DIYパーテーション⑤有孔ボード間仕切り
建築で吸音材として扱われる有孔ボードも便利なアイテムです。壁の奥が小さな穴から見え隠れするため、圧迫感をあたえません。また、有孔ボード用のフックを使うことで小物をかけるなど実利性のあるパーテーションを作れますよ。一般的にクリア仕上げのナチュラルカラーをよく見かけますが、好きな色も塗れますよ。
穴のサイズとピッチを確認
有孔ボードには二種類のタイプがあります。
- 穴径5mm×ピッチ25mm
- 穴径8mm×ピッチ30mm
準備するもの
- ディアウォールやラブリコなど突っ張り金具
- 2×4材
- 有孔ボード
- 丸頭ビス(トラスビス)
- 電動ドライバーや電動インパクト
- 塗料(塗装する場合)
有孔ボード間仕切りの作り方
- ディアウォールやラブリコを使って柱となる木材を有孔ボードの幅に合わせて立てます。
- 柱をたてた後、両柱をつなぐ木材を取り付けます。
- 柱の幅に合わせて有孔ボードをカットします。
- カットした有孔ボードをビス止めで貼り付けます。
- 有孔ボード間仕切りの完成です。
DIYパーテーション⑥突っ張り棒
突っ張り棒を使ったパーテーションは、質量が軽く女性でも簡単にセットできるところが特徴的です。突っ張り棒とワイヤーネットのセットもありますが、別々に買うことでお好みのサイズに変更できます。ワイヤーネットの固定には結束バンドが便利ですよ。また、耐荷重は10kg~20kgがよくみられますが、重量オーバーには気を付けましょう。
準備するもの
- 突っ張り棒(床から天井までの長さまで伸びるもの)
- ワイヤーネット
- 結束バンド
突っ張り式パーテーションの作り方
- 突っ張り棒で床から天井を突っ張ります。同じ物を2本立てます。
- 突っ張り棒がしっかりと固定されたのを確認してワイヤーネットを結束バンドで取り付けます。
- 突っ張り式パーテーションの完成です。
ワイヤーネットの幅に合わせて突っ張り棒を立てるのがポイントだね。
DIYパーテーション⑦ラブリコ
ディアウォールと似ているラブリコは、上部のアジャスターで突っ張り高さを調整できるようになっているため、突っ張り棒となる木材カットに生じる多少の誤差には対応できます。工具を使わず、固定をすることなく取り付けできますが、突っ張り棒のように天井と床で突っ張るだけなので定期的にアジャスターの緩みがないか確認することが大切です。
準備するもの
- ラブリコ
- ラブリコ(棚受パーツ)
- 2×4材(設置場所高さと棚板分必要)
- ビス
- 電動ドライバーや電動インパクト
- 塗料(塗装する場合)
ラブリコパーテーションの作り方
- 2×4材をカットします。ディアウォール同様、床(接地面)から天井までの高さを計ってカットしますが、ラブリコの場合は95mm短くカットします。(天井高-95mm)また、棚板となる木材も一緒にカットしておきます。
- ラブリコのパーツを木材に取り付け、立てます。写真のように3本立てるときは、端から1本ずつ立てます。
- まず、端から中央と2本を棚板の幅に合わせて立て、棚板をラブリコの棚受けを使い取り付けます。
- 同じように最後の柱を立て、棚を取り付けます。
- ラブリコパーテーションの完成です。
棚受けを使えば後からでも棚を増やせるの~。棚を増やせば実利性も高まるぞ。
木材と植物の組み合せは北欧ナチュラル風でさわやかだね。
まとめ
最近ではDIYで簡単に自作できるさまざまなアイテムが登場しています。また、オリジナリティをもっと加えることで上級者のパーテーションを作れ、実利性もあがります。しかし、せっかく作ったパーテーションが倒れたり、崩れたりしないようにしっかりと固定をすること、ぐらついたりしてないか定期的なチェックをすることを忘れずにしましょう。
専用のフックを使うとさまざまな小物を掛けられるぞ!