マクラメとは?歴史や編み方を紹介!マクラメ編みのデザイン集も紹介!

マクラメとは?歴史や編み方を紹介!マクラメ編みのデザイン集も紹介!

マクラメとは紐を使った編み方の一種で、ハンドメイドや手芸でよく使われます。マクラメ編みにはいくつかの編み方があり、数種類の編み方を組み合わせればオリジナルのアイテムが作れますよ。マクラメ編みをマスターして、アクセサリーや雑貨などを自作しましょう。

記事の目次

  1. 1.マクラメとは
  2. 2.マクラメの編み方
  3. 3.マクラメ編みのデザイン集
  4. 4.まとめ

マクラメとは

出典:写真AC

マクラメとは、手芸で使われる編み方の一種です。数本の紐をある法則にしたがって結びつけて、幾何学的な模様を作ります。できあがりがレース模様になる編み方もあるため、マクラメレースとも呼ばれています。マクラメはアクセサリーやインテリア小物にも使われ、作り方が簡単なため人気です。また、紐の素材を変えたりビーズを装飾したりとさまざまなアレンジができます。

マクラメの歴史

マクラメの発祥がどこなのかは、わかっていません。もともとはアラビアのラクダの背につける麻袋の結び方が、イスラム圏に伝わって中世時代に発展し、その後アラビア人によって世界中に広められたといわれています。歴史とともに編み方の種類も増え、16~17世紀にはファッションの装飾としてヨーロッパでマクラメが流行しました。日本国内でもマクラメの歴史は古く、明治時代以降は手芸の手法として親しまれています。

マクラメの語源

マクラメは「交差して結ぶ」という意味があり、アラビア語の「ムクラム(格子編み)」やトルコ語の「マクラマ(タオル)」が語源といわれています。

マクラメとミサンガの違い

ミサンガとは、糸を結んで作ったアフリカ発祥のアクセサリーのことです。糸が切れると願いが叶うといわれていて、一般的には手首や足首にお守りのかわりに巻きます。一方のマクラメとは編み方の方法の総称のことで、ミサンガはマクラメ編みで作れるアクセサリーのひとつです。ちなみに、マクラメの作り方でなくても糸を結んだアクセサリーはミサンガと呼ばれます。

ミサンガの作り方!初心者向けにスタンダードな手作り方法・手順を解説!のイメージ
ミサンガの作り方!初心者向けにスタンダードな手作り方法・手順を解説!
切れると願いごとがかなうといわれるミサンガは、お守りとして人気があります。ミサンガの手作り方法は、小学生でもかんたんに作れてしまうほどいたってシンプルです。この機会に親子でミサンガ作りをしてみませんか。そんなミサンガのかんたんな手作り方法を解説します。

マクラメの編み方

材料

マクラメ編みをするときは、好きな素材の紐を用意してください。ナチュラルな仕上がりにしたいときはコットンなどの自然素材を使うのがおすすめです。またアクセサリーを作る場合は、ビーズや数種類の色の紐を使うとオリジナリティある作品に仕上がりますよ。

結びはじめの作り方

(1)紐を2つ折りにして、芯となる紐や棒の下にくぐらせます。
写真:筆者撮影(以下同様)

(2)芯の上部の輪を下の方へ折ります。

(3)輪の中へ2本の紐を通して引っ張れば、結び始めの完成です。

編み方①平結び

(1)平結びは、画像のように4本の紐を使います。
出典:筆者撮影(以下同様)

(2)右端の①の紐を、②③の上を通って④の下におきます。

(3)左端の④の紐を、③②の下をくぐらせて①の上におきます。

(4)今度は左端に置いた①の紐を、③②の上を通って④の下にくぐらせます。

(5)右端の④の紐は、②③の下をくぐって①の上になるようにします。

手順2~5を繰り返していくと、画像のような結び目ができあがります。

平結びはもっともスタンダードな編み方で、使う素材の種類によって仕上がりの雰囲気が変わります。

平結びにビーズを組み合わせると、簡単にブレスレットが作れますよ。

編み方②ねじり結び

(1)ねじり結びも、平結びと同様に4本の紐を使います。
出典:筆者撮影(以下同様)

(2)平結びと同様に、右端の①の紐を②③の上を通って④の下におきます。

(3)左端の④の紐を、③②の下をくぐって①の上にくるようにします。

(4)先ほど右端に置いた④の紐を、今度は②③の上を通って①の下にくぐらせます。

(5)左端の①の紐を③②の下をくぐらせて④の上におきます。

手順2~5を繰り返していくと、画像のような編み模様ができます。

ねじり結びは、毎回右端の紐から編み始めるのがポイントです。

ねじり結びは、長く編むと編み目がねじれてきますよ。

編み方③七宝結び

(1)七宝結びは紐の本数に決まりはありませんが、必ず偶数になるようにしましょう。画像では6本の紐を芯となる紐へ結び、12本になるようにしています。
出典:筆者撮影(以下同様)

(2)両端の2本ずつを除いた、③④⑤⑥と⑦⑧⑨⑩で平結びをします。

(3)2段目は、①②③④で平結び、⑤⑥⑦⑧で平結び、⑨⑩⑪⑫で平結びをします。3段目はまた手順2に戻ります。

上記の手順を繰り返していくと、ネットのような編み模様ができあがります。

七宝編みは、プラントハンガーやタペストリーに使われることが多い編み方です。

結び方④四つ編み

(1)四つ編みをするときは、紐を4本用意しましょう。
出典:筆者撮影(以下同様)

(2)まず初めに、右端の④の紐を③②の下へくぐらせます。

(3)続けて④の紐を②の上におきます。これで、1目編んだことになります。

(4)今度は左端の①の紐を、真ん中の②④の下をくぐらせます。

(5)そのまま①の紐を④の上へおきます。これで2目完成しました。

手順2~5を繰り返すと、画像のような編み目が完成します。

四つ編みはマクラメ編みの種類のひとつですが、ヘアアレンジにも使えますよ。

四つ編みは作り方が簡単なので、ほかのハンドメイドでもよく使われる編み方です。

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マクラメ編みのデザイン集

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