マスクの正しいつけ方・外し方
マスクは正しく使って初めて、インフルエンザや花粉症を防ぐ効果があります。しかし、正しく使っている方は意外と少ないかもしれません。マスクの使い方、外し方を学んで、インフルエンザや花粉症を効果的に予防しましょう。
マスクの正しいつけ方
マスクはまず、紐の部分を顔の大きさに合わせて、程よく伸び縮みさせます。マスクの上下や表裏を確認し、マスクの真ん中の鼻の部分に折り目を入れてください。プリーツタイプの場合はプリーツを広げて顔に当て、紐を耳にかけます。ゴム紐と耳の裏の間に指を入れて、ゴムの力が耳の裏に均等にかかるように調整しましょう。鼻の両側、頬、あごの部分などを手や指で押さえてフィットさせます。
それ以前に、顔に合ったサイズのマスクを選ぶのが大切なことは言うまでもありません。大きすぎると隙間ができたりずれたりしますし、小さすぎると耳の裏が痛くなったり、肌が圧迫されたりします。マスク着用中はマスクのフィルター部分にはなるべく手を触れないようにしましょう。内側だけでなく表面にも、ウイルスや花粉が付着しているからです。
マスクの正しい外し方
マスクを外すときにも、フィルター部分には触れないようにします。ゴム紐部分だけを持ってマスクを外し、そのまま捨てましょう。できればビニール袋に入れたり、蓋付きのごみ箱に入れて、マスクに付着したウイルスや花粉が飛び散らないようにしたいものです。マスクを外した後は、石鹸で手を洗い、肌に保湿クリームを塗ります。肌へのダメージを防ぐためにも感染予防のためにも、マスクはこまめに交換しましょう。
まとめ
インフルエンザ予防や花粉症対策でマスクを必要とする機会は、年々長くなっています。近年はファッションで着用する方や、他人の視線を避けて安心感を得るために常時マスクを着用する方もいるのです。マスクの需要が伸びるに従って、マスクによるトラブルも増えています。耳が痛い、肌がかぶれるなどの不快感はつらいものです。
耳が痛くない、小顔に見える、化粧が崩れないなど、目的に応じて改良されたマスクも多数販売されてきています。顔や耳の形が千差万別のため、どのマスクが最適化は自分で使ってみるのが一番かもしれません。しかし、マスクによる悩みを軽減する安価なグッズや簡単な解消方法もいろいろあります。自分の症状や生活に合った方法で、マスクを着用する時間を少しでも快適に過ごしましょう。
出典:筆者撮影