クッションの作り方!中身の素材の選び方からカバーの縫い方までご紹介!

クッションの作り方!中身の素材の選び方からカバーの縫い方までご紹介!

ソファーでのくつろぎに欠かせない「クッションの作り方」のご紹介です。カバーを変えるだけで模様替えが叶う便利なインテリアアイテムとして人気のクッションとクッションカバーは作り方がかんたんで応用もしやすく、ハンドメイドでも人気があります。

記事の目次

  1. 1.クッション作りの基本
  2. 2.クッションの作り方「中身の素材を選ぶ」
  3. 3.クッションの作り方「ヌードクッション」
  4. 4.クッションの作り方「1枚布仕立ての手順」
  5. 5.クッションの作り方「リバーシブル仕立ての手順」
  6. 6.手作りクッション実例紹介
  7. 7.まとめ

クッションの作り方「1枚布仕立ての手順」

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クッションカバーの簡単な作り方のご紹介です。長方形の生地でくるむような形に仕立てることで、初心者に難しいファスナー取り付けをしなくても交換可能なクッションカバーが作れますよ。

基本の材料

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  1. 生地(47cm×115cm)
材料は長方形の生地1枚とシンプルです。生地の種類は好みでよいですが、麻やガーゼを使う場合は水濡れで縮みやすい特徴があるので裁断前に水通しをするとよいでしょう。

①生地を裁断する

出典:著者制作画像

縫い代込みのサイズに生地を裁断します。45cm角の正方形ヌードクッションに対応したカバーなら47cm×115cmでよいでしょう。手芸が苦手で生地選びが分からない場合は、伸縮性のない生地を選びましょう。綿や綿ポリエステルが扱いやすくおすすめです。

②縫製用の印をつける

出典:著者制作画像

縫製用の目印になる線を引きます。周囲1cmを余白として、定規を使ってまっすぐ線を引きましょう。長方形の短辺部分は「あわせ」です。図を参考に、1cmきざみで2本線を引いてください。

③端処理をする

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生地を裁ち落としたままで縫い合わせると端からほつれてしまう場合があります。ほつれ止めとして、端処理をおこないましょう。生地の周囲にロックミシンをかける方法がベストですが、通常のミシンの場合はジグザグ縫いを行うとよいでしょう。

④あわせ部分を処理する

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線に沿ってあわせ部分を三つ折りにし、直線縫いでおさえます。直線縫いの前に三つ折り部分にアイロンがけを行えば、生地がピンなり完成度が上がります。また三つ折りの際、折りにくい場合は待ち針で留めながら折るとよいでしょう。

⑤生地を三つ折りして縫い上げて完成

出典:著者制作画像

生地の長辺を三つ折りし、上下を縫い上げて表替えをして完成です。サイズが合えばどこで三つ折りにしてもかまいませんが、長封筒のように裏面中央付近に合わせがくるようにすると美しく仕上がります。

クッションの作り方「リバーシブル仕立ての手順」

Photo byiSAWcompany

次に正方形の布地2枚を縫い合わせ、脱着用のファスナーを取り付けたクッションカバーの作り方を紹介します。開口部を側面に取り付ければ、どちらが表でも使えるリバーシブル仕様のクッションカバーが仕上がります。

材料

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  1. 生地2枚(47cm×47cm)
  2. ファスナー(40cm程度の長さ)
表記は45cmのヌードクッション用カバーのサイズです。ファスナーは、オープンファスナーやコンシールファスナーではなく、通常の開き止めのついたタイプを用意してください。開きの大きさは調整できるので、ファスナーの長さはぴったりでなくても大丈夫です。

①生地を裁断する

出典:著者制作画像

生地を2枚裁断します。クッションの両面を表として楽しめるリバーシブルカバーなので、裏表の生地素材は同じでもよいですが両面違う生地を使ってもおしゃれです。

②縫製用の印をつける

出典:著者制作画像

生地の裏面に、チャコペンなどで縫製用の印をつけます。開口部分のファスナー用印付けは後程行います。

③端処理をする

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ほつれ止めのため、生地に端処理を行います。一般的な端処理はロックミシンで行いますが、通常の家庭用ミシンの場合は生地の周囲にジグザグ縫いをかけるとよいでしょう。

④ファスナーをとりつける

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開口部にファスナーを取り付けます。取り付けの手順は下記を参考にしてください。

  1. 表になる方を内側に生地を2枚重ねて置き、待ち針で留めます。
  2. 印つけを行った線と平行にファスナーを置きます。
  3. ファスナー両端の金具位置を線上に書き込み、開口の大きさを決めます。
  4. 生地の端から金具位置までミシンで縫います。
  5. ミシンで縫い代割りを行い、開口部分にファスナーを置きます。
  6. ファスナーを縫い付けます。

ファスナーのとりつけ方参考動画

手順の確認のために、動画をみるのもおすすめです。こちらは手芸愛好家による座布団カバー作りの紹介動画で、動画の開始から1分すぎくらいからファスナー取り付けの工程が紹介されています。

⑤三方を縫い上げて完成

Photo byfotoblend

開口部分が完成したら、残りの三方を縫い閉じて手作りリバーシブルクッションカバー完成です。縫い方は直線縫いがよいでしょう。ミシン糸の色ですが、表糸と裏糸の色変えをしなくても裏表どちらかに合わせた色で縫うとよいでしょう。

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手作りクッション実例紹介

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