はじめに
ビーズは頭の体操になるため、高齢者のレクリエーションや、リハビリなどにも用いられています。スワロなどのガラスビーズなどを使えばアクセサリーとしても使えます。一粒のビーズが形になっていく様子は楽しいですよ。今回はビーズボールの作り方を紹介します。
ビーズボールの作り方【基本編】
ここでは、キューブ型のビーズボールの作り方を紹介します。編み方がわかれば、いくつでも思い立ったときに作れる、かんたんな基本形です。コロンとした立体にしあがるので、子供と一緒に手作りしてみてはいかがでしょうか。ピアスなどに応用しやすい形です。
材料
- パールビーズ 6mm程度 12粒
- テグス(3号) 30cm
作り方①ベースを作る
ビーズを4個テグスに通し、4個目でテグスを交差させて引き締めます。
左右のテグスに1個ずつビーズを通し、7個目のビーズを交差させて引き締めます。この工程をもう1度繰り返し、合計10個のビーズを通します。しっかりテグスを引き締めましょう。
作り方②立体にする
テグスの左右に、ビーズを1個ずつ通し、初めに通したビーズにテグスを通し交差させて引き締めます。これで、立体化しました。このままでは、キューブがぐらつくので、テグス同士がつながっていないビーズを、余ったテグスで通して頑丈にします、ランダムにつなげていき、テグス同士がぶつかったところで2重結びにします。
作り方③糸始末をする
しっかり2重結びをした後は、テグスを任意のビーズに2粒ほど通して切りましょう。これで基本のビーズボールの完成です。
アクセサリーにするときは、結び目に多用途接着剤をつけてね。
ビーズボールの作り方【パールボール編】
ここからは、アドバンス編として30個のパールビーズで作る「パールボール」の作り方を紹介します。編み方が複雑ですが、練習を重ねることで思った以上にかんたんに編み進めることができます。基本が万全にできるようになったらチャレンジしてみましょう。キーホルダーやピアスなどのアクセサリーに仕立てるとよいでしょう。
材料
- パールビーズ 4mm 30個
- テグス 3号 50cm
- スキ玉 10mm 1個
スキ玉はアクリル製のビーズです。ビーズ専門店などで購入可能よ
作り方①1~9個目を通す
- テグスにビーズを4個通し、5個目でテグスを交差させる
- テグスをしっかりひきしめておく
- 右手側のテグスに6個目から8個目を通す
- 9個目でテグスを交差させる
- 左手側のテグスは4個目に通したビーズに通しておく
5個目のビーズにシールをつけました
作り方②10~15個目を通す
- 右手側のテグスに、10個目と11個目のビーズを通す
- 12個目のビーズをテグスで交差させる
- 左側のテグスは3個目に通したビーズに通しておく
- 右手側のテグスに、13個目と14個目のビーズを通す
- 15個目のビーズをテグスで交差させる
同様に、左手側に移ったテグスは2個目のビーズに通しておきます
作り方③16~18個目を通す
- 右手側のテグスに、16個目と17個目のビーズを通す
- 18個目のビーズをテグスで交差させる
- 左手側のテグスは1個目のビーズに通しておく
- 続けて6個目に通したビーズにも通しておく
作り方④19~20個目を通す
- 右手側のテグスに19個目のビーズを通し、20個目のビーズを交差させる
- 左手にわたったテグスは7個目に通したビーズに通す
これで半分が編みあがりました。テグスをしっかり引き絞ると、半球状になります。
作り方⑤20~25個目を通す
- 右手側のテグスに21個目、22個目のビーズを通し、23個目のビーズで交差させる
- 左手にわたったテグスは、立ち上がった縁に当たる8個目と10個目のビーズに通す
- 右手側のテグスに24個目を通し、25個目のビーズで交差する
- 左手にわたったテグスは、立ち上がった縁に当たる11個目と13個目のビーズに通す
21個目にシールを貼りました。ここで、スキ玉を入れてください
作り方⑥26~30個目を通す
- 右手側のテグスに26個目のビーズを通し、27個目のビーズで交差する
- 左手にわたったテグスは、立ち上がった縁に当たる14個目と16個目のビーズに通す
- 右手側のテグスに28個目のビーズを通し、29個目のテグスで交差する
- 左手にわたったテグスは、立ち上がった縁に当たる17個目と19個目、21個目のビーズに通す
- 30個目のビーズを通しテグスで交差させる
作り方⑦仕上げ
- テグスをぎゅっと引くと球になる
- 頂点に見える5つのビーズに右手側のビーズをぐるりと通す
- 左手側のビーズとかちあったところで、2重結びにする
- 任意のビーズにそれぞれ通してビーズを切って完成
編み方は難しいけど、ゆっくりやるとビーズの通し方がわかります!
出典:筆者撮影