精油は日本アロマ環境協会で推奨されている安全な濃度で設定しています【基材(=ベースになる材料)に対して1%以下】。キャリアオイルは色々ありますが、使用感・価格ともに人気でどんな肌質にも使えるホホバオイルが使いやすくおすすめです。
材料
- ミツロウ:4g
- キャリアオイル:20mL
- お好みの精油:4滴
精油1%濃度の覚え方
- 精油は1滴が0.05mLです
精油1滴で1%濃度のものを作るとすると5mLの基材が必要
【0.05mL ÷ 0.01% =5mL】
手順①
手順②
電子レンジの場合は、数秒~数十秒ずつ様子をみながら溶かしてください。
手順③
ミツロウは温度が下がってくると写真のように白く固まってくるので精油はすばやく加えましょう。
精油の滴下方法
瓶を斜め下に傾けて静かに滴が落ちるのを待ちます。落ちてこない時は瓶の向きを変えたりして再度お試しください。
※振って精油を出すと1滴の量が変わってしまうので注意!
手順④
こちらを使うとスティックタイプのものが作れますよ!
注意事項
- 使用は1ヶ月以内を目安に
- 3歳未満のお子さんには使用しないこと
- 肌の弱い方・アレルギー体質の方は使用前に必ずパッチテストを
- 柑橘系の精油を使った場合、肌につけてから5~6時間は日光にあたらないこと
- 妊婦・高齢者・アレルギーの方などが使えない精油やキャリアオイルがあるので確認を
防腐剤を使っていないので、その都度使い切れる量を作っていくのがいいですね!
柑橘系の精油には「光毒性」とよばれる、肌につけて日光にあたるとシミや炎症など肌トラブルのもとになる成分が含まれています。
練り香水の作り方【超かんたんレシピ】
次は白色ワセリンに精油を混ぜるだけのかんたんな作り方をご紹介します。基材を溶かす作業もないので本当にあっという間にできますよ。白色ワセリンより純度が下がりますがヴァセリンを代用してもOKです。
材料
- 白色ワセリン:適量
- お好みの精油(香水):ワセリンに対して1%濃度
香水を使えばホワイトムスクや石鹸など、精油とはまた違った香りのものが作れます。
そうそう、石鹸の香りを精油で再現するのは結構むずかしいんだよね。
手順①
手順②
手順③
本当にかんたん!白色ワセリンは固さが変わらないから急いで混ぜる必要がないのがいいね。
アロマクラフトの際、精油1%濃度は【基材5mLで1滴】と覚えておくと便利です!