樹脂粘土の使い方③保存
使い途中の樹脂粘土を袋の口をしっかり止めて保存していたのに、カチカチに固まってしまったという経験がある方もいるのではないのでしょうか。樹脂粘土は乾燥すると内部の水分が蒸発してしまい、固まってしまいます。一度固まった樹脂粘土は復活させることが難しいので、しっかり保存方法をマスターしておきたいものです。
密封容器に入れて保存する
樹脂粘土を保存するには、食品用の保存容器と、蓋が閉まる保存袋が必要です。使いかけの樹脂粘土を保存袋の中に入れて蓋を閉めます。保存容器の中には除菌アルコールで濡らしたキッチンペーパーか、ウェットティッシュを敷き、中に紙粘土の入った保存袋を入れます。保管している樹脂粘土はなるべく早めに使い切るようにしましょう。
初めて樹脂粘土を作る方におすすめ商品
初めて樹脂粘土を使った作品作りに挑戦する方におすすめの商品をご紹介します。ホームセンターや100均などでも販売されているものなら、手軽に購入できるので失敗も怖くありません。
ポリマークレイ(ダイソー)
なんとダイソーにも樹脂粘土が販売されています。もちろん全て110円という安心のお値段はもちろんのこと、容量も30gという、ミニチュアやちょっとしたアクセサリーで使いきれるサイズ感です。カラーバリエーションは赤、白、黒などの基本的な種類はもちろん、パステルカラーも登場し、人気を集めています。
モデナ
幅広いカラーバリエーションがある「モデナ」は、非常に透明感があり、乾燥するとレジンやニスを塗らなくてもきれいなツヤが出ます。かっちりした雰囲気ながらも、曲げや折れなどの加工も可能なので、フラワーアクセサリーによく使われます。劣化することなく持ちが良いという点も、初心者におすすめです。
グレイス
ソフトな印象の樹脂粘土が「グレイス」。軽くて弾力性があり、フェイクスイーツなどふわふわとした表現の作品に使われることが多いです。乾燥後の耐水性はあまりなく、水に濡れると劣化してしまうのが弱点です。商品のカラーバリエーションはやや少ないので、自分で着色をする必要があります。