布リボンの作成手順！洋服のはぎれでヘアゴム・ヘアアクセを作ろう！

布リボンが完成したら、とりつける土台となるヘアアクセサリーを用意します。髪ゴムやバレッタはとりつけるだけなので、ここではシュシュの作成手順を紹介します。章の最後に詳しくわかる動画もご紹介していますので、そちらも確認しながら作っていきましょう。

まず、先述のとおり生地を縦10㎝、横50㎝のテープ状に裁断します。この寸法より縦を長くすると高さが、横を長くするとギャザーが増えます。はぎれの大きさが足りなければ、つぎあわせてもOK。ギャザーがよれれば縫い目はほとんどわかりません。ゴムは20㎝に切って準備しておきます。

テープ状にした布の両端（縦）を、1cmほどの縫い代で中表に縫いあわせます。中表というのは、柄のない方を表にして、柄のある面同士を重ね合わせることです。重なった縫い代を左右に開き、アイロンで割る（おさえて倒す）と仕上がりがきれいです。

次は円周の方を縫っていきますが、ここで大きなポイントです。動画にもありますが、輪をつぶしてたたんだ布の上側を三つ折りし、それをくるむように下側の布を中表にたたみます。折ったところを、中の布を避けつつミシンまたは手で縫っていくとあら不思議！くるっと面白い様にひっくり返ります。

仕上げにゴムを通して輪にするように縛り、返し口をふさいだら出来上がりです。基本のシュシュができたら、布リボンを縫いつけるなどして、かわいくアレンジしてみましょう。

布リボン以外でも、工夫ひとつでヘアアクセを手軽にかわいくアレンジできます。アレンジ方法が簡単なものをご紹介していますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

輪になったゴムにリボンを結びつけていくだけのシュシュです。12~3㎝にカットしたリボンの切り口を、ボンドで固めてほどけないようにします。これを50本ほど用意して髪ゴムに結びつけます。手軽かつ華やかなヘアアクセができますよ。

シュシュや髪ゴムに市販のチャームやアクセサリーパーツ、ボタンなどをつけてみましょう。ボタンなら髪ゴムに通すだけでかわいいヘアアクセになります。チャームは髪につけたときに揺れる感じがかわいいですよ。また腕につければ、アクセサリーとしての役割を十分果たしてくれそうですね。

あえて小さいはぎれを継ぎ合わせて、配色のよいシュシュを作るのも素敵です。シックな素材を使えば大人の雰囲気で、オフィスにもつけていけそうです。シュシュはメインのファッションではなく小物なので、思い切って冒険してみてもいいかもしれませんよ！

捨てる前の洋服は、小さいはぎれでも取っておくと素敵に生まれ変わるかもしれません。テープ状の生地を必要分用意しておけば、幼稚園などのバザーでもどんどんシュシュを量産できますよ。アレンジでは日頃磨いたセンスを発揮して、素敵なヘアアクセをハンドメイドしてくださいね！