サシェの作り方のポイントと注意点
サシェを作るポイント
サシェを作るときのポイントです。ポプリ袋とアロマワックスサシェ、どちらにも共通するポイントなのでチェックしてみてください。長持ちのポイントも紹介します。
香りをブレンドするポイント
アロマオイルを数種類混ぜて作ると、自分だけの香りを作れます。アロマオイルにはそれぞれ効能効果がありますが、難しく考えず、まずは自分の好きな香りを2、3種類混ぜてみてください。自分が心地よいと感じる匂いが、そのときの自分に合った匂いなのです。自分の好みと置く場所に合わせて、香りをブレンドしてみてください。
香りを長持ちさせるポイント
香り成分は空気中に揮発していくことで飛んでいきます。広い空間だと、どんどん香りが飛んでいってしまうので、なるべく狭い空間に置くことが長持ちのポイントです。また直射日光はサシェの劣化を招くので、できるだけ日の当たらない場所に置きましょう。
サシェを作るときの注意点
簡単にできるサシェ作りですが、注意しなければならないポイントがあります。注意するべきことは守って、安全にサシェ作りを楽しみましょう。
換気に注意
サシェ作りは強い匂いを伴う作業です。作業中は部屋にアロマオイルの香りが充満するので、気分が悪くなってしまうこともあります。サシェ作りをするときは、換気扇をまわし、窓を開けるなどして十分に換気してください。
妊娠中は注意のものも
エッセンシャルオイル(精油)を使用する場合は、妊娠中は避けたほうがよい香りもあるので注意しましょう。ローズマリー、ゼラニウム、ペパーミントなどです。妊婦さんは、フレングラスオイルを使用すると安心でしょう。フレングラスオイルは香り自体に効能効果がないですが、香りの持続性が高いという特徴があります。
手作りサシェの実例
基本の作り方は先ほど紹介した通りですが、少しアレンジを加えることでサシェがぐっとおしゃれになります。ここでは5つの実例を紹介します。どれも簡単なので、初心者でも取り入れやすいものばかりです。
①オーガンジー袋に入れて
作り方の項で紹介したお茶パックの代わりに、写真のようなオーガンジー製の巾着を使ってもよいです。中に好きな香りのポプリを詰めて、ポプリ袋にしましょう。中身が透けて見えるので見た目もかわいいですね。
②リボンを使ったサシェ
リボンを使って簡単にサシェ袋を作る方法もあります。中身を好みの布で包んで、リボンを結べばできあがりです。これなら手芸が苦手でも挑戦しやすそうですね。見た目にもおしゃれなので、見えるところに置きたくなりますね。
③テトラ型サシェ
こちらはテトラ型の袋を使ったサシェです。そのまま置いても安定しますし、ひもで吊り下げても使えます。このように空気を通す素材の布であれば、どんなデザインの袋でもサシェ袋になるのです。
④フォトフレームサシェ
フォトフレームを型にしてアロマワックスサシェを作ると、そのまま立てかけて飾ったり、壁に掛けて使ったり、おしゃれなインテリアになります。直射日光の当たらない狭い空間に置いた方が長持ちするので、玄関やトイレなどに置くのがおすすめです。
⑤アロマワックスサシェを袋に入れて
こちらは初心者におすすめの方法です。小さな型で作ったアロマワックスサシェを袋に小分けしています。ドライフラワーで飾りつけるのはなかなかセンスのいる作業ですが、これなら簡単にできそうですね。引き出しに入れたり、吊り下げたりして使えます。
まとめ
サシェに興味はあるけれど、市販品の香りが好みじゃなかったり強すぎたりして失敗したという経験はありませんか?手作りなら、自分の好みや利用シーンに合わせてぴったりの香りを選べます。香りの強さの調節も自由にできます。ここで紹介した作り方は簡単なものばかりなので、ぜひ試してみてください。
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出典:写真AC