バネポーチの作り方【バネ口金について】
バネ口金の取り付け方法が若干難しいところです。かんたんに取り付けるということは難しいので何度か練習してみましょう。ここでバネ口金の取り扱いについて紹介します。
ペグ式の作り方
先ほどは「カン付き」の金具でしたが、100円ショップの商品は「ペグ」で閉じるタイプがほとんどです。ただ、ペグを差し込むだけですが、使っている途中で外れてしまわないようにミニハンマーを使って加締める必要があります。ペグが曲がってしまうと失敗なので、丁寧に作業してください。
バネポーチの開閉方法
バネポーチの開閉方法はとてもかんたんです。両端の金具部分を持ち、金具を押すと口が開きます。開閉をスムーズにするためには、厚手の生地を口布に使わないことと、口布の手繰り寄せ分は控えることです。型紙を作るときは、「バネ口金の長さ+2cm~3cm+縫い代分」で横幅を作りましょう。
バネポーチの作り方を利用したアレンジ
ここからは、先に紹介したバネポーチの作り方を応用したアレンジを紹介いたします。型紙は自由自在に作れますので、バネ口金の長さに応じて作ってみてくださいね。
アレンジ①メガネケース
10cmのバネ口金を使っています。メガネを一時的に保管しておくためのケースは、柔らかい布を選ぶとよいでしょう。また、マチはつけていません。メガネケースは敬老の日や母の日のプレゼントとしても人気です。ぜひハンドメイド品を贈ってはいかがでしょうか。
アレンジ②マナーポーチ
マナーポーチとは、愛犬の散歩の際に持ち歩くものです。中には糞を始末したビニール袋を入れておきます。こちらは小型犬用のものなので、小さめかつテトラ型に作られています。愛犬の体格にあわせて大きさを変えてみましょう。ビニールコーティング布などを使ってもよいですね。
まとめ
バネ口金を使ったバネポーチのフリー型紙を公開し、作り方を紹介しました。いろいろな作り方を試してみたくなるバネポーチ。できあがったポーチは、飴玉や鍵、リップクリームなどの小間物を持ち歩くのにおすすめです。バザーでも人気の商品になるので、ぜひ作ってみてくださいね。
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出典:筆者撮影