竹刀袋の作り方!剣道愛好者が普段使いしやすいケースはどう作る?

竹刀袋の作り方!剣道愛好者が普段使いしやすいケースはどう作る?

剣道愛好者が普段使いできるような竹刀袋の作り方を紹介しています。材料の素材にこだわることで、手作りの竹刀袋でも長く使い続けることが可能です。基本の作り方にプラスひと手間で、持ち運びの便利さが格段に違ってくるので、ぜひ挑戦してみてください、

記事の目次

  1. 1.手作りの竹刀袋を作ってみよう
  2. 2.竹刀袋の作り方<基礎編>
  3. 3.竹刀袋の作り方<応用編>
  4. 4.手作りの竹刀袋で剣道を楽しもう

手作りの竹刀袋を作ってみよう

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竹刀袋は普通に買うと5000円以上かかるものがあり、オーダーメイドになるとその倍以上になってしまいます。剣道をする方にとっては必需品ですので、せっかくなら自分だけのオリジナル竹刀袋を手作りしてみるのはいかがでしょうか。より自分の持ち物に愛着を持ち、大切にできます。

剣道愛好者が普段使いしやすい竹刀袋とは

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

普段使いする竹刀袋であれば、何度も出し入れすることが考えられるので、底の布はしっかりした生地の素材を選びましょう。デニムや合皮の素材を使うのもありです。また稽古用の竹刀の他、普段から予備を持ち歩く場合は、3本入れのサイズを作ると一層便利になります。

手作り竹刀袋の材料

フリー写真素材ぱくたそ

竹刀袋(1本用)の材料

  • 表布:35cm×145cm
  • 裏布:35cm×150cm
  • 底布:35cm×10cm
  • 紐:5cm×110cm

縫い代は全て1cmで、それを含めたサイズで紹介しています。表布に関しては好きな柄でいいのですが、竹刀袋の幅に収まるサイズの柄を選ぶようにしましょう。着物の素材を再利用するのもおしゃれです。また底布に使う一例として、鞄や車に使う素材を使用すると、手作りでもしっかりと長持ちさせられます。

ラミネート生地を使うのもあり

Photo bydoctor-a

表布にラミネート生地を使うと、雨の日にも気にせず使えるので便利です。ご家族に作ってあげたものを汚して帰ってきたとしても、寛大な心でいられます。材料費に余裕があれば選択肢に入れてみましょう。見た目にも個性ある竹刀袋になります。

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竹刀袋の作り方<基礎編>

ここでは上記の材料を基に、紐で縛るタイプの竹刀袋の作り方をご紹介します。縫い代は全て1cmなので、ミシンなら印をつける必要はありません。ちなみに裏布については、厚手で張りのあるものを選ぶと強度が増すので、長く使い続けられます。材料費が多少高くついても、後々のことを考えて揃えておきたいところです。

手順①底布と表布を縫い合わせる

まずは表布と底布を、縫い付けた後の長さが150cmになるように調整してから、中表に合わせて縦の部分を縫い合わせましょう。そのとき上から15cmを縫い、20cm開けて、35cmのところから端までを縫います。開けた部分が竹刀の入り口部分となるのです。裏布も同様の手順となります。

手順②底を作る

縦が縫い終わったら上と下の部分を縫い、表布・裏布それぞれに底を作ります。底ができたら不要な部分をカットした方がいいでしょう。できあがりがきれいになります。ちなみに上下を縫うときは、縫い代が中に入るようにして縫いましょう。そうすることで横に膨らむのを防げます。

手順③表布の中に裏布を入れ縫い合わせる

表布を裏返して、外側が見えるようにします。その表布の中に仕上げた裏布を入れましょう。きれいに2枚が重なるよう待ち針で合わせ、入り口部分を一周縫い合わせます。最後に上から15cmの部分の中心辺りに紐を縫い付ければ完成です。

紐の作り方

Photo by Hyougushi

紐はアイロンで1cmの縫い代を付けた後、半分に折り、端の部分も同じく縫い代1cmにして折ります。そのとき最初に折った縫い代の片方だけを開いてから折りましょう。その後半分の折り筋で折り、最後に開いていた片方の縫い代を隙間へ折り込むと、きれいに仕上がります。そのまま周囲を縫ったら完成です。

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竹刀袋の作り方<応用編>

Photo by peachykeen103

基本の材料にプラスしてひと工夫すれば、持ち運びにさらに便利な竹刀袋が作れます。ここでは応用編として、ついていたら嬉しい機能をご紹介していきます。持ち運びのときを考慮し、剣道での自分の用途や嗜好に合わせて、自由に組み合わせてみましょう。

肩にかける紐の作り方

肩にかける紐を追加すると、持ち運びの際大変便利です。ひと手間かけてもつける価値はあるでしょう。紐の作り方自体は基本のときと同様です。長さは好みに合わせて調節しましょう。縫い終わったらその上に竹刀を置き、位置を決めたら竹刀袋に縫い付けて完成です。

ナスカンを使う方法も

直接紐を縫い付けるのではなく取り外し可能になるナスカンを使うと、気分や服装に合わせて紐を替えられるので便利です。長さを自由に変えられるので、育ち盛りのお子様にも使えます。長く使い続けるのに重宝するアイテムです。

カードケースを縫い付けて名前を入れる

竹刀袋に名前を入れたい方は、カードケースを縫い付ければ簡単です。縫い付けやすいようソフトタイプのものを選びましょう。他に100均などで売られているクリアファイルなども使えます。後はパソコンや手書きで名前を作成し、その紙をケースに入れれば完成です。

小物ポケットを付ける

竹刀袋にも小物ポケットを付けると、何かと重宝します。サイズは自由ですが、同じサイズの布を2枚用意しましょう。そのうちの上蓋になる1枚を半分に折り両端を縫ったら、表に返して端を縫います。もう一枚はポケット用で、上部を2cm折って縫います。両端と底は1.5cm縫い代をとりましょう。後は縫い付けて完成です。

スナップを付けるとさらに便利に

上蓋部分にプラスナップでスナップボタンを取り付けると、さらに便利になります。落失防止につながるのでおすすめです。ちなみにポケットを縫い付ける際は、上蓋とのバランスを見ながら、きれいに重なるよう意識して縫っていきましょう。

手作りの竹刀袋で剣道を楽しもう

Photo by i see world in lines

手作りの竹刀袋は自分の思い通りにカスタマイズできるので、道具に一層愛着がもてます。長く使い続けるためにも、布の素材にはこだわりたいところです。肩にかける紐やカードケースを付けるひと手間で、より使い道が広がることでしょう。自分だけのとっておきの竹刀袋で、これからも剣道を楽しんでください。

凪華
ライター

凪華

興味を持っていただける記事が書けるように頑張ります。

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