ラップブレスレットの作り方<応用編>
基本の編み方がわかったら、応用の仕方をご紹介しましょう。こちらのラップブレスレットは、6mmビーズの間にところどころ丸小ビーズ(1列3個)を入れてアクセントにしています。ボタンの赤と色調を合わせているのがポイントです。初心者の方は幅があまり変化しないようにすると編みやすくなります。他にはどんな応用法があるでしょうか。
丸型以外のビーズで個性的に
こちらは丸型以外のビーズを使っているので個性的な印象です。細い涙型のビーズの太い側と細い側を交互に組み合わせることで、まっすぐ編んでいます。渋い色でメンズにも使えるデザインになりました。このように長さのあるビーズを使ったり、ビーズを数個連ねて幅広に作る場合は、1つ注意点があります。
編み始めと終わりは小さめのビーズを入れて狭くすることです。最初と最後に革紐を結んでいるので、革紐が三角形に狭くなることに注目してください。これを無視して、最初から幅広で始めようとたり、幅広のまま編み終わろうとすると不自然さが生じます。幅が狭くなった革紐にビーズが押し出されたり斜めになったりしてしまうのです。革紐の三角形に形を合わせて編むときれいに仕上がります。
長く編んで華やかに
長く編んで2~5連に仕上げるのもおすすめです。この作品はビーズ(大)と、ビーズの大きさに合わせて直径1.2mmの革紐(2m)を使っています。手首1周分ごとに色を変えました。青系の色でまとめたので落ち着いた雰囲気で、メンズにもレディスにも使えます。手順はずっと同じなので必要なのは根気だけです。ちなみにこの作品には5~6時間かかりました。
チャームをつけておしゃれに
ブレスレットが少し寂しい仕上がりになったときは、チャームをつけるのがおすすめです。100均にもイニシャルやメタルパーツのチャームがたくさんあります。Oリングを使って革紐に接続しましょう。色違いでメンズとレディスを作ってイニシャルのチャームを飾り、カップルでつけるのも素敵かもしれません。
数珠ブレスレット風にも
ちなみにこのラップブレスレットは、100均の数珠をばらして数珠ブレスレット風にしています。自分の願いに合ったパワーストーンのビーズをアレンジするのも素敵です。もしも数珠ブレスレットが切れても縁起が悪いと思う必要はありません。自分に降りかかろうとした厄災を数珠ブレスが請け負ってくれたと考えて、新しいものを用意しましょう。
重ねづけで自由にアレンジ
複数のラップブレスレットを重ねづけするのもおしゃれです。組み合わせによってメンズにもレディスにもなり、多彩な表情を見せます。たくさん手作りして、自由なアレンジを楽しみましょう。
うーん、かっこいいメンズのラップブレスレットも簡単にできるんだな。でも初心者は材料を一から揃えるのはたいへんかなあ。
そんなときにはキットがおすすめよ。キットなら必要な材料が揃っているから安心ね。
出典:筆者撮影