マスキングテープの作り方!材料から印字の仕方まで自作手順を解説

マスキングテープの作り方!材料から印字の仕方まで自作手順を解説

愛好家の多い人気の文具雑貨「マスキングテープ」の作り方特集です。ラベルシートを材料にしたプリンターがなくてもできる簡単なものから、専門業者に頼んで作るプロ級のものまで、さまざまなオリジナルマスキングテープの作り方をご紹介いたします。

記事の目次

  1. 1.マスキングテープとは
  2. 2.マスキングテープ作り方①直接描く
  3. 3.マスキングテープ作り方②テプラで印字
  4. 4.マスキングテープ作り方③家庭用プリンタで印刷
  5. 5.マスキングテープ作り方④業者に発注
  6. 6.まとめ

マスキングテープとは

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マスキングテープとは、片面に粘着力がある文房具店で買えるテープのひとつで「マステ」という略称でも親しまれています。元々は塗装業で、不要な場所に塗料がはみ出さないよう保護用に使われていました。半透明の紙製で粘着力が弱く、接着面を傷めずにはがしやすい特徴があります。

色や柄の種類が豊富

今やすっかり定番の文具雑貨のマスキングテープは、10年ほど前に登場しました。カラフルでさまざまな印字があり、文字の書き込みがしやすいことから、アルバムやラッピングの飾りとして人気があります。

ハンドメイドやアレンジに人気

デザインが豊富で「つい集めてしまう」人気の文具雑貨マスキングテープの、自作方法を手軽なものから順番に4つご紹介いたします。まるでお店で販売されているようなマスキングテープの自作方法は4つめです!ご期待ください。

マスキングテープ作り方①直接描く

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プリンターやテプラがなくても、マステ風シールなら手作りできます。プリンタ用のラベルシートに、好きな図柄を直接書き込んでカットするだけで簡単に作れます。材料のラベルシートは100均でも購入でき、光沢紙やクラフト紙など素材もいろいろあります。

簡単な自作手順

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  1. ラベルシート全体に絵具やスタンプで図柄を描きます。
  2. 定規を使って帯状にカットします(10~15mm程度がおすすめ)。
  3. 保管用にストローや使い終わったマスキングテープの芯に巻き付けて完成です。
材料のラベルシートに合わせて画材を選びましょう。絵具を使う際は水を少なめにすると紙がふやけません。

作り方の参考動画です

作り方のイメージがしづらい場合は、実際の制作手順を参考にするとよいでしょう。こちらは、100均セリアのラベルシートを使った直接描くマステ風シールの制作風景です。材料や仕上がり、手作りの工程がわかりやすくおすすめです。

マスキングテープ作り方②テプラで印字

マステの素朴な雰囲気をインテリアに取り込みたいなら収納ラベリングがおすすめです。マスキングテープのテプラ用カートリッジを使えば、簡単にオリジナルラベルが作れます。使い方は簡単で、専用のテプラ用カートリッジをセットして印字するだけです。

簡単な自作手順

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  1. テプラ本体にカートリッジをセットします。
  2. 希望の文字を打ち込み、通常と同じ要領で印字して完成です。
よりナチュラルな風合いにしたいなら、印刷後に両端をちぎったり、他のマステと重ね張りしてもよいでしょう。手作り風にアレンジできますよ。

マスキングテープ作り方③家庭用プリンタで印刷

家庭用プリンターでオリジナルデザインを印刷するのが、最もスタンダードな手作りマスキングテープです。作り方はラベルシート全体にデザインを印刷して、帯状にカットするだけですが専用用紙を使えばよりマスキングテープの質感に近く仕上がります。

フリーソフトでも面付けOK

印刷面にデザインをレイアウトする作業を「面付け」といいます。複数の画像を使う、同じ画像を繰り返し使いたい、などレイアウトの希望はあるもののどうすればよいかわからない場合はラベルメーカーの出しているフリーソフトを使うとよいでしょう。デザイン用ソフトがなくても、ワードやエクセルでも面付はできますので、使い慣れたソフトを使うとよいでしょう。

簡単な作り方手順

  1. 手書き画像や写真画像を準備します。
  2. ラベルシールのサイズを確認して、面付作業を行います。
  3. ラベルシールにデザインを印字します。
  4. 定規を使って帯状に裁断します。
  5. 保管用にストローや使い終わったマスキングテープの芯に巻き付けて完成です。
手書き画像をパソコンにきれいに取り込みたいなら、コンビニのコピー機のスキャン機能を使うとよいでしょう。USBメモリやスマートフォンに画像データとして転送できます。

おすすめ商品紹介

①マステ風ラベルシート

出典: https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%97%E3%80%80%E7%94%A8%E7%B4%99/

マスキングテープ風のラベルシートも登場しています。用紙サイズは、はがきサイズ・A4の種類から選べます。印刷後は自分で好きな大きさにカットします。テープ状だけでなく好みでカットできるので幅広いシーンで使えます。

②ペーパーカッター

出典: https://www.amazon.co.jp/s?k=%E7%B4%99+%E5%88%87%E6%96%AD&i=office-products&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&ref=nb_sb_noss_2

帯状にまっすぐ切断するのが苦手な場合は、2000円程度で購入できるペーパーカッターを使えば簡単です。定規にピザカッターのような丸い刃がセットされており、定規と台でラベルシートをしっかり押さえてすばやく切断できます。

マスキングテープ作り方④業者に発注

雑貨店などで販売されているような高クオリティの自作マスキングテープを作りたいなら、業者に発注がおすすめです。ネットから注文をすれば、10mmや15mmのテープを芯に巻いた状態のものが自宅に届きます。業者はたくさんあるのですが、「ロット(生産数)」と「デザインの入稿方法」を考えて選ぶとよいでしょう。

初心者にもやさしい「pixivFACTORY」を使った場合の作り方手順をご紹介いたします。

簡単な作り方手順

入稿経験のない初心者で、とにかく手軽にオリジナルデザインのマスキングテープを作りたい方におすすめなのが「選ぶだけ」で作れるサービスを売りにしている業者です。デザイン制作は画像1枚をweb上にアップロードするだけで完了、最低ロット数が1つでOKなところなら初心者でも安心です。

画像を準備するだけでOKだから簡単

  1. 画像を1枚用意する。
  2. pixivFACTORYサイトにアクセスする。
  3. グッズを作る→マスキングテープを選択する。
  4. テープ幅とデザイン長さを選択する。
  5. 「画像を追加」を選択し、枠内に画像を収める。
  6. プレビューを確認しOKなら「保存」を押して注文に進む。
操作はシンプルで、ガイドの通りに進むだけです。簡単に本格的なオリジナルマスキングテープを作ってみたい方におすすめです。

上級者向け「校正が充実」

アートフリマで商品として販売したいなど、手作りマステがたくさん必要で、デザイン入稿経験がある方におすすめしたいのがマプリです。マプリは校正可能な印刷サービスです。校正とは本物が仕上がる前の印刷チェックの工程で、色合いなど最終調整が可能です。最低ロットは100ですが、より本格的なマステを作りたい方におすすめです。

まとめ

おしゃれでかわいい必須雑貨、オリジナルマスキングテープの作り方のご紹介でした。オリジナルマスキングテープには手作り感にあふれたものから、プロ級の本格的なものまでバリエーション豊富な作り方があります。雑貨作りの参考になれば幸いです。

ニシコ
ライター

ニシコ

絶賛育児中。ママ目線で語ります。

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