ミサンガの作り方!6本の糸を使用して作るやり方・編み方を紹介

ミサンガの作り方!6本の糸を使用して作るやり方・編み方を紹介

90年代、Jリーグ熱と共に、ミサンガは日本で大流行しました。6本の糸を使った美しい色合いと、おまじない効果に魅せられた人も多いでしょう。難しそうに見えますが、作り方も簡単です。この記事では、基本的な6本の糸での作り方を紹介します。

記事の目次

  1. 1.ミサンガってどんなもの?
  2. 2.ミサンガの使い方
  3. 3.ミサンガの作り方いろいろ
  4. 4.6本の糸を使用するミサンガの作り方
  5. 5.5本の糸を使用するミサンガの作り方
  6. 6.まとめ

ミサンガってどんなもの?

ミサンガの由来

ミサンガには、いくつかの由来がありますが、有力な説はブラジルのポンフィン・フィタです。ブラジルの東部、ポンフィンという教会は奇跡の教会といわれています。昔、遭難しかけたポルトガル船の船長が、航海の無事を祈願したところ願いが叶い、その御礼に建てられた教会がポンフィンです。教会にはフィタというリボンのお守りがあり、それがミサンガの始まりといわれています。

日本でもブームに

Photo bybirgl

ミサンガが日本で流行したのは、90年代のはじめ頃です。Jリーグの人気と共に広く知れ渡るようになりました。当時のJリーグの一部の選手が、チームの勝利祈願で身に付けていたのです。カラフルでおしゃれなミサンガは、祈願成就というお守り効果もあるといわれました。

ミサンガの使い方

Photo byWildschuetz

ミサンガのルール

ミサンガには、かんたんなルールがあります。

  • 一度つけたら、外さない(汚れたら洗っても良い)
  • 自然に紐が切れると、願いが叶う(切れたら、すぐに処分する)
ミサンガは基本的に外しません。もし結び目がほどけてしまったら結び直して、四六時中身につけたままにしておきます。

色によって意味がある

ミサンガの色には、それぞれ意味があります。自分が叶えたいことや、自分に足りないもの、相手に贈りたい気持ちなどで、色の組み合わせ方も違ってきます。

 

情熱、積極的
知的、爽やかさ
癒し、平和
明るい、元気
神秘的

好きな色を選んで、純粋におしゃれを楽しんだり、かんたんなメッセージを込めたりしてみましょう。色の組み合わせと、編み方の種類でバリエーションには限りがありません。

ミサンガの作り方いろいろ

斜め模様

ミサンガの基本的な模様です。編みあがりが斜めのストライプで、色の組み方によって、かんたんに雰囲気を変えられます。また、斜めの線の太さも変えられます。

ジグザグ模様・交差模様

シンプルなジグザグ模様や、組み方を変えて交差させる模様まで、個性を出しやすいアレンジが人気です。

メッセージを入れることも

Photo byPrawny

少し複雑になりますが、慣れてきたらイニシャルやメッセージなども入れられます。編み方を変えることで、オリジナリティーが増しますね。贈り物にもよいでしょう。

6本の糸を使用するミサンガの作り方

6本に増やして斜め模様のミサンガ

6本の糸で作る斜め模様は、かんたんで見た目もおしゃれです。何種類の色で作るかでも、雰囲気が変わります。6本の刺繍糸を2色に分けたり、3色に分けたりすることで、ストライプの幅が違ってきます。ここでは、3色の刺繍糸で作ってみましょう。2色で作るよりも、ストライプの幅が狭くなります。芯の糸になる一番右側の糸に、ほかの糸を順番に巻き付けていく作業を繰り返します。

材料

  • 好きな色の刺繍糸:6本(約80cmずつ)
  • クリップ:1個(糸の端を挟んでおく)
  • はさみ
  • メジャー
  • セロテープ(テーブルに糸を固定する)

作業前の準備

好きな3色の刺繍糸(それぞれ2本ずつ、計6本)を選んだら、長さを揃えて束ね、上から10cmほどの位置で結びます。上の部分をクリップで止め、机などにセロテープで固定しておきます。

作り方

  1. 3色の刺繍糸を、青、赤、黄という風に、順番に色を揃えてテーブルに広げる
  2. まず一番右側の芯の糸を左手で持ち、隣の左側の糸を右手で持つ
  3. 芯の糸を左側の糸の上に交差するように置く
  4. 右手で持っている糸を、芯の糸に1周巻きつけて、ぎゅっと絞るようにして結び目を固定
  5. 同じことを、もう1回繰り返す
  6. 同様にして、次の糸も順番に結び目を作る
  7. 順番にし終えて、芯の糸がいちばん左側にきたら、また一番右側の糸を芯の糸として、作業を繰り返す
  8. 12~15cmまで編んだら、両端を三つ編みしてとじる

5本の糸を使用するミサンガの作り方

簡単なねじり編みのミサンガ

材料

  • 好きな色の刺繍糸:5本(50~80cmずつ)
  • クリップ:1個(糸の端をとめておく)
  • はさみ
  • メジャー
  • セロテープ(テーブルに糸を固定する)

作業前の準備

ミサンガが編みやすくなるように、あらかじめ糸を固定しましょう。まず、好きな色の刺繍糸5本(芯となる糸3本と、巻き付けていく2本)を選びます。糸を選んだら、長さを揃えて束ね、上から10cmほどのところで結んでください。上の部分をクリップで止め、机などにセロテープで固定しておきます。

作り方

  1. 芯となる3本の糸を真ん中におき、両端に糸を1本ずつおく
  2. 右側の糸を、芯となる3本の糸の下側に通し、左側の糸の上におく
  3. 次に、左側の糸を芯となる3本の糸の上に通し、右側の糸の下に通す
  4. 芯となる糸はそのままで、両端の糸をゆっくり結んでいくと、結び目ができる
  5. 同様の作業を繰り返すと、糸は自然にねじれていって、美しい模様になる

まとめ

カラフルなミサンガは、一見、作り方が複雑そうに見えますが、慣れてくると1時間ほどで作れます。ねじり編みのほかにも、おしゃれな編み方のバリエーションは豊富です。大切な人への贈り物に、自分へのご褒美に、すてきなミサンガを作ってみてくださいね。

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きよ
ライター

きよ

自分で作れそうなものは、とりあえず作りたくなります。

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