パンケーキアートの作り方の手順
パンケーキアートの作り方とコツを詳しくご紹介しますね。お絵かきに失敗しても大丈夫。多少ならキッチンペーパーで拭き取ったり、爪楊枝やお箸で伸ばしたり削ったりと、修正がききます。簡単なデザインから、ぜひチャレンジしてみてください!
作り方①デザインを考える
まずはどんなデザインのパンケーキを作りたいか考えておきましょう。キャラクターの場合は見本や下絵を用意するといいでしょう。左右を反転させてお絵かきする必要があるので、トレーシングペーパーなどで見本をなぞって反転させておくと真似しやすいでしょう。最初は簡単なデザイン、単色でお絵かきできるものがおすすめです。
お名前入りのパンケーキなんかもいいわね。伝えたいメッセージを描いてもいいし、自由に描いてみましょうね。
作り方②お絵かきする
ホットケーキミックスで生地を作ったら、お絵かきにつかう少量をドレッシングボトルにとり分けて、お絵かきします。バターなどはつけず火を止めたまま、二回目以降はフライパンを濡れ布巾などで少し冷ましてから描きます。フライパンが冷えていればゆっくり描いても大丈夫です。濃い色にしたい線を描いたり塗ったりして、イラストを描きましょう。文字の反転を忘れずに。
作り方③焼けるまでじっくり待つ
最初に描いた線が焼けるまでじっくり待ちます。焦げて茶色くなるくらいまで焼く必要があります。バターを塗っていると線が浮いてきてしまうのでつけないでください。線が浮くとその下に生地が入り込み、線が見えなくなります。焼き加減を見るのにめくることも厳禁なので、どうしても加減を見たい場合は、最初に線とは別に色見本用に1滴、並べて生地を落としておくといいでしょう。濃淡をつけたければ工程を繰り返します。
じっくり待つのね!焼き加減が気になって、ついうっかりはがしてみたくなっちゃうなぁ…
途中で焼き加減をのぞくのはNG
焼き加減が気になるからといって、はがしてしまうと焼けた部分が浮いてしまいます。そうすると次の生地が焼けた生地とフライパンのすきまに入り込んでしまうので、せっかく描いたイラストが消えてしまいます。途中で焼き加減を見て失敗を防ぎたい方は、色見本用に小さく生地を落としておき、そちらをはがすようにしましょう。
きれいに焼けているかは最後にひっくり返してからのお楽しみね。線の周りが焦げてくるのをじっくり待つのよ。
作り方④残りの生地をかぶせる
線の隙間生地を埋めるように生地をかぶせます。丸く焼いても、線に沿った形で焼いてもおしゃれですね。あとはホットケーキミックスの袋にある指示どおりの時間を焼くだけです。ふつふつと泡がでてくるまで焼きましょう。背景になる部分の生地を焼きすぎてしまうと絵が見えなくなってしまいます。バターを塗っていないので焼き過ぎに注意しましょう。
作り方⑤ひっくりかえして裏面を焼く
いよいよお楽しみです。ひっくり返してうまくイラストが出ていれば成功です。焼き加減が気に入らなくても、もう一度追加で焼くことは難しいです。フライパンから一度剥がしてしまうと、均一に色を入れられないので、一発勝負です。裏面を焼くと完成です。
多色使いのパンケーキ
パンケーキに濃淡をつけて絵を描きたいときは、線の部分をしっかり焼いたあと、2番めに濃くしたい部分に生地を足して焼き、最後に背景部分を入れるというように、濃いところから順番に焼いていきます。濃淡をきれいに出すにはコツがいるので、色見用の生地をイラストの横に出して、そちらを剥がして色確認をしつつ焼いていくといいでしょう。
そうやって焼いているのね!焼き方はわかったけど…うまくできるかなぁ?
慣れてきたら、着色料を使って色違いの生地を作ってみてもいいわね。次のページでは、パンケーキアートのコツや注意点、パンケーキアートの活用方法を紹介するね。
初めてだから簡単なデザインに挑戦してみようかな!ハートとか、星とか…キャラクターでもシルエットなら描けそうね。