消しゴムはんこを活用した図案アイデア
消しゴムはんこを手作りしたら、おしゃれに活用したいものです。画像は、犬の顔と吹き出しと文字の図案を組み合わせてメッセージを伝えるデザインにしてみました。文字は手書きで入れるのもおすすめです。他にはどのような活用法があるでしょうか。
アイデア①手紙やカードに押す
消しゴムはんこは手紙やカードなどに押すとおしゃれです。飾り気のない便せんや封筒やカードが大変身しますし、季節感を演出できます。1つか2つのはんこを重ねて押すだけでも素敵です。その場合の図案とデザインは、同系色でまとめることと、余白を生かすことがポイントです。
アイデア②手帳に押す
切れ端の消しゴムで作った小さな図案のモチーフは、手帳やダイアリーに押すのにぴったりです。育児日誌にも応用できます。哺乳瓶のマークでミルクの時間、おむつ、ベビーカーのマークでお散歩、スプーンのマークで離乳食など、工夫してみましょう。手帳や日記を書くのが楽しくなりそうです。
アイデア③付箋に押す
消しゴムはんこを付箋に押すのもおすすめです。ラインを窓枠風に押して、犬がのぞいているようにデザインすれば、可愛いメモになります。ラインの色やマークで分類すれば、自分に必要な資料を見つけやすくなって便利です。誰かにメッセージを伝えるときにも、おしゃれな付箋なら好感度がアップするかもしれません。
アイデア④子どもの宿題に押す
こちらは、前述の犬の顔を、わざとのっぺらぼうで作りました。そうすれば自分で好きなように、表情を書き足すことができるのです。併せて吹き出しのはんこを押し、一言添えます。丸付けをした後の直筆のメッセージは、子どもにとってうれしいものです。また、がみがみ言われると腹が立ってしまうようなセリフも、このような伝え方なら受け入れやすいかもしれません。
消しゴムはんこで手作りする年賀状の図案
せっかく消しゴムはんこを手作りしたら、年賀状も消しゴムはんこで手作りしてみましょう。画像は、梅の花と「春」の文字を合わせた図案です。簡単なはんこ一つでも、新しい春を迎える雰囲気を演出できます。
初心者でも簡単な消しゴムはんこの年賀状
初心者でも簡単に手作りできる年賀状は、あまり大きくないはんこを組み合わせるデザインです。画像は、これまでに出てきた図案の中から、ねずみ、松竹梅、「春」の文字、ライン、吹き出しを組み合わせています。色によっても雰囲気が変わるため、試し押しをしながら色を決めるとよいでしょう。エンボス加工を組み合わせることもできます。その場合は、加工したい部分のインクが乾かないうちにエンボスパウダーをふりかけ、エンボスヒーターで加熱しましょう。
葉書き大の消しゴムを使うときのコツ
刷るときは「ばれん」でこする
「せっかくだから、葉書き大の消しゴムはんこで手作り年賀状に挑戦したい」と思う方もいるでしょう。基本的な作り方は、小さなはんこと同じです。ただし、版が大きいため刷るときにはコツが必要です。着色するときは、版を机に置いたままで、スタンプをぽんぽんとつけます。葉書を消しゴムの角に合わせて乗せ、上に紙を一枚乗せてばれんでこすります。紙を乗せるのは、周りについたインクで葉書の表やばれんが汚れないようにするためです。
かすれが気になる時
版が大きいと、最初につけた部分のインクが乾き、かすれを生じやすくなります。多少のかすれは「味」になりますが、表情などくっきりさせたい場所もあるかもしれません。その場合は、葉書がずれないように半分をばれんでしっかり押さえて、残りの半分だけをめくって色付き具合を確認します。必要に応じてインクを足して葉書を元通りに被せてこするのです。残りの半分も同じ要領で色を確認、修正します。
消しゴムはんこを楽しもう!
消しゴムはんこは安価な材料で気楽に楽しめます。子供でも初心者でも簡単に、おしゃれで可愛いはんこを手作りできることも魅力です。工夫次第でさまざまな場面で活用できます。年賀状を印刷やメールで済ませる方も多い時代ですが、消しゴムはんこで年賀状を手作りするのもおすすめです。ぜひ消しゴムはんこを日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
出典:筆者撮影