ペーパークイリングの作り方・飾り方を解説！紙を巻くだけで簡単？

ペーパークイリングは、紙テープをくるくる巻くことで絵や文字を表現するクラフトです。簡単なパーツの組み合わせでさまざまなデザインを作れるので、初心者や子供でも気軽に挑戦できます。出来上がる作品は、紙をくるくる巻くだけとは思えないほど華やかで繊細です。インテリアやプレゼント、ウェディングアイテムとしても大活躍するかもしれません。

ペーパークイリングには、専用のクイリングペーパーやクイリングバー（紙を巻く道具）があります。ペーパーの幅や色の種類も豊富です。基本的な材料と道具をセットにした商品も、インターネットなどで販売されています。その場合は好みの色だけすぐになくなって困ることもありますが、手近な材料を代用して安価に楽しむことも可能です。

材料はほとんどが紙のテープです。100均に売っている画用紙は色も豊富で、これを切って代用できます。好きな色を好みの幅に切って使えるのが利点です。画用紙は専用のクイリングペーパーよりも固いので、代用する場合に曲線がゴツゴツするかもしれません。気になる場合は指でしごいてやわらかくしてから使い、しっかり巻くことを意識するとよいでしょう。

画用紙はできるだけ同じ幅にまっすぐ切ると、仕上がりがきれいです。裁断機があると便利ですが、カッターナイフやはさみで代用してもよいでしょう。100均で500円商品として売っている手動シュレッダーを代用する方もいます。その他に飾るときにお好みで、ビーズやラインストーンなどをあしらうのもよいアイデアです。

クイリングバーは持っていると作業効率が上がります。軸の太さや持ち手の材質に種類があり、通販で1000円前後です。画像左上のように先端部に溝があるので、紙をはさんで簡単にくるくる巻くことができます。他にはさみやピンセットと、乾くと透明になる速乾性接着剤を用意しましょう。口が細い接着剤が便利ですが、爪楊枝や竹串をつけても十分代用できます。

クイリングバーの代用品として使えるのは、爪楊枝や針です。爪楊枝を代用する場合は、カッターナイフなどで切れ込みを作り、紙をはさみます。強度がなく壊れやすいのが欠点です。画鋲や待ち針などは巻きにくそうですが、クイリング作家も代用するといいます。巻き始め（中心部）がきれいに仕上がるのが利点です。最初を巻けば、残りは手で巻くこともできます。