暑中見舞いの手作りアイデア【裏面編】
①ちぎり絵
まず下書きを書いてから、のりを付け、ちぎった折り紙や画用紙を貼っていきます。びりびりと紙をちぎる感覚が面白く、あまり難しくないため、小さなお子さんでも楽しんでできます。注意点は、上でもお話ししたとおり、郵送中に他の郵便物とくっつくことがあり、取れやすいので、めくれないようにのりでしっかりとすみまで貼り付け、乾いてから出しましょう。
②塗り絵
筆やペン、印刷された下書きに絵の具などで色を塗るだけで簡単にできるので、ちいさなお子さんでも挑戦しやすいです。絵の具で塗れば味があって目をひきますし、色鉛筆などで季節の絵を塗ってもいいでしょう。クレヨンやパステルなど色移りがしやすいものは、他の郵便物を汚してしまうので避けるようにしましょう。
③消しゴムはんこ
まず、下書きにトレーシングペーパーをかぶせて上からなぞります。なぞった面を消しゴムに当てて爪でこすり、転写したあとカッターで彫ります。100円ショップでもキットが手に入りますよ。消しゴムを彫るのはハードルが高い、という方は100円ショップや文房具屋などに季節に合わせたはんこがあるので、そちらもおすすめです。
④野菜スタンプ
お野菜スタンプはご存知ですか?野菜の断面に絵の具やインクを付け、画用紙やはがきにスタンプするものです。じつはこのお野菜スタンプ、いま食べ物に興味をもたせる「食育」として注目され、絵本も出ているほど密かなブームになっています。暑中見舞いづくりと食育、一石二鳥なお野菜スタンプです。
⑤マスキングテープ
マスキングテープも暑中見舞いに活躍しますよ。薄い画用紙にマスキングテープを貼って切ったものを、下書きをしたはがきに貼り付ければ下書きどおりに形を作りやすいです。何色かのマスキングテープを細かく重ね張りすれば、微妙な色のトーンも出せますよ。こちらもちぎり絵同様はがれることがあるので、テープの端や画用紙の端は気を付けて貼りましょう。
⑥ステンシル
ステンシルは型紙の上から色を付けるアート技法のことです。アート技法といっても、100円ショップにあるもので簡単にできます。ステンシルシートもしくは型紙の上から四角いスタンプパッドや絵の具を付けたスポンジでポンポンと叩いていくだけ。こちらの画像の雲のように、型紙で隠れたところは色がつかず、白く残ります。こちらも簡単に作れますよ。
⑦スパッタリング
次は、スパッタリングというアート技法をご紹介します。スパッタリングは色を付けた歯ブラシを網でこすって色を飛ばし、霧吹きのような効果を出します。こちらも型紙の上から色付けすることで白く色が抜け、それを重ねることできれいな効果も出せますよ。まわりが汚れてしまうので新聞紙などのカバーが必要ですが、お子さんでも楽しくできます。
⑧ポップアップカード
こちらは切手代が少し多めにかかってしまいますが、封筒で送るカードタイプです。画用紙に切り込みを入れて折り目をつければ出来上がりです。ブラザーやペーパーミュージアムなどホームページからシートをダウンロードできるサイトもあります。カッターを使うので、小学生くらいのお子さんにおすすめです。
⑨手すきはがき
手すきのはがきが牛乳パックで作れますよ。牛乳パックを2~3日水につけておくとつるつるした部分がはがれてくるので、はがれた真ん中の紙をミキサーにかけてどろどろにします。それを水の中へ入れ、木枠ですいたら、木枠をはずして乾かせば出来上がりです。一枚ずつの小さな木枠もホームセンターやネットで購入できます。夏休みの自由研究にもいいですね。
つぎは、暑中見舞いにつかえる商品についてご紹介します。