マスクの洗濯するときにチェックするポイント
マスクの洗濯方法について見てきましょう。洗えるマスクを適切に扱うポイントをあげます。
①洗濯表示を確かめる
洗えるマスクと書いてある場合、洗濯表示や適した洗い方について表示があります。マスク自体につけるのが難しい場合、別紙に添付している場合もあるので、よくチェックしましょう。
マスクのパッケージをチェック
市販のガーゼマスクの場合は、パッケージに詳しく記載していることが多いです。手洗いのみもしくは洗濯機もOK、脱水の仕方や水温、使える洗剤などが書かれています。使う前にチェックしましょう。
②手作りの立体マスクは店に確認する
ハンドメイドのマスクを注文した場合は、店舗や製作者に洗えるか問い合わせをしましょう。マスクを自作したのであれば、生地を購入した手芸店などで教えてもらえることもあります。
③基本的には水で洗濯する
マスクは水や30℃程度の低めの水温で洗った方がよいかもしれません。滅菌するために熱湯消毒やお湯洗いをする方もいますが、生地を傷める可能性があります。天日干しやアイロン掛けで対処しましょう。
マスクの洗い方
洗濯機で洗う場合
洗濯表示などで洗濯機で洗えると書いてあるマスクについて、注意したいポイントを挙げます。
肌着用のランドリーネットを用意
洗濯機で洗えるといっても、そのまま洗濯機に放り込むと摩擦で生地が傷んだり、マスクが縮んだりする恐れもあります。ブラジャーなどの肌着用のランドリーネットに入れて洗うようにしましょう。
手洗いモードか弱水流モードで洗濯
洗濯機には「手洗いモード」や「弱水流モード」など、デリケートな素材を使ったおしゃれ着洗いに適している機能が設定できます。マスクも繊細な生地が使われているので、そちらを選ぶとよいでしょう。
手洗いで洗濯する場合
洗濯機の利用が認められていない、洗えるマスクは手洗いで対処しましょう。洗い方は、pittaマスクのようにポリウレタン素材などの丈夫な生地ならもみ洗いができます。しかし、ガーゼは押し洗いでないと生地がへたってしまう場合があります。
浸け置きする
メイクや皮脂などの汚れがひどい場合は、洗面器やバケツに適量の水と中性洗剤を入れて浸け置き洗いすると落としやすくなります。認められる場合は、衣類用の酵素系漂白剤を一緒に入れましょう。浸け置き時間は30分程度に留めると生地が傷みにくいです。
脱水は軽く
脱水はタオルを絞るようなやり方は、マスクが縮む恐れがあります。洗濯機の手洗いなどのモードで脱水をするか、清潔なタオルの間にマスクを挟んで軽くたたき、水気を取る方法もおすすめです。
マスクの干し方
外干しする
脱水したマスクは外に出して天日干ししましょう。洗濯表示で陰干し可とされている場合は、風通しのよい日陰で干します。気になるにおいも取れやすくなります。花粉症の方は花粉情報に注意して、昼前や日没前後など飛びやすい時間を避けるようにすると良いでしょう。
干す際には耳にかけるゴムの部分を吊るすように干すのは避けたほうが良さそうです。pittaマスクのように一体型で丈夫な素材は大丈夫かもしれませんが、マスクのゴム部分が伸びて顔にフィットしにくくなります。
乾燥機は不可
マスクは化繊が使われている場合、熱に弱い場合もあります。乾燥機の熱で劣化することもあるため、外干しを心がけましょう。
次はマスクにアイロンをかける場合の注意点などを紹介します。