はじめに
昔から家でできるクラフトとしてプラバン作りがありますが、現在でも子供から大人まで楽しまれています。現在のプラバン作りは昔と少し変わってきており、アクセサリーからキーホルダーまでおしゃれでかわいいプラバン作りが流行しています。今回はプラバン作成アイデア8選をご紹介してまいります。必要な材料や作り方も合わせてみていきましょう。
プラバンとは
プラバンとは”プラスチックの板”の略称で、「プラ板」と書かれることもあります。自宅で簡単にできるクラフトで、プラスチック製の板を使用してアクセサリーやバッジやキーホルダーなどのさまざまなアイテムを作れます。子供でも手軽に作れるので、ハンドメイドの中でも注目を集めています。
プラバンの原理
プラバンのハンドメイドは、プラバンが熱で縮む習性を利用して行います。プラバンに使用される主な素材としてポリスチレンが挙げられますが、これはスチロール樹脂とも呼ばれています。プラバンは元の大きさから薄く伸ばされたポリスチレンなので、熱を加えることで元のサイズに戻ろうとします。そのため、プラバンが「縮む」というより「元の大きさに戻る」と言い方が正しいです。
プラバンによって縮む比率が違う
縮むプラバンの中でも薄く伸ばされている具合によって、プラバンが小さくなる比率が変わってきます。薄く引き伸ばされているものの方が厚みのあるプラバンよりも縮む比率は大きくなります。ものによっては縦と横がバランスよく縮まないという場合もあります。
遊びから本格的なものまで
プラバンは小さい子供にはバッジやキーホルダーなどを簡単に作れるクラフト遊びとして、大人には本格的なアクセサリーやストラップなどおしゃれなアイテムを作るツールとして幅広く楽しまれています。ラメ入りでかわいいアクセサリーや文字入りネームプレートなど、プラバンをハンドメイドするための材料や作り方を見ていきましょう。
プラバンに必要な材料
プラバンをハンドメイドするために必要な材料をご紹介してまいります。材料をそろえたいときにダイソーなどの100均で安価に揃えれるものも多いため、コストがかからないクラフトです。プラバンをハンドメイドするために必要な材料をチェックしていきましょう。
プラバン作りの基本的な材料
プラバン
ハンドメイドで使用するプラバンは必ず”縮むタイプ”のものを選びましょう。プラバンには透明タイプ、白色タイプ、フロストタイプ、インクジェット印刷タイプの4種類があります。初心者には下絵が写せる透明タイプがおすすめです。
イラストを描く道具
プラバンにイラストを描くために必要な油性ペンや色鉛筆、絵の具などが必要です。油性ペンでしたら手早く簡単に塗れますし、絵の具でしたらイラストに立体感を与えれます。色鉛筆ではより鮮やかに色彩を表現することが可能です。
プラバンを切る道具
初心者であればハサミの方が扱いやすいかもしれませんが、慣れてくるとデザインカッターを使用するとなめらかかつきれいな断面に仕上げれるのでおすすめです。
トースター
オーブンレンジもしくはトースターで熱を加えていきます。使用しているレンジやトースターのワット数によってプラバンを加熱処理の時間が変わってくるので、取り出すタイミングの見極めが必要です。
アルミホイル/クッキングシート
トースターでプラバンの下に敷くために必要な材料です。アルミホイルはくしゃくしゃにして使います。プラバンがくっつきにくいのはクッキングシートです。クッキングシートを使用する場合は表面のザラザラがそのまま加熱処理後のプラバンに写ることがありますので、その点をふまえて使用しましょう。
雑誌などのおもし
熱して縮んだプラバンの形を維持するために使います。熱した直後におもしをする必要があるので、トースターやオーブンレンジの近くに置いておくとよいでしょう。
ラメやトップコート
キラキラとゴージャスなプラバンアイテムを作りたい場合は、ラメや装飾パーツやマスキングテープがおすすめです。仕上げ用にトップコートのマニュキアやレジンを塗ると色落ちしないきれいなプラバンになります。