ボトルシップの作り方!瓶の中に船を入れるための材料・手順を解説!

ボトルシップの作り方!瓶の中に船を入れるための材料・手順を解説!

不思議なボトルシップは一見難しそうに見えますが、初心者でも挑戦できる簡単な作り方もありますよ。完成すると達成感もひとしおなボトルシップをぜひ作ってみましょう。今回は、ボトルシップ作りに必要な材料や道具、詳しい作り方を紹介します。

記事の目次

  1. 1.ボトルシップとは?
  2. 2.ボトルシップを作るための材料
  3. 3.ボトルシップを作るための道具
  4. 4.ボトルシップの作り方【引き起こしタイプ】
  5. 5.ボトルシップの作り方【分解・組み立てタイプ】
  6. 6.ボトルシップの作り方【偽ボトルシップ】
  7. 7.ボトルシップのおしゃれな応用
  8. 8.工夫と根気でおしゃれなボトルシップを作ってみよう

ボトルシップの作り方【分解・組み立てタイプ】

Photo by きくーち

引き起こしタイプよりもさらに細かいパーツに船を分解して、瓶の中で船のパーツを一つひとつ組み立てる手順です。あるいは最初から船を組み立てず、船の中で組み立てていきます。瓶の入り口が小さいボトルシップはこの方法で作ります。

作り方①船のパーツを準備する

組み立てられるものは組み立てますが、基本的にはこの時点では組み立てず、細かいパーツで準備します。塗装や模様入れもこのパーツの時点でやっておきます。

作り方②瓶の中に船を作り上げていく

Photo by Mark Morgan Trinidad A

ピンセットを使って、瓶の中で船を組み立てていきます。「引き起こしタイプ」よりも精密な作業が必要です。慎重に、ゆっくり、一つずつ組み立てていきましょう。全部組み立てられたら完成です。

ボトルシップの作り方【偽ボトルシップ】

船をあらかじめ作ってから、ボトルの底や側面に船の入り口を作って入れる手順です。土台や瓶に装飾物がついているようなボトルシップは、実はこの方法で作られていることが多いのです。初心者向けのボトルシップの作り方といえます。

作り方①船を完成させる

船を全部組み立ててしまいます。着色、模様入れまで、すべてこの時点で完成させてしまいます。

作り方②ボトルをカットする

プラスチックカッターやガラス用カッターで、船の側面または底をカット、船の入り口を作ります。切断しているときは周囲に気を付けて危険がないように作業するのはもちろん、切断面は手を切りやすいので気を付けましょう。

作り方③瓶の中に船を入れる

カットした部分から船を瓶の中に入れ、さらにカットした瓶を、プラスチックやガラス用の接着剤を使用して貼り付けます。またカット部分を貼り付けるということはせず、土台に瓶自体を取り付けてしまうという手もあります。

市販のボトルシップキットの中には、底が開くようになっているような瓶がセットになっている場合もあります。子どもでも簡単にボトルシップが作れるのでおすすめです。

ボトルシップのおしゃれな応用

「ボトルシップ」といっても、船以外のものを使って自由に応用もできます。工夫によっては、よりおしゃれで楽しくアレンジできます。船に加えていろいろな素材を使っている、個性的な世界観あふれるボトルシップの作品を見てみましょう。

応用①レジンを入れて水面の表情を作る

レジンを瓶の中に流し入れてUVライトで硬化すると、リアルな水面に見せられるのです。レジンの形を工夫することで、波打っているような表現ができますよ。レジンを着色すれば青々とした海原にも見えるという点も、レジンの使用はおすすめです。さらににレジンで船を固定できるので、いろいろな表現が可能です。

作り方

  1. 少しレジンを入れて硬化
  2. しっかり固まったらもう一度レジンを入れ、底のパーツを入れてから再度硬化
この手順で作っていきます。少しずつ繰り返すことで、船が海に浮いているように見えます。そこから先は、ボトルシップの作り方と同じです。レジンはしっかり硬化させましょう。大きさにもよりますが、UVライトなら30秒程度で硬化します。

応用②吸水ポリマーを使って海底風に

吸水ポリマーとは、水を吸収することで膨らみ、透明になる固形物のことです。これを船やフィギュアと組み合わせることで、水中風や海底風のボトルシップが作れます。水を使うので、中に入れるボトルシップはプラスチックがおすすめです。

作り方

  1. 吸水ポリマーを水の中に4時間ほど入れて、ぷにょぷにょの状態にする
  2. 瓶の底や奥に吸水ポリマーを詰める
  3. ちょうどいい位置に船の底パーツを固定する
  4. 船が完成したら、再び吸水ポリマーを、隙間を埋めるように入れる
  5. 吸水ポリマーで瓶が満タンになったら、水を入れて完成

応用③ミニチュアと組みあわせる

船だけでなく、ほかのミニチュアやフィギュアを使うことで、よりいろいろな世界観が表現できます。手持ちのものや市販のものを組みあわせても楽しいですが、自分で好みのミニチュアを自作するのも素敵ですね。ガラスドームを使う場合は、瓶を使ったボトルシップよりも少し簡単です。

作り方

作り方自体は基本的なボトルシップの手順と同じく、入れやすい大きさにミニチュアやフィギュアをカットして、底から順に配置していきます。レジンもあわせて使うと、幻想的な風景も作り上げられるでしょう。基本的に、どのような手順で、何を入れるかは自由です。自分の作りたい世界観を瓶の中で表現してみてはいかがでしょうか。

工夫と根気でおしゃれなボトルシップを作ってみよう

ボトルシップは「簡単!」とはいい難く、黙々と作り続ける根気と細かい手作業が必要になってきます。しかし、さまざまなアイテムと組みあわせて工夫をすることにより、幻想的で素敵な作品を作れるのです。隙間時間も使って、1つ作品を頑張って作ってみてくださいね。

テラリウムの作り方!必要な容器や材料から植物・苔の置き方まで解説!のイメージ
テラリウムの作り方!必要な容器や材料から植物・苔の置き方まで解説!
おしゃれにグリーンを楽しめる、人気のテラリウムの作り方をご紹介。コケなどを使って作るテラリウムは、初心者でも簡単に作れるので、インテリアが好きな方や園芸に興味ある方にもぴったり。材料は100均でも揃えられ、作り方も簡単なのでチャレンジしてみましょう!
家村絵未
ライター

家村絵未

関連記事

記事ランキング