暑中見舞いを手作りしよう
暑中見舞いといえば夏の風物詩の定番です。連絡ツールがメールで簡単になったいまだからこそ、心をこめた暑中見舞いはもらった相手の方にも喜んでいただけます。そんな暑中見舞いですが、実際に送るとなるとなにを書いたらいいか迷うこともあるのではないでしょうか。今回は、お子さんも一緒に楽しめる手作りの暑中見舞いのアイデアをご紹介します。
暑中見舞いとは
暑中見舞いを出す時期
暑中見舞いは、暑い夏の時期に相手の健康を伺う季節の挨拶状です。そのため、梅雨が開けて暑くなってから届くようにします。また、昔の暦である二十四節気で、本格的に夏が始まるとされる小暑(7月上旬)や土用(7月下旬)から秋が始まるとされる立秋(お盆前)までに送ります。二十四節気は年によって変わるのでカレンダーなどで確認してくださいね。
暑中見舞いを出す時期
- 梅雨明けから立秋(お盆前)まで
- 小暑(7月上旬)から立秋(お盆前)まで
- 土用(7月下旬)から立秋(お盆前)まで
【二十四節気】
二十四節気とは、1年を季節に合わせて24分割した昔の暦のことです。お話しした「小暑」「土用」「立秋」以外にも、私達になじみのある「節分」や「春分」、「夏至」といった暦も二十四節気です。
暑中見舞いの文面
暑中見舞いの文面は、「暑中お見舞い申し上げます」ということばから始まり、相手の安否確認や自分の近況を書くのが一般的です。しかし、かしこまった暑中見舞いでなければ、それほど厳密に守る必要はありません。暑中見舞いであることがわかるように「暑中お見舞いもうしあげます」などの言葉を入れれば、近況のお知らせや次に会う約束など、自由に使えますよ。
暑中見舞いを手作りするときの注意点
はがきのサイズや記載に注意
はがきには郵便局で購入できる官製はがきと、文房具屋などで購入したり、自分で手作りしたりする私製はがきに分けられます。私製はがきでは大きさなどに下のような規定があります。重さは2~6g、厚みは0.2~0.3mm程度で、普通のはがき程度の厚さがあれば大丈夫です。この規定から外れると料金が高くなったり、届くのが遅くなったりすることがあります。
飾りに注意
つぎに気をつけるのは、はがきの裏面につける装飾です。暑中見舞いは郵送されるため、他の郵便物と擦れることになります。その際に、他の郵便物とテープなどでくっつく、砂絵やクレヨンで郵便物を汚してしまうということがあるので気をつけましょう。また、出っ張るような加工はひっかかって落ちてしまう可能性があるので避けたほうが無難です。
はがき作成時の注意点
- サイズや記載事項に気をつける
- 他の郵便物を汚すようなものや郵送で取れやすいものはさける
次はいよいよ暑中見舞いの手作りアイデアです。
出典:写真AC