折り紙のドラゴンの簡単な作り方②東洋の龍
今度は東洋の龍の作り方をご紹介しましょう。東洋の龍は翼はありませんが、蛇のように長い胴体が特徴的です。辰年には折り紙で折った龍を玄関に飾るのもよいでしょう。
ペーパーブロックで作る龍の作り方
龍を折った作品では、神谷哲史の『龍神3.5』が有名です。1枚の紙から折り出すと、やはり難易度が高くなります。その点、ペーパーブロックの龍は簡単です。ペーパーブロックは、折り紙で作る簡単なパーツを組み合わせていろいろな形を作り出します。パーツの作り方が簡単なので、リハビリなどにも取り入れられるほどです。上の書籍には3種類の龍が掲載されています。一つは書籍表紙左下のもの、一つは下の画像の龍です。
胴体部分は3×6cmの紙を折った35個のブロックからなり、頭部は14×14cmの折り紙を折って作っています。ブロック35個は、ペーパーブロックとしては必要数が少ない方です。頭が大きいと感じる場合は、紙の大きさの比率を変えましょう。一番難しいのはしっかりと立つように組み立てることです。頭の重さが前足に乗るようにします。どうしても立たない場合は、土台を作って足を貼り付けたり、後ろに屏風のようなものを立てて、支えるとよいでしょう。
1枚の折り紙で折る龍の作り方
こちらは1枚の折り紙から作られた簡単な龍です。普通の折り紙を横に4等分した大きさの紙を使うので、1枚の折り紙から4頭できます。
難しいことはないのですが、頭の部分になる紙が小さいため、作業が細かくなります。最初に大きめの紙で試し折りをするとよいでしょう。この龍は、リアルな龍を折りたい方にとっては少し物足りないかもしれません。しかし、立体的な頭を形を整えながらつぶせば、年賀状にも貼れます。
リアルでかっこいいドラゴンは難易度が高い
インターネットには、もっとすごいリアルでハイレベルなドラゴンの作品が多数紹介されています。折り図やヒントが掲載された書籍も出版されていますが、とても難易度が高いです。
難易度のやや高い折り紙のドラゴンの作り方
今までご紹介したドラゴンでは物足りない方のために、やや難易度の高いドラゴンをご紹介します。二本足と尾で自立するところがリアルで、翼も大きくかっこいいです。
この動画では、折っている過程と一緒に、右上に折り図が示されます。表裏がはっきりしない折り紙を使っているので、わかりにくいときがあるかもしれません。そのときは、表と裏で光沢や色調が若干違うことに注目し、折り図と合わせて見比べるとわかりやすいです。
すごい作品を観賞するだけでも勉強になる
Designed︰神谷哲史 kamiya satoshi
— そめおり(染折) (@moonstinky) May 16, 2019
エンシェントドラゴン Ancient Dragon
48×48cm
before after
今度はキラキラ✨#折り紙作品 #神谷哲史 pic.twitter.com/LfM5EdxcZX
ハイレベルなすごい作品は、観賞するだけでも勉強になります。かっこいいと思ったところを、部分的にまねして作品に取り入れてみましょう。例えば、尾や羽や角の折り方を少し変えてみるだけでも、世界でただ一つのドラゴンになります。
折り紙のドラゴンや龍を飾って運気をアップ!
折り紙でドラゴンや龍を折ったら、部屋にかっこよく飾りたいものです。せっかく飾るのなら、運気をアップさせるような飾り方をしてみましょう。開運に導く龍やドラゴンの飾り方をまとめます。
龍は風水で開運の最強アイテム
龍(ドラゴン)は風水では最強アイテムだといわれています。龍は、生命の源である水の神であるため、大地の全てのエネルギーや運気と強く関わっているからです。龍を飾ることは「龍を飼う」と呼ばれています。龍に毎日話しかけたり、ほこりをはらったりしてかわいがると、運気が上がるというのです。自分で心を込めて折った龍ならば、愛着がわきやすいかもしれません。いつもきれいな水を口元に置いてあげるとよいそうです。
龍を飾るのに適した場所
龍(ドラゴン)を飾るときには、場所が重要です。基本的には、玄関や部屋に入って右側に置きます。陰陽エネルギーの流れで、右側が龍にとって居心地がよいそうです。電磁波とは相性が悪いので、テレビやパソコンや電子レンジの近くは避けます。龍は水の神なので火と相性が悪く、ストーブやガスコンロなどの近くも適しません。また、辰の向かいの干支が戌なので、犬の置物やぬいぐるみなどとは一緒に置かないようにします。
まとめ
折り紙で立体的なすごいドラゴンや龍を作るのは、一般的に難しいです。しかし、中には簡単な作り方もあります。難易度の低いものからあきらめずに挑戦していけば、リアルでかっこいいドラゴンも作れるようになるかもしれません。折ったドラゴンや龍を正しく飾れば、開運にもつながります。ぜひドラゴンや龍の折り紙に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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出典:筆者撮影