特徴です。
用意する材料と道具
材料と道具はこちらです。
- 1×4材を必要枚数
- 好きな塗料
- 必要数の支柱
- ブロック用の固定金具
- ボルト
- スペーサー などです。
簡単なDIY方法
- 基礎のコンクリートブロックに好きな塗料を塗ります。
- 1×4材をカットしてこちらも塗料を塗ります。
- フェンス用の支柱を差し込んでボルトを締め付けます。
- 木材を一度支柱に合わせてみて次の支柱の位置を決めます。
- 同じ要領で次の支柱にボルトを締めて固定します。
- スペーサーを挟み木材を一段ずつ固定していきます。
- 残りの木材も同じように固定していけば完成です。
Check Point
- 木材のカットはホームセンターなどのカットサービスを利用するのもおすすめです。
- 塗料を変えることで雰囲気が随分かわります。家のイメージに合う塗料を塗るといいですね。