スノードームとは
スノードームとは、透明なガラスやアクリルの容器を使った置物です。容器の底に建物や生き物のミニチュアフィギュアが固定され、ラメなどの雪に見立てたパウダーが入った水が充填されています。容器を動かすことで水が攪拌され、まるで雪が降るように見える仕組みがおしゃれなアイテムです。
作り方さえわかればスノードームは簡単に手作りできます
土産物やクリスマスなどの季節飾りとして人気のスノードームですが、実は100均などで手に入る身近な材料を使って簡単に手作りすることができます。写真映えもよいのでコツさえつかめば子どものクリスマス会のイベントやちょっとしたプレゼント、夏休みの工作などのワークショップのヒントにもなりますよ。
スノードームの作り方「基本編」
【材料】
- 空き瓶 …ジャム瓶など密閉できるタイプで広口のもの
- 雪パウダー …レジンやネイル用のラメパウダーで代用可能です
- 飾り …耐水性のフィギュアやミニチュアハウスなど
- 台所用洗剤 …家にあるものでかまいません
- 接着剤 …耐水性のもの
夏休みの工作にもおすすめの簡単スノードームの作り方です
特別な材料を使わない、最もベーシックな自作スノードームの作り方をご紹介いたします。瓶を上下逆さにした状態で飾るため、必ず密閉性のよいジャムなどの空き瓶を用意してください。また、フタ裏に飾りを接着するためなるべく広口でフタの大きな瓶を選ぶのが簡単でおしゃれに仕上げるコツです。
飾りにサンタクロースやトナカイを選ぶとクリスマス感が演出できます
11月になると100均でもサンタクロースやプレゼントボックスなどのクリスマスモチーフが登場します。クリスマス感を演出したいなら、モチーフをクリスマスにするか雪パウダーを赤・白・緑のクリスマスカラーにするのがコツです。
作り方①空き瓶のフタ裏に飾りを接着
最初に、飾りになるフィギュアやミニチュアハウスを瓶のフタ裏に接着剤で固定します。フタが分厚い場合や飾りがフタの厚みより小さい場合は、まずフタ裏にカットしたスポンジやペットボトルのキャップなどを接着して上げ底をするとよいでしょう。
やや小さめの飾りにするのがおしゃれに仕上げるコツです
飾りの大きさは瓶に入るサイズにまとめることはもちろんですが、雪パウダーの舞うスペースを考えて瓶よりも小さめサイズにするとよいでしょう。たくさんの飾りを入れたい場合は、思い切って瓶のサイズを大きくすると見栄えがしますよ。
飾りのアイデアが浮かんだら、全体のバランスを考えながら材料の大きさを工夫してくださいね。
作り方②空き瓶にパウダーを入れる
フタ裏に飾りをレイアウトできたら、本体の瓶の中に雪パウダーと水を入れます。100均などのネイル用ラメパウダーを雪パウダーに使ってもよいでしょう。流れ星に見立てた星形のラメパウダーやカラフルなラメパウダーでゴージャス感を演出するのもアイデアです。
雪パウダーは少なめがおしゃれに仕上げるコツです
中身の雪パウダーは入れる量によって完成時の印象が大きく変わります。多いと吹雪のように飾りを隠してしまうので、おしゃれ感のある手作りスノードームを目指すなら「ちょっと少ないかな?」と思うくらいの量に控えるのがコツです。
複数の雪パウダーを混ぜるアイデアもあります
複数のパウダーをミックスする場合はパウダーの粒の大きさに注目して配合量を調整しましょう。小さな粉のような雪やラメパウダーは多少多めに入っていてもかまいません。しかし、大振りのスパンコールや雪の結晶モチーフなどはアクセントになりますが、多すぎるとうるさい印象を与えかねないのでほんの少しにしておくのがコツです。
作り方③水と台所用洗剤を入れフタを締める
飾りと雪パウダーが準備できたら、仕上げの作業を行います。雪パウダーの入った瓶に台所用洗剤を一滴入れ、水をいっぱいになるまで静かに入れてフタをします。フタをする際に水があふれてこぼれますので気をつけてください。
水は満タンに入れるのがコツです
水が少ないと、手作りスノードームを飾った際に上部に空気だまりができてしまいます。気泡が少ないほうが見栄えがよいので瓶に水を入れる際は必ず満タンに入れたほうがよいでしょう。また、フタがゆるいと水がこぼれることがあるので、しっかり閉めてからひっくり返してください。
基本の空き瓶スノードームの作り方はここまでです!次は、小さな子供でも簡単に手作りできるさらに簡単なペットボトルスノードームをご紹介いたします。
飾りは100均でもガチャガチャでもOKです。子どもでも作りやすい、夏休みの工作やクリスマス会のワークショップにも使える手作りアイデアです