キンブレシートの「キンブレ」とは
アイドルにはそれぞれイメージカラーがあります。ライブでは、推しメンカラーのペンライトを光らせて応援する場面に見られます。キンブレとは、「キングブレード」というサイリウムペンライトの商品名です。女性でも持ちやすいスタイリッシュなデザインのペンライトでオタク文化の必需品とされるようになりました。
キンブレの価格や発色
キンブレ(キングブレード)には数種類のラインナップがあり、発色数などのスペックが異なります。デフォルトで15色発光が可能で、手元のボタンでチェンジ可能です。価格帯は2,000円~3,000円程度で、通販などで購入できますが、コンサートの公式グッズとして販売されることもあるようです。
キンブレシートとは
キンブレシートとは、キンブレの中に挿入する透明シートを指しています。自分のものとしてカスタマイズする意味合いもありますが、推しメンを応援するためのグッズとして文字入れなどのデコレーションを施すことが、ファンの間でも礼儀のようになっているのだとか。
キンブレシートとキンブレの使い方
キンブレを発光させると、キンブレシートの文字やイラストが浮かび上がります。これをライブの場面で振ることで、アーティストとの一体感が得られます。どんな人でもアイドルの応援ができるグッズのひとつです。アイドルオタクがサイリウムをもって踊る「オタ芸」が洗練されたものととらえるとよいでしょう。
キンブレシートの素材
キンブレシートは、透明なシートです。PET素材のOHPシートなどで作られていることが多くみられます。キンブレシートを作る場合は、しなやかで丸めやすい素材が最適です。
透明でもプラバン素材では作れないってことですね。
キンブレシートの入れ方
- 持ち手をまわして筒を外す
- 内側にシャイニーシートが入っている場合、いったん取り外す
- キンブレシートを入れる
- ②のシートを入れる
- 持ち手を取り付けて完成
この後で作り方に入ると、手作りキンブレシートのレイアウトがイメージしやすくなります。
キンブレシートのサイズ
キンブレシートは、サイズを把握しておかないと、セットしたときにレイアウトが崩れてしまいます。キンブレシートは、縦145mm×横75mmを上限にしてレイアウトをつくるとよいでしょう。お手持ちの筒に入らない場合は、周囲をカットすればよいので、周囲5ミリ程度の余白を設けておきましょう。
キンブレシートの作り方【パソコンとプリンタあり】
パソコンがあり、WORDやイラストレーションソフトが使える場合、手作りキンブレシートが作れます。プリンタを使う場合、OHPシートなどの特殊紙が印刷できる機種であるか事前に確認してください。
材料
- パソコン(WORDなどのワープロソフトや、イラストレーションソフト必須)
- インクジェットプリンタ(専用光沢フィルムや高品位専用紙印刷モードがある機種)
- OHPシート
OHPシートは文具店や100円ショップで購入できます
作り方①サイズを決める
パソコンで145m×75mm程度の枠に収まるように図形をつくり、レイアウト用のフィールドを作ります。図形そのもののサイズ設定が難しい場合は、A4サイズに書式設定したのち、3分の1程度の大きさで横長の長方形を縦に3つ配置すると、等倍で近い大きさに作れます。
作り方②文字やイラストを配置する
フィールドが決まったら、推しメンの名前やイラストなどを配置していきましょう。A4サイズの紙1枚で3つのデザインが作れます。JPEG画像などを貼り付けてオリジナル感たっぷりのシートを作成しましょう。カラー設定なども可能です。
作り方③印刷する
レイアウトが決まったら、一時保存をして印刷します。プリンターは「専用光沢フィルム」や「専用紙モード」といった用紙設定を行いましょう。印刷モードは「高品質モード」などクオリティの高い印刷ができるモードを指定します。きれいに印刷できたら完成。サイズ通りにカットしましょう。
1本準備すれば、いろいろな色に変えられます!