スノードームの作り方「簡単!ペットボトル編」
【材料】
- 空ペットボトル …500mlくらいまでの大きさで表面がなめらかなタイプ
- 雪パウダー …ネイル用のラメパウダーやスパンコール
- 飾り …ビーズや造花、デコレーションボールなどがおすすめです
- のり …洗濯のりがおすすめです
- ビニールテープ
飾りは100均でも購入できます
子どもとの工作におすすめの、簡単に手作りできるペットボトルスノードームの作り方のご紹介です。ペットボトルスノードームの最大の特徴は、中身が接着されていないことです。すべての飾りが自由に動くので手元で降って楽しむことができます。
赤ちゃん用おもちゃにするのもアイデアです
ガラガラのように振って楽しむペットボトルスノードームは遊び方も簡単なので、赤ちゃんのおもちゃにするアイデアもあります。身近な材料を組み合わせて作るので、費用をかけずに手作りできます。作る際は誤飲や誤食に気を付けてキャップが開かないようしっかり固定してください。
作り方①飾りを入れる
ペットボトルの飲み口から飾りを内部に入れます。マラカスのように振って飾りが動く様子を楽しむおもちゃなので、多めに入れるのがコツです。飾りと雪パウダーは一種類でもかまいませんが、素材違いで複数入れると水中で動く速さが異なり見た目が楽しくなりますよ。
飾りは水に浮くものでもかまいません
置物のように向きを固定して楽しむアイテムではないので、飾りは浮力ではなく見た目を重視して選びましょう。スポンジのようにやわらかい材料なら多少大きくても簡単にペットボトルの中に入りますが、大きすぎると動きが悪くなるため注意しましょう。
作り方②水と洗濯のりを入れる
水にのりを混ぜてとろみをつけることで、飾りの動く速さを調整することができます。のりを入れる量はお好みですが、ペットボトルスノードームには量が多く透明感もあるため洗濯のりがおすすめです。洗濯のりを使用する場合の割合ですが、水:のり=5:5を目安に水を足しながら調整するとよいでしょう。
のりと水の調合は別の容器で行いましょう
水とのりの調合は事前に別の容器で行うとよいでしょう。ペットボトルの容器に水とのりを別々に入れてシェイクする方法もありますが、微調整が難しいのでご注意ください。どうしても洗い物を少なくしたい場合は、空の牛乳パックを使って割りばしで攪拌するとあとの処理が楽になります。
水はペットボトル満タンに入れましょう
水の充填量ですが、ペットボトル飲み口すれすれを目安にするとよいでしょう。気泡が少ないほうが見栄えがよく、また飾りの動くスペースを広く確保できます。
作り方③キャップを閉めてテープで固定
ペットボトルの中身を入れたらキャップを閉めて完成です。小さな子どもや赤ちゃんのおもちゃに使用する場合は、水漏れと万が一の誤飲誤食の予防にキャップの上からビニールテープを巻いてキャップをしっかり固定するとよいでしょう。
グルーガンでもキャップが固定できます
さらにしっかりキャップを固定したい場合は、キャップを閉めたあとにグルーガンを使うとよいでしょう。また、ビニールテープの見た目が気になる場合はビニールテープの上からマスキングテープを巻くアイデアもあります。
手作りスノードームの実例紹介
実例①クリスマススノードーム
サンタクロースやトナカイの飾りを中身に使うことで、自作スノードームにクリスマス感を演出することができます。ジャムの空き瓶の円筒形が苦手な方は、調味料瓶を使ってもおしゃれです。写真映えもよく、仲間うちのちょっとしたプレゼント交換のアイデアにもなります。
雪パウダーを星にアレンジ
にぎやかなクリスマスを演出したい場合は、雪パウダーの材料を星型のラメにすると簡単です。100均にはレジンやネイル用ラメやミニチュアなど飾りの材料に使えるさまざまなアイテムが揃っているので、のぞいてみるとよいでしょう。
自分へのクリスマスプレゼントにもおすすめです
自作スノードームはいわば「箱庭遊び」なので、かまえずに楽しく作りましょう。自分の趣味や好きな食べ物モチーフにクリスマス飾りを添えて個性的なスノードームを作るアイデアもあります。年末頑張っている自分へのプレゼントになりますよ。
実例②思い出スノードーム
スノードームのモチーフを使って思い出に残したいシーンを再現するアイデアもあります。スノードームは雪パウダーの舞う空間が広いほうがおしゃれです。たくさんのモチーフを入れたいときは大きなサイズのスノードーム容器を選ぶのがコツです。
飾りにはジオラマ用フィギュアもおすすめです
100均でイメージ通りの飾りが見つからないときは、ジオラマ用フィギュアを探してみてもよいでしょう。日常の何気ない動作の人物や、リアルな動植物など100均にはない味のある飾りが見つかりますよ。
実例③写真入りスノードーム
写真を入れる専用のスノードームキットを使うことで、写真が中身に入ったスノードームを作るアイデアもおしゃれです。写真を入れることで、ちょっとしたプレゼントとしても喜ばれますよ。また、スノードームキットが手に入らない場合はラミネート加工で写真に簡単な耐水加工を施すこともできます。
手作りスノードームにおすすめ!アイテム紹介
アイテム①スノードーム自作キット
こちらは、手作りスノードーム専用の容器です。自作キットはいくつか販売があり、それぞれ容器の形状や大きさが異なりますのでイメージに合うものを探してみるとよいでしょう。球状ガラスのスノードームなら内部の空間が広く見え、ジャムの空瓶などにはないおしゃれな雰囲気を作ることができますよ。
キット購入の場合は付属品を確認しましょう
キットによってはスノードームの中身に入れる雪のパウダーが付属の場合があります。うっかり余分な材料を購入しないためにも、キットを購入する際には事前にしっかりと同梱物を確認しましょう。また、キットを使わなくても密閉できるビンがあれば自作できます。100均でも手に入るので探してみるとよいでしょう。
アイテム②雪パウダー
こちらはスノードームの雪に見立てるパウダーです。自作キット用に販売されている専用パウダーはラインナップ豊富で、ロマンチックな星形や雪形のものなどさまざまな形や色のパウダーがあります。スノードームの中身の雪をこだわることで、ぐっとおしゃれな雰囲気にすることもできますよ。
100均でも代用できるアイテムがみつかります
100均の手芸コーナーで販売されている、ネイル用のラメパウダーやスパンコールが雪パウダーの代用になります。使用の際は念のため、水で色落ちしたり溶けてしまわないか確認するとよいでしょう。
アイテム③ジオラマ用フィギュア
こちらは、スノードームに入れるためのフィギュアです。スノードームの中身は水で満たされるため、フィギュアは耐水性のものを選ぶのがコツです。ジオラマ用のミニフィギュアは精巧で種類が多いため、アイデア次第で日常のさまざまなシーンを閉じ込めたスノードームを作ることができますよ。
アイテム④ミニチュアハウス
こちらは、スノードームに入れるためのミニチュアハウスです。ジオラマ用や盆栽などの植木鉢用アイテムとして、さまざまな建物のフィギュアも販売されています。街並みがモチーフのスノードームを作りたい場合は探してみるとよいでしょう。
人物フィギュアを住人に見立ててもおしゃれです
建物にしんしんと降り積もる雪に色どりを添えたいなら、鉛筆の先ほどの1cm程度の人物を添えてもよいでしょう。さまざまなポーズやシチュエーションの人物を使ってにぎやかな雰囲気を演出することもできます。
アイテム⑤瞬間接着剤
スノードーム内部のフィギュアの固定には、瞬間接着剤が便利です。接着剤にはさまざまな商品が販売されていますがスノードームの中身は水で満たされるため水性タイプは避け、接着後次の工程に進む際には完全に乾くのを待ちましょう。
アイテム⑥台所用洗剤
スノードームに中身と水を入れた後の仕上げに使う台所用洗剤です。使用するのはたった一滴なので、特に銘柄やこだわりは必要ありません。洗剤を界面活性剤につかうことで、スノードームの雪パウダーなどの中身と水が馴染み仕上がりがよくなります。
アイテム⑦液体のり(透明タイプ)
スノードームの雪が降る速度をゆっくりに調整したい場合には、水に液体のりを混ぜてとろみをつける方法もあります。液体のりを選ぶ際は、濁りのない透明なものを選ぶとよいでしょう。
まとめ
今回はおしゃれなスノードームの作り方特集でした。空き瓶やペットボトルでも中身の工夫次第で、さまざまなスノードームを作れることがわかりました。事前にしっかりイメージを膨らませることがスノードーム作りを楽しむコツです。ハンドメイドのヒントになれば幸いです。
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作り方の紹介はここまでです!ここからは、自作スノードームのヒントになるさまざまな手作り実例をご紹介いたします。