完成した押し花でしおりを手作り!
綺麗な押し花が完成したら、いよいよしおりを手作りしてみましょう。どのような作り方があるでしょうか。早速見ていきましょう。
押し花しおりの作り方①紙に貼る
デザインを決めてから貼り始める
押し花しおりを手作りする基本は、画用紙や和紙などの紙に貼る方法です。まず、紙の上に押し花を配置してみて、デザインを決めます。薄い花は貼りにくいので、木工用ボンドを薄く水で溶いたものを筆で紙に塗ってから押し花を置くとよいでしょう。乾いてから上からも薄いボンドを塗ると、花弁がこすれるのを防ぐことができます。
花弁を保護するためにコーティング
最近は100均でもデコパージュ液が手に入るので、これを利用するのもよいでしょう。デコパージュ用の糊を塗った上に押し花を並べ、乾いてからデコパージュ用コーティング液でカバーします。他にも、薄い和紙や、市販の保護フィルム(保護シート)を貼ったり、台紙ごとラミネートして花を保護する方法もあります。その場合は、押し花を貼る時に仮留め程度でも構いません。
押し花しおりの作り方②ラミネートする
大切なチェキの保存に
— 라비⭐︎らび (@rabi_zikzin) June 13, 2019
丁度よい サイズがあった❤
挟むだけなら 出来るかも😂#ラミネーター無いけど#熱で失敗が怖くて出来なかった#セルフラミネート#セ・ア pic.twitter.com/mrDIs23X7e
100均の手貼りラミネートフィルムが便利!
押し花の作り方として次にご紹介するのは、ラミネートする方法です。最近では100均でもラミネートフィルムを売っています。注意したいのは、ラミネーターを使う(加熱を必要とする)タイプと、手貼り用のセルフラミネートフィルムがあることです。手貼り用のラミネートフィルムなら、フィルムの間に押し花を挟んで、空気を抜きながら貼るだけで簡単に押し花しおりを手作りできます。
ラミネーター用も低温のアイロンで加熱接着が可能
機械用のラミネートフィルムを間違えて買ってしまう方もいるかもしれません。しかしこのタイプは、アイロンの低温で加熱接着が可能です。フィルムの厚さなどで接着温度が変わるので、説明をよく読んでご使用ください。ラミネートの場合も、デザインを決めてからラミネートフィルムの上に並べます。花の位置がうまく定まらない場合は、押し花を紙に貼ったものをラミネートしてもよいでしょう。
押し花しおりの作り方③牛乳パックに加熱接着
牛乳パックの表面を薄くはがす
牛乳パックを利用したしおりの作り方もありますよ。牛乳パックの角をもんで、表面を薄くはがして使います。つるつるの面に押し花を置いてガーゼやティッシュなどの薄い紙をかぶせて、中温(140~160℃)でアイロンをかけるのです。
中温のアイロンで押し花が牛乳パックに接着!
すると、表面に加工されているポリエチレンが110℃程度で溶けて、押し花を接着できます。押し花を作る際には低温のアイロン(80~120℃)が推奨されるので、まず低温で試してみるとよいでしょう。詳しくは下記を参考になさってください。
押し花の利用法!しおりのデザインの参考にも!
だいぶ色褪せちゃったなー。
— ぬこ🐾 (@Nukonuu_0721) August 27, 2019
懐かしい☺️💕#能古島#押し花キーホルダー pic.twitter.com/CSFslJn342
綺麗な押し花が完成したら、しおり以外にもいろいろな使い方をしてみたくなるかもしれません。押し花を使ったさまざまなアイディアがインターネット上に紹介されています。そのデザインは、しおりを作る際にも参考になるでしょう。押し花の利用方法とデザインをいくつかご紹介します。
押し花の利用方法①カードや手紙に
余白を空けて、文字や言葉を入れてもおしゃれ
押し花を貼ってカードを飾るのもおすすめです。こちらはメインとなるビオラの花の周りに葉っぱやアジサイの花をバランスよく配置しています。花を一面に散りばめるのもかわいいですが、一部にとどめたデザインも素敵です。空いたところに好きな漢字や言葉を書き添えるのもよいでしょう。
台紙の色も変えてみよう
退色してしまった花も、台紙の色を変えたり添え花とすることによって、見違えるかもしれません。しおりやカードはそのまま壁に飾ることもできます。手紙を開いた時に花弁が出てくるように、封筒に忍ばせるのもおしゃれです。
押し花の利用方法②アクセサリーに
押し花をレジンで固めてイヤリングにしてみました(*´╰╯`๓)♬#レジン #ハンドメイド #押し花 #イヤリング pic.twitter.com/eDrje82ISE
— Shisyamo (@Shisyamo_nana) February 19, 2019
押し花はレジンを使うと、アクセサリーとしてアレンジできます。画像は、小さなビオラの花1輪をレジンで固めてイヤリングにした作品です。この方法なら、花弁1枚をピアスにすることもできます。100均のシリコンモールドを使って小さな花を複数封じ込めてもいいですし、バレッタなどに貼ってもよいでしょう。100均でも売っているフォトキーホルダーに押し花をデザインするのも素敵です。
押し花の利用方法③ネイルに
小さなお花ならば、ネイルアートにも取り入れることができます。押し花のネイルは、指先を優しい雰囲気に演出してくれるでしょう。季節を問わず使えますが、特に春先に人気のデザインです。こちらの作品のように、押し花は意外にもゴールドやシルバーのパーツとも相性がよいことがわかります。
押し花の利用方法④スマホケースなどに
今日はこんな感じのケースを作成させていただきました♪
— 🌸chamika@女子力向上委員会🌸 (@chami53290825) May 26, 2018
ご注文ありがとうございました(*^^*)#レジン #ハンドメイド #スマホケース #iPhoneケース #押し花 #カワイイ #オーダーメイド #ちゃ~こ pic.twitter.com/9yPZTtN9bh
花が風に散るような、動きのあるデザインも素敵!
スマホケースにUVレジン液で押し花を貼るという利用方法もあります。画像左側の作品は、左下に配した花から、花弁がなめらかな弧を描いて風に舞っていくイメージです。花は、花弁を組み合わせただけでも、真ん中にネイル用のスワロフスキーなどを置けば違和感がありません。
イニシャルを彩りよくデザインしても
スワロフスキーやラインストーンは厚みがあるのでしおりには向きませんが、しおり以外には使用を検討してみたいアイテムの一つです。右側の作品はイニシャルの形に彩りよくデザインしています。100均のUVレジン液とスマホケースを使うと気軽に挑戦できるでしょう。
押し花の利用方法④インテリアに
押し花は額に入れて飾ると、押し花アートとして優しいインテリアになります。押し花は「花」としてデザインするだけではありません。こちらの作品では押し花でピエロを描いているように、動物や風景など、さまざまなものを表現することができます。このようなデザインならば、退色してしまった花でも、使い方を工夫して十分に魅力を発揮することができますよね。しおりにも取り入れやすい技法といえます。
押し花しおりを手作りしよう!
押し花しおりは、自然を感じさせて安らぎをくれるアイテムです。電子レンジやアイロン、乾燥シートを使うと、昔ながらの方法よりも早く簡単に押し花ができます。しおりを手作りする時にはラミネートフィルムが便利です。しおり以外にもかわいい使い方がたくさんあり、100均のアイテムでさまざまなアレンジができます。綺麗な押し花で季節を感じながら、しおりなどの手作りを楽しみましょう。
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押し花をカードに貼ったり手紙に入れたりして、季節感を添えるのもおすすめです。