ラップブレスレットの作り方!初心者でも簡単手作りできる材料・手順は?

ラップブレスレットの作り方!初心者でも簡単手作りできる材料・手順は?

ラップブレスレットは根強い人気を誇るおしゃれなブレスレットです。チャンルーのラップブレスレットが有名ですが、100均などの材料で手作りでき、作り方も簡単です。ラップブレスレットの材料や作り方、メンズにも応用できるデザインやつけ方などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ラップブレスレットとは
  2. 2.ラップブレスレットに必要な材料・道具
  3. 3.ラップブレスレットの作り方<基本編>
  4. 4.ラップブレスレットの作り方<応用編>
  5. 5.ラップブレスレットの作り方<キット>
  6. 6.ラップブレスレットのつけ方
  7. 7.まとめ

ラップブレスレットの作り方<基本編>

出典:筆者撮影

チャンルー風のラップブレスレットの編み方は簡単で、子供でもできます。この画像の1連ラップブレスレットは10歳の子供が100均の材料で作ったものです。卒業するお兄さんへのプレゼント用に学年色のボタンをあしらい、渋めのゴールドを効かせてメンズのブレスに仕上げています。完成まで2時間程度でした。そのくらい簡単な編み方なので、気軽にトライしてみましょう。

ボタン部分の作り方

出典:筆者撮影

ボタンをつける

まず革紐の中央にボタンを通し、革紐を二つ折りにします。2本の革紐を揃えて、ボタンの近くでひと結びしてください。このボタンがラップブレスレットの留め具になります。いろいろなビーズを編みこむ場合は、どんなビーズをどんな順番で配置するか考えて、あらかじめ並べておきましょう。

革紐を固定する

出典:筆者撮影

浅くて丈夫な空き箱の両側に、画像のように2本ずつ切れ目を入れます。ボタン側(編み始め側)は切れ目の間を狭めに(8mm前後)、反対側は少し広めに(1.5cm前後)すると編みやすいです。切れ目に革紐を挟み込んでピンと張り、固定します。適当な箱がなければ、ボタン側(編み始め側)をマスキングテープなどでテーブルに固定してもよいです。

革紐の向き

箱を置く向きは画像のように、ボタンが左か右に、革紐が横になるように置くのがおすすめです。ネット上で見かける画像の多くは、ボタンを上に、革紐が縦になるように置いています。この場合、利き手側からは針を通しやすいですが、反対からは通しにくいです。毎回箱を反転させる方もいます。横向きに置けば針を通す向きは上から下、下から上となり作業が簡単です。

編み始め

出典:筆者撮影

糸の始め方は二通り

糸は2m程度に切って、ビーズ針に通して2本どりにして使います。丈夫な糸やテグス、アクセサリーワイヤーなどを使う場合は1本どりでも構いません。一般的にネットに紹介されている始め方は画像の方法Bで、糸を革紐にかけてから両端を針に通します。この方法の利点は糸端の処理が不要なことです。欠点としては、編んでいるうちに糸が針から抜けやすいことが挙げられます。

長所と短所を考慮して選択

方法Aでは糸を針に通して二つ折りにし、糸始末(後述)ができる程度を残して革紐に結んでいます。糸端を後でビーズに通して始末する手間が必要です。しかし、糸を引いても針から糸が抜けることはないので、何度も糸を通し直すストレスからは解放されます。一長一短あるのでお好みでよいのですが、本記事では方法Aを採用しました。

ビーズの編み方

出典:筆者撮影

ビーズ1つ目行き

それではいよいよ、ビーズの編み方を手順にしたがってご説明していきます。手順は、1つのビーズの中を針と糸が行って帰って、往復しながら進みます。まず、ビーズ針が革紐aの上を通って、1つ目のビーズを拾い、もう一本の革紐bの下に抜けるようにします。うっかり革紐の上に抜いてしまうことがあるので、「上→ビーズ→下」と唱えるのもよいでしょう。

出典:筆者撮影

編み方は最初から最後まで統一

実際の作業イメージは、1個目ではないのですがこちらの画像のようになります。逆に、ビーズ針が革紐aの下を通って、1つ目のビーズを拾い、もう一本の革紐bの上に抜ける(下→ビーズ→上)ほうがやりやすい方はそれでも結構です。どちらかに決めて、最初から最後まで行きも帰りも、同じ編み方を続ければ問題ありません。今回は前者の編み方で説明を進めていきます。

ビーズ1つ目帰り

出典:筆者撮影

次の手順では今入れたビーズの中を戻ります。ビーズ針が革紐bの上を通って、今通した1つ目のビーズの中を帰り、革紐aの下に抜ける(上→ビーズ帰り→下)ようにします。この手順で革紐bに糸がかかり、ビーズが編みつけられるのです。ビーズの中では、糸が行って帰って一往復しいています。「下→ビーズ→上」で編む方は、「下→ビーズ帰り→上」で帰りましょう。

ビーズ2つ目行き

出典:筆者撮影

手順を2つ目のビーズに進めていきましょう。1つ目と同様に、ビーズ針を革紐aの上を通し、2つ目のビーズを通して、革紐bの下に出します(上→ビーズ→下)。革紐aに糸がかかったことを確認しながら、糸を引き締めてください。

ビーズ2つ目帰り

出典:筆者撮影

またビーズの中を戻ります。ビーズ針を革紐bの上を通し、今通した2つ目のビーズの中を通って帰り、革紐aの下に出るようにします(上→ビーズ帰り→下)。糸を引き締めて、革紐bに糸がかかったことを確認しましょう。ビーズとビーズの間が開かないようにします。

糸は適度に引く

前に編んだところが緩みがちですが、その都度引き締めながら手順を進めることが大切です。しかし糸を強く引き締めすぎると、ビーズとビーズが一部重なり合って編地がでこぼこしてしまいます。ビーズが平らに並ぶように程よく糸を引きましょう。

手順を繰り返す

出典:筆者撮影

あとは、革紐aの上→新しいビーズ→革紐bの下、革紐bの上→ビーズの中を帰る→革紐aの下、という手順の繰り返しです。ある程度の長さになったら、箱やマスキングテープを外し、手首に巻いて長さを確認します。ボタンに革紐を引っかける部分の長さや、ゆとり加減を加味することも大切なポイントです。お好みの長さまで編みましょう。

糸の始末と継ぎ方

出典:筆者撮影

ビーズの際で糸を結ぶ

好みの長さまで編めたり、糸が足りなくなってきたりしたら、結ぶだけの長さを残して糸の始末をします。糸始末に必要な糸の長さは、曲がるビーズ針をお使いの場合は短め、長くて曲がらない針をお使いの場合は長めに必要です。糸始末の手順は、糸が針の部分で輪になっているので、これを切ります。片方を移動させて革紐をまたぎ、できるだけビーズの際でこま結びしましょう。

糸端をビーズに通す

出典:筆者撮影

糸端を2本をまとめてビーズ針に通し、ビーズの中を通しながら数個分戻ります。できれば結び目をビーズの中に引き込み、編んだ糸の上をたどるように戻ると、編み上りがきれいです。最後はビーズの際で糸を切ります。糸を継ぐ場合は、編み始めと同じ手順で新しい糸をつけて編み続けます。編み始めの糸端も、終わりの手順と同様に始末しましょう。

留め具の作り方

出典:筆者撮影

糸の始末が終わったら、2本の革紐abを縛ります。最初につけたボタンが軽く通る程度に間を開けて、もう一度縛りましょう。親子や男女で共用したい場合は、もう1回結んでボタン穴を2個作ると、長さの調整が可能です。

糸の形が対称になる作り方

出典:筆者撮影

今までご紹介した編み方では、画像のように2本の革紐にかかる糸の形が違います。気になる場合は、ビーズ針を2本使用してビーズ内で交差させる編み方がよいかもしれません。

出典:筆者撮影

この編み方では1つ目のビーズの中に糸の中心を合わせて手順開始です。糸の両端にビーズ針をつけます。編み方は先程と同様に、革紐の上→ビーズ→革紐の下という手順の繰り返しです。ビーズの中で2本の糸が交差することになります。この編み方でも、ビーズが平面に並ぶように、両方の糸を同じ力でほどよく引き締めながら編むことが大切です。

へえ、僕にも簡単にメンズブレスレットが手作りできそうだな。でも、もっと違った雰囲気で個性を表現したいな。

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ラップブレスレットの作り方<応用編>

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